2020年8月26日発売の週刊少年マガジン2020年39号で、『カッコウの許嫁』29話が掲載されました。
カッコウの許嫁29話は、凪は洋平に恋について相談したら、大切な人を思い浮かべろ、思い浮かんだ者が将来の結婚相手だと言われ、最後に恋愛はまだ始まったばかりだと言われます。
しかし、凪が思い浮かんだのはひろだけの筈が、エリカと幸も思い浮かんでしまったので、一体どうしたいんだと考える凪。
そんな中、登校してきたひろと挨拶をしたと同時に凪は改めてひろは可愛いと思った矢先、テストの学年順位が1位から13位にまで落ちてしまいました。
果たして、何が原因で成績が下がってしまったのでしょうか。
本記事では、カッコウの許嫁29話『凪くんの価値なんて変わらないわよ!!』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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カッコウの許嫁29話のあらすじネタバレ
洋平のアドバイス通り大切な人を思い浮かべたら、ひろだけ思い浮かぶはずがエリカと幸まで浮かんでしまったので、凪はもやもやした思いを抱えて学校に来ていました。
自分はひろが好きなのではなかったのか、エリカは兎も角何で幸まで出てきたのか、一体どうしたいんだ、と悩む凪。
そうしたらひろが挨拶に来て、凪が悩んでいる事に気づいたのか、元気ないね、と笑顔で言います。
そうしたら凪はひろに悩んでいる姿を見せたくなかったのか、爽やかな顔をしながら、全然、と言いつつ、心の中で、ひろはやはり可愛い、と思っていたのです。
そして教室に行き、テストの順位表が配られたのだが、凪の成績は前回1位だったが、今回は13位と落ちてしまっていました。
まさかの展開に凪は呆然とし、先生に対して、何かの間違いではないのか、と言っても、あっている、と言われてしまいます。
因みにひろは1位に返り咲いていたのです。
放課後、凪は帰り支度をしながら、なぜこうなってしまったのか、と考えていると原因が何なのかが分かったみたいでした。
そんな中、眼鏡をかけた男子生徒がやって来て、イカロス神話から一転明智光秀の100日天下の如く終焉するとは、と言われ、友人達からは、次は頼むぜ、と言ったのです。
そして準備を終えて帰ろうとした凪をひろが何とも言えない表情で見ていて、凪が目を合わせたと同時にひろは去っていきました。
ひろの目が軽蔑の目に見えたのか呆然としながら、自分は1位になって調子に乗ったからこうなったんだ、と心の中で呟く凪。
そして心ここにあらずと言った表情で家へと帰り、幸も様子がおかしいと感じて、学校で何かあったのかな、と心配そうしながら呟きます。
幸はエリカから凪が学年13位だったことを聞かされ、驚きの表情をしたのです。
エリカは、13位でも十分凄いのにね、と言うと幸は、凪は1位か2位以外なんて初めて聞いた、と言いました。
因みにエリカの順位はビリでした。
凪はベッドの上に寝転がりながら、自分は一体何をしているんだ、10回勝ったら付き合ってほしいと言っておきながら13位だなんてひろも軽蔑するだろうし、浮かれてしまっていた、と心の中で呟きながらゴロゴロ転がり、最終的にベッドから落ちました。
突然許嫁の事が発覚して、エリカと同居してから2か月が経過し、自分は勉強を始め、家事もしないといけないし、エリカはやりたい放題するし、幸も住むし、ひろとデートへ行ったから家にいた時と比べて勉強する時間が余りにも足りなくなっていた、と心の中で呟く凪。
そして勉強を取った自分に一体何が残るんだ、自分が自分じゃなくなるみたいだと、と心の中で呟く凪。
そうしたらドアが開くとエリカが入ってきて、空腹の音を鳴らしながら、何時になったら悟飯作るの、もう2時間も待っているんだけど、と言います。
誰のせいでこうなっているんだと言わんばかりに溜息をついた凪は、人の気も知らないで、と呟くとエリアは、自分が知るわけないし、13位だったくらいで落ち込むな、と言います。
カチンときた凪は、1位じゃない自分はゴミも同然だ、と言うとエリカは、13位は神じゃん、と言い返したのです。
凪は、1位を取れなかった悔しさが分からないのに適当な事を言うな、自分は勉強しかない、とムスッとした表情でそっぽを向きます。
そうしたらエリカは、自分は凪といて楽しいと言ったけどその気持ちを否定するんだ、と言うと凪は、そう言う事じゃないし、勉強の事を忘れるくらい楽しかったからこうなったんだ、と返します。
対するエリカは、楽しいならそれでいいはずだし、1位だろうが13位だろうが凪の価値は変わらないと言い放ったので、凪は何処か付き物が落ちたかのような表情になったのです。
そして凪はエリカに夕食を作り、満腹になったエリカは、ご飯作れない凪は価値がない、と指を指しながら言ったので凪は、何様、と突っ込みました。
そして付き物が落ちた表情で勉強に励む凪でした。
カッコウの許嫁29話の感想と考察
確かにここ最近はエリカ、幸に振り回され、恋に振り回され、ひろとデートをしていて、勉強をしている描写が余りありませんでしたね。
勿論、200人以上いる中での13位もエリカが言っていたように立派であると思いますが、ひろと付き合うためにずっと1位を狙う凪にとっては13位は最下位になったも同然なのでしょうね。
勿論、勉強は欠かさずにしていたでしょうけど、エリカと同居する前と比べたら明らかに勉強不足だったのは否めないと思います。
これまでは両親の手伝いを少ししてから勉強に勤しんでいたが、同居してからは勉強だけやっていれば良かったのでしょうけど、家事とかもしないといけなくなりましたし、エリカも全然出来ないから余計に凪の負担となり、今回の点数に繋がったのでしょう。
しかし、エリカの叱咤もあって一応立て直せそうですし、勝負はこれからもあると思いますので、次巻き返せばいいんだと思いましたね。
次回30話は、凪とひろが体育館裏で何かをするみたいです。
青春真っただ中の高校生が体育館裏に来ると言う事は、告白だと思いますがまだ勝負がついていないのでそれはないと思います。
きっと学校に入りこんだ猫を見かけた2人が偶々追っていったら、体育館裏まで来てしまったと言うオチかもしれませんね。
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