2020年8月11日発売の週刊少年ジャンプ2020年36・37合併号で、『あやかしトライアングル』8話が掲載されました。
あやかしトライアングル8話は、家ですずの事を考えていると、突然すずが家へとやって来て、しかもキスをされてしまう祭里。
しかもかなり濃厚なものだったので、祭里は我に返って顔を背けるも何時の間にかすずの姿はありませんでした。
その頃、すずも家にいる筈なのにキスをしていたかのような感触を感じていました。
清弦から分身の妖であるオモカゲの仕業だと知った2人だが、オモカゲはすずと感覚を共有していて、しかも何処かを今も彷徨っている状態になっていたのです。
果たして、祭里はオモカゲを見つけられるのでしょうか。
本記事では、あやかしトライアングル8話『オモカゲ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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あやかしトライアングル8話のあらすじネタバレ
祭里はすずの事を考えていると突然すずが家に現れ、しかもキスまでし出し始めました。
口に柔らかい感触を感じているので、キスをされている事を実感する祭里。
異変を感じて様子を見に来たシロガネは、この光景から心の中で、ハレンチ、と呟いたのです。
そして祭里は我に返って顔を背けると、行動の真意を問い詰めようとしたら、さっきまでいた筈のすずの姿はありませんでした。
その頃、家の中にいるすずは祭里とキスをした感触が残っているのか、唇を触っていました。
そして祭里はすずに連絡をし、部屋へとやって来た清弦は、オモカゲの仕業かもしれない、と言ったのです。
オモカゲは西洋ではドッペルゲンガーとも言われていて、ストレス等で肉体の生命エネルギーをごっそり大概に抜け出て分身を生み出すとされています。
そして妖ではあるが、実在の人間の姿をしているので一般人にも視え、意志のない幽霊のように動くがやがて消えてしまうのです。
すずは赤面しながら、オモカゲが何かしたのか、と聞くと祭里はキスの事は自身の胸の中に秘める事に決め、急に現れて消えた、と誤魔化します。
本当はすずもキスしたかもしれないと察している様子でしたが、言えない、と思っていたのです。
そんな中、すずが何かにぶつかる感触を覚えたのでその事を報告すると、清弦は驚きながら、分身と感覚が共有していて、すずのオモカゲはまだ何処かを彷徨っていて、もし事故とかに敢えば、本体の身にも危険が及ぶ、と言います。
祭里はすぐさま装束に着替えて飛び出し、清弦に、すずとの会話をこっちに中継してくれ、と言うと清弦は音の振動で祭里の腕輪と会話出来る祓忍具である通信音叉を通じて返事をしたのです。
そしてすずに状態を聞くとすずは、素足で歩いている、と報告したので清弦は、本来なら生命エネルギーを大量に消費すれば命を落とす危険があるが妖巫女だからか余裕そうだ、と心の中で呟きます。
そして祭里はあちこちを探すが見つりませんでした。
そこへシロガネが現れ、すずに死なれては困るから自分の圧倒的嗅覚を貸してやろう、と協力を申し出ます。
そしてその圧倒的嗅覚ですずを探すが、辿り着いた先が木で出来た女の子の人形だったので祭里と喧嘩になってしまいます。
そんな中、清弦がすずとの会話の中で、さくら牧場にあるクレープ店に向かっているかもしれない、と情報を得たのでそれを祭里とシロガネに伝え、彼らは急いで向かいます。
移動中に宗牙が言っていた、人と妖の2つを兼ね揃えた存在がすずだ、と言われたことを思い出す祭里。
そうしたら、すずのオモカゲが無理矢理店のシャッターを開けようとしている、との報告を受けたので急ぐが距離は遠かったのです。
シロガネは祭里に、自分を飛ばせ、と言うと祭里は忍法でシロガネを飛ばし、シロガネはクレープに変化してすずのオモカゲに食べさせる事で、オモカゲは消滅しました。
祭里はすずに報告すると共にすずから事情を聴き、クレープを食べたいと願い、オモカゲがその目的を果たしてから消えたんだ、と結論に辿り着きました。
そして、すずは協力してくれたシロガネにお礼を言ったのです。
祭里は確認のために、本当に願ったのはクレープだけか、と聞くとすずは、当たり前、と言いました。
シロガネは心の中で、今回は妖巫女の能力の片鱗に過ぎないが、すずはやはりハレンチだ、と呟きました。
あやかしトライアングル8話の感想と考察
如何やら、妖の仕業だったのですね。
きっと和菓子ばかり作っていて洋菓子が食べたいとか、祭里にキスすれば元に戻るんじゃないかと考えながら眠りについてしまったので、それを妖に利用されたのでしょうね。
それにしても、すずのクレープを食べたいと言う強い意志には驚かされましたね。
ここ最近はシロガネ自身が祭里を元に戻させてかつ自分を食べないようにするためにきびだんごを作り続け、洋菓子を食べないようにしていたのが大分ストレスになっていたのだと思います。
次回は、祭里は妖巫女について詳しく調べ始めるのではないかと思います。
今回の事件で、祭里は宗牙が言っていた妖巫女は妖と人間の2つを兼ね備えた存在である事を認識しましたし、シロガネは言いませんでしたが今回は妖巫女の力の片鱗と言っていました。
それを踏まえると、妖巫女について何も知らないままではすずを守れないし、下手すれば討伐対象になる恐れもあると言えるでしょう。
祭里は守るべき対象の事を何も知らないままでは本当に守れなくなると危機感を感じ、妖巫女の事を調べるのではないかと思います。
そしてシロガネが心の中で呟いていた力の片鱗の事や、誕生の秘密とかについて知るのではないでしょうか。
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