2020年8月20日発売の週刊ヤングジャンプ2020年38号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』188話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜188話は、つばめを始めとした卒業生は最後の思い出作りのために、自由登校をしていました。
その一方で在校生は3学期学年末試験に向けて集中して勉強する時期で、特に石上はつばめに並び立つためにもテスト勉強を誰よりもしないといけないのですが、ネットゲームに夢中でした。
果たして、石上はゲームという誘惑に勝って、勉強に打ち込めるのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜188話『四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編⑥』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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かぐや様は告らせたい188話のあらすじネタバレ
3学期も後半に差し掛かろうとしており、つばめ達3年生は卒業を目前に控えながらも、最後の思い出作りのために自由登校の中、学校へと来ていました。
一方、在校生は3学期学年末試験が待ち構えており、特に石上にとってはつばめと並び立つため、かぐやとの約束を守るため、何が何でも50位以内に入らなければいけない重要な試験なのです。
しかし、石上は去年のテストで目標の順位に届かなかった悔しさを忘れているのか、それとも現実逃避をしているのか、ネットゲームに没頭している様子でした。
勿論、石上は全くやる気がないわけではなく、ゲームと言う誘惑に負けてしまう自分の弱さに嫌気が差していました。
その後、かぐやから、勉強は捗っているか、と聞かれた際、石上は、勿論だ、と言いつつも、全然出来ていない、と正直に答えました。
何で自分は何時も目の前の楽しいことばかりに目が行ってしまうのか、本当に自分は根性なしだ、と自分の弱さを吐露する石上。
弱音を言う石上にかぐやは怒らず、よく言えた、と逆に褒めます。
かぐやは、人間には生まれや育ちによって脳の仕組みに差異が出るけど、自分は人間と言う種が協力し合う生物だからこそ違った能力を生まれ持った役割分担だと思っている、と持論を述べます。
続けて、石上は学力の評価では不利な立場だけど根性なしとは言わないし、自分の弱さを自覚出来た事は大きいから後は石上に合った戦い方をすればいい、と言って錠前を取り出すかぐや。
かぐやが用意した錠前は電子式の錠前で、一度設置したら5時間は開かないので、石上は錠前を勉強道具以外何もない部屋に設置して勉強を開始します。
自分は勧めたが強制はしないからやるかやらないかは石上次第で、石上の意志を石上自身でコントロールしろ、と言うかぐやの言葉を思い出しながら勉強をする石上。
これなら勉強に集中できる、と思った石上ですが、それでもゲームがしたい欲求を抑えられませんでした。
これを知ったかぐやは、石上のゲーム中毒も末期だ、と呆れながらも、条件付きなら生徒会室でゲームをしてもいい、と提案しました。
それは言語設定を英語にするという事であり、石上は、頭は疲れるけどゲームが楽しいからやめられない、と言って苦しい表情をしながらゲームをしていたのです。
これには指摘しようとした伊井野も、怒っていいのか褒めていいのか分からない状態になってしまいました。
白銀も、石上に仕事を回したくない、と言って石上の分の仕事をし、伊井野も石上の手助けをし始めます。
皆の手助けを受けながら石上は勉強を続けていき、その努力が実ったのか36位に食い込む事に成功したのです。
この成績を見て、目標を達成できたと言わんばかりに大勢の生徒がいる前でガッツポーズする石上。
そんな石上の元にかぐやが来て、自分がついていたのだから目標を達成するのは当然、と口にするも石上の頑張りが今回の成績に結びついたのも分かっているので、目に涙を滲ませていました。
涙を拭うかぐやに、石上はお礼を言うのでした。
かぐや様は告らせたい188話の感想と考察
石上はつばめに恋する前、テスト勉強を一切せずにゲームにばかり打ち込んでいました。
やがて留年の危機に陥ろうとしていて、その事を知ったかぐやが石上に対してテスト勉強の指導を始めた事が全ての始まりでしたね。
最初の頃の事を踏まえれば、石上は成長したなと感じましたね。
最初の頃の石上はかぐやは自分を苦しめようとしているとか思っていたり、余りに厳しいから逃げ出そうとしていたり、現実逃避しようとゲームをしていたりしていました。
しかし、かぐやも根気よく指導し続けてきた結果、少しずつではありますが石上の成績が良くなっていったのです。
それに石上も、前回のテストで目標の順位になれなかった事を悔しがったり、今回も最初はゲームに逃げていましたがちゃんとかぐやに自分の弱さを吐露したりと成長の跡を見せてきました。
それだけではなく白銀も石上が勉強に集中出来るように本来石上がやる仕事を代わりにやったり、伊井野も石上に対して勉強を教えたりしてくれました。
この事で石上は、より一層勉強に打ち込む事が出来、学年36位と言う結果に結びついたのだと思います。
かぐやもまた石上が頑張っているのを知っているので涙を出しそうになっていましたが、その涙を見て石上はきっと頑張って良かったと思ったのではないでしょうか。
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