2020年8月11日発売の週刊少年ジャンプ2020年36・37合併号で、『ぼくたちは勉強ができない』169話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない169話は、後夜祭の際、成幸に触れていたのはあすみでした。
その日から数年の月日が経ち、成幸は大学を卒業して念願の教師になる事になりましたが、色々あって離島の学校の教師として生徒に指導していました。
成幸は学校の帰り道で、教え子である志摩が急に倒れてしまったので近くの診療所へと駆けつけたのです。
その診療所にいたのは、研修医として所属していたあすみがいました。
果たして、この運命の再会が2人の仲をどのように結んでいくことになるのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない169話『[X]=明日の夜の小妖精編①』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない169話のあらすじネタバレ
後夜祭の時、成幸が手を握っていた人物はあすみでした。
そのあすみは、本当に結ばれたらどうする、とからかい気味に言いました。
それから数年の月日が流れ、成幸は大人になっていてしかも教師になっていました。
成幸は本土から離島に来て、離島にある学校の担任になったのです。
成幸が赴任した学校の教師は年寄りばかりであり、女性教師は、この島の子供は少ないから小中ひっくるめて1クラスで面倒見ているから宜しく、と成幸に言いました。
教師達は自分達が年を取っていて子供の相手は難しいと思っていたところに、成幸が来てくれたのでとても感謝されており、成幸も、力になれるように精進する、と誓いました。
成幸は大学を卒業して2年後に色々あってこの学校に赴任する事になったが、色々前途多難でした。
自身の荷物を持って下宿先を歩いていると、歩きながら勉強をしている教え子の志摩を発見したのです。
しかし、彼女は熱さのせいなのか、眩暈を起こして倒れてしまいました。
成幸は診療所まで連れていくと、診療所で勤務していたあすみと再会したので2人は驚いたのでした。
続いてかすみが現れ、これは運命だね、と満面の笑みで言いました。
成幸は、どうしてここに、と聞くとかすみは、ここは自分が任されている病院だから、と言い、あすみも、かすみにここで研修医として勉強させてくれと頼んだんだ、と言ったのです。
今のあすみは医大で勉強をして医師免許を手に入れ、研修医として勉強中なのです。
あすみは成幸の耳元で、久しぶりに再会したのに綺麗になったねの一言は無いのか、と言うと成幸は赤面して、何言っているのと言ったので、あすみは、相変わらず可愛い奴、と笑みを浮かべました。
その後、成幸は志摩を家まで送り届けると下宿先へと向かっていましたが、その際に診療所でかすみの指導を受けているあすみの姿を思い浮かべ、確かに綺麗になっていたかも、と心の中で呟きます。
同時に高校生時代にあすみにキスされた事を思い出し、赤面するのでした。
そして下宿先に到着すると中々の広さだったので、満足していて、しかも畳の上でゴロゴロしていました。
そんな中、壁の一部の質感がおかしいと感じて触ると砕けてしまい、隣の部屋へと顔を突っ込んでしまいました。
そして隣の部屋には風呂上がりなのか牛乳を飲んでいるバスタオル姿のあすみがいて、しかもあすみはこの光景に驚いてしまうと同時にバスタオルがはだけてしまったのです。
あすみの裸を見てしまった成幸は悲鳴を出してしまいました。
成幸は誠心誠意土下座して謝罪するとあすみは、元々壊したのは自分だから、と許しました。
そしてあすみは手術の縫合練習をし始めたのだが、苦手なので中々上手くいきませんでした。
試しに成幸がやってみると、あすみよりも上手く出来たのであすみは成幸に、時間である時でいいから特訓に付き合ってほしい、と頼み込むと同時に、その分頑張ってお礼する、と言ったので成幸は赤面します。
その光景を見たあすみは、早速やらしい事を考えたな、とからかうのでした。

ぼくたちは勉強ができない169話の感想と考察
今回からあすみルートが始まりましたが、いきなり大人になっている展開には驚きましたね。
これまで理珠の時は大学生の頃の話から、文乃の場合は高校生の頃の話から物語は始まりましたが、あすみの時はいきなり成幸もあすみも大学を卒業していた事には驚きでした。
しかし、成幸は卒業してから色々あって離島の学校の教師をしていますが、その色々が何なのかが気になるところですね。
大分端折っていますが、恐らくこの離島に来たのは先輩教師に歯向かって飛ばされた可能性がありますね。
先輩教師は生徒に対して横柄な態度を取っていて、生徒と向き合っていなかったので、成幸はそれが許せずに咎めたけど、大事になってしまったから飛ばされたのでしょうね。
あすみもかすみと共に彼女が任されていた病院の研修医として離島に来ていましたが、離島なのは集中して技術を学べるという利点があるからではないかと思います。
離島は余り人がいないので、患者の相手も治療も集中して出来るし、手が空いている時には勉強も出来るので環境としては最適なのだと思います。
こうして運命の再会を果たした2人ですが、これはもう2人は結ばれる運命なのは間違いないと思いますので、これからどのように距離を詰めていくのか楽しみです。
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