2020年2月3日発売の週刊ヤングマガジン2020年10号で、『みなみけ』382話が掲載されました。
『みなみけ』382話はチアキのクラスでのお話です。
冒頭から溜息のチアキは2つの仕事を頼まれました。
そこへやって来たのは不遇な扱いを受け続けるマコトです。
手伝ってくれることになり、頼りになるマコトを見直してくれるかもしれないと思いきや……。
本記事では、『みなみけ』382話『ふたつ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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みなみけ382話のあらすじネタバレ
隣のクラスにプリントを持って行く仕事と、箱を音楽室に持って行く仕事を頼まれたチアキは溜息をついて浮かない様子です。
そんなチアキに声を掛けたのは内田です。
チアキは自分でお世辞にも頼みごとをしやすいタイプとは思えないというと、内田は即答で同意します。
そんなチアキは、困っている人を放っておけないタイプであるとの事で、電車や横断歩道で困っているお年寄りがいると力が必要かと尋ねているそうですが、いかんせん声が小さくてその声は届かないようです。
内田が発声練習を薦めていると、そこへやって来たマコトは能天気にヒマか? と尋ねます。
お前と違ってヒマじゃないと相変わらず愛想の無いチアキですが、辛くて苦しい道と楽な道どっちを選ぶかと聞いてみます。
どういうわけか、マコトはずっと困難な道を来ている上に、今もその道に立っていると言います。
チアキはそんなマコトに珍しくカッコいいと驚きの表情。
そんな辛い道を歩いているマコトには段ボールの方を手伝って貰う事になりました。
プリントを運ぶチアキと内田の元に、吉野が慌ててやって来ます。
落とし物をしている人がいたら、二人ならどうすると提示された案は拾って渡すか呼び止めて教えるという2択です。
拾いながら呼び止めたら?とチアキは言いますが、拾えないくらい落としながら声が届かないくらい加速していくという状況にチアキは困惑します。
見かねた内田は怒り爆発。
2人とも発声練習を薦められて、廊下でリップロールとロングトーンで発声練習をします。
気を良くした内田は音楽室に行ってオルガンで音階練習の為に向かいますが、廊下には鍵盤ハーモニカやカスタネット。タンバリンにトライアングルと音楽室に向かって楽器が落ちています。
その先にいたマコトは楽器を拾っていました。
箱は運んでくれたかと聞くと、いいニュースと悪いニュースがあるんだけど……と洋画のようなセリフです。
いいニュースを選んだチアキは、重い箱が運んでいる最中にどんどん軽くなって行って運び終えたと報告されます。
通りがかったトウマが、廊下に楽器がいっぱい落ちていて先生が怒っていた事を教えてくれました。
心当たりしか無いマコトは耳を塞ぎ、段ボールの底が抜けていた事を叫ぶチアキの声も聞こえないフリをしていました。
発生練習の成果か、声が出ている事を喜ぶ内田と、落ちた楽器にも気付かない事に呆れ気味の吉野。
せっかく挽回のチャンスも台無しのマコトでした。
みなみけ382話の感想と考察
冒頭にある、チアキの声が小さくてお年寄りに届かないという表現は、アニメを観ればわかりますが基本的にトーンが低く淡々と話すので、恐らく声が届かないのでしょう。
4期ありましたが、どれもあまり大きな声を出しているシーンが思い出せないくらい淡々と話す子です。
困っている人を放っておけないというのは全話のナツキの影響もあるのかなと思いましたが、元々そういう子なのでしょう。
マコトが困難な道を歩いて来たというのは『マコちゃん』を演じているうちは仲良くして貰いながら、『マコト』に対しての暴言を直接聞かされたりしている事を考えれば、確かに辛い道を歩いているかもしれません。
学年が上がるにつれて『マコちゃん』とのお別れが近付く事を考えると、チアキに仲良くしてもらえる機会も減るのかもしれません。
意外と頼りになるんだねという内田に対して、まぁそうかもな……と否定はしなかったチアキの様子から見て、このまま行けば上手く行ったのにそこがやっぱりマコトなんです。
落としたら絶対音が鳴って気付くのに、そんな事はありませんでした。
やっぱりチアキの思うままの『バカな子』です。
最近は小学生チームが多く出ている気がするので、次回辺りはそろそろハルカ・カナのどちらかの方になるのでしょうか。
バレンタインデーが過ぎてしまいますが、バレンタインネタはやるのでしょうか。
ここで保坂を登場させれば面白いと思うのですが……どうでしょうか。
ハルカがバレンタインのチョコを持ってくるはずだと待ち続けて数日……みたいな話も面白いと思います。
というより、久々にそろそろ保坂回が見たいです。
そういう人も多いはずです!
では、また次回を楽しみにしましょう。
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