漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』は、2017年9月から講談社とまんが王国との共同プロジェクトとして、まんが王国にて独占先行配信されている丘上あい先生による人気漫画です。
2020年4月には女優・新川優愛主演でタイトル「ギルティ~この恋は罪ですか?~」としてドラマ化されるなど、大注目の作品です。
ギルティ40話は、記憶喪失の瑠衣は秋山と一緒に生活することに。
しかし、爽にとっては気持ちの整理がつかず・・・。
本記事では、『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』40話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』40話のあらすじネタバレ
久しぶりに爽がチートンに飲みに来たことを純粋に喜ぶ店長の龍でしたが、明らかに爽の様子がおかしいことに気づき、何があったのかと尋ねます。
爽は泣きながらこれまでのことを話しました。
話を聞いて、龍とバイトの未来はドン引きします。
あの高さから落ちて2ヶ月間瑠衣が意識不明だったのは本当だと思けれど、受け入れられないと言う爽に、せっかく元彼といい感じだったのにと龍は言います。
爽の言葉に未来は、瑠衣が落ちた現場に爽もいたのかと尋ねました。
その頃、秋山の元へ、泉川から荷物と手紙が届きました。
荷物には子どもの頃、瑠衣が持っていたミミという猫のぬいぐるみが入っていたのと、泉川からの手紙には、自分で瑠衣を救えると思ったけれど無理だった、今は秋山しか瑠衣の拠り所はないからお願いしますと書かれていました。
秋山の店にアルバイトに来ている若菜の娘、恵那と一緒にずっと遊ぶ瑠衣の姿を見て、若菜も瑠衣はまるで子どものようだと思いました。
若菜は爽と電話をするも、瑠衣は恵那と同じくらいの子どもにしか見えなかったと言い、秋山も瑠衣のことが放っておけないのだと思うと言いました。
夜ご飯を食べながら、秋山は瑠衣に、子どもの頃、海に行ったことを覚えているか?と尋ねると、瑠衣はとても詳しくその時の様子や状況を話し始めます。
秋山ですら覚えていないことを話し始めることにとても驚いてしまいました。
その後、秋山は瑠衣にちょっと出かけてきてもいいかと断りを入れてから、家を出ました。
秋山が向かったのは、爽の会社でした。
ちょうど退社してきた爽に声をかけます。
その頃、瑠衣は、ぬいぐるみのミミの背中のチャックを開け、スマホを取り出し、泉川とのやりとりをしていた交換日記の写メを読んでいました。
――――― 泉川は昔の瑠衣との交換日記の写真を撮りながら、過去のことを思い出していました。
ある日、瑠衣の母親、明奈が、旦那に追い出されて瑠衣を取られてしまうと泣きついてきました。
少し戸惑っている泉川に、明奈は泉川にキスをしだし、もう半年以上していないと言って、泉川の股間を触り始めました。
そしてそのまま2人は愛し合うことに・・・。
その後しばらくして、明奈から呼び出された泉川は喫茶店に行くと、旦那と離婚が決まったと言い、瑠衣も引き取れるようになったと話します。
それを聞いた泉川は、大学を卒業したら一緒になってもらえないか、明奈のことが好きだと告白しました。
すると明奈はかばんから、胎児のエコー写真を見せます。
泉川はもしかして僕の・・・?と尋ねると、明奈はそうだと言いました。
少し動揺するも泉川は、ちゃんとするし、昔から自分の家族を持つのが夢だった、貯金もあるし学校をやめてもいいと嬉しそうに言いました。
すると明奈は無理だ、もう堕ろしたとあっさり言いました。
そしてお金だけ払ってほしい、バレたら困るでしょう、でも瑠衣の家庭教師はこのまま続けてほしいと言いました。
泉川の中で何かが壊れる音がしました。
明奈は悪魔だ。
その悪魔と同じ顔を持つ瑠衣は同じような悪魔なのに、自分の言うとおりに動くから面白いと。―――――
泉川と電話で話した瑠衣は嬉しそうでした。
その頃、秋山は会社に来たことを謝るも爽と連絡が取れなくなったことを心配していたと言いました。
爽は無視をしていたことを謝り、瑠衣が子どものふりをしていることに気持ちの整理がつかないと言いました。
すると秋山は今までの瑠衣とは違って、昔の瑠衣に見えると言うと、爽は、秋山はやっぱり信じているんだと言いました。
爽はもう帰ると言って、秋山の手を振り切ると、爽は瑠衣を受け入れて待っていろというのは無理だと言いました。
しかし秋山は確証が持てるまでは瑠衣のことを信じてやるしかできないと言います。
爽は泣きながら、あんな状態の妹を放っておくような人なら好きになっていないと心の中で思うも、仲良し兄妹をやっていればいい、私はイチ抜けたと言いました。
すると秋山は、お前が助けた命だからだと言います。
――――― あの日、瑠衣が落ちた時、動揺して何もできなかった秋山の横で、爽は救急車を呼んだり、心肺蘇生をしたりしていたのでした。
爽は秋山のために、瑠衣には死んでほしくなかったから。 ―――――
秋山は泣いている爽を後ろから抱きしめ、「お前がいてくれたから」と言いました。

漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』40話の感想と考察
怖い過去が明らかになっていましたね。
まさか泉川が明奈とそんなことになっていたとは、恐ろしい過去があったのですね。
それに瑠衣を自分の思うように操れているということは、この先、泉川は何を企んでいるのでしょうか。
瑠衣は泉川に操られていることを知らずして、子どものふりを装っているということですよね。
ずっと演じているのも、本当に怖いです。
それと瑠衣が落とされて心肺蘇生をしたのは爽だったことに驚きました。
一番憎い人なのに、一番好きな人の為に助けてあげた。
でもまさかこんな形で瑠衣が帰ってくるとは思わなかったし、せっかく秋山と爽が復縁しそうな感じだったのに、どこまで二人を不幸にするんだろうと思いました。
これから瑠衣と泉川がどんなことをしだすのか、次が楽しみです。
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