ドラマ「テセウスの船」第2話では、主人公田村心が、タイムスリップした1998年の音臼村の小学校で臨時教師として働き始めます。
すると、学校で飼育しているうさぎが不可解な死をとげます。
そのうさぎの死をめぐって、子どもたちは田村心がうさぎを殺し、三島千夏ちゃんにもパラコートを飲ませて殺したのではないかと疑うようになります。
田村心のことで、三島千夏ちゃんの姉、明音ちゃんと鈴はけんかをし、その後明音ちゃんと鈴は行方不明に。
鈴は見つかったものの、明音ちゃんは中毒で瀕死の状態、新聞配達員の翼は死んでいるのが見つかったところで第2話は終わりました。
原作漫画とテレビドラマは内容が少し違うところがあるので、今回ドラマ第2話は原作漫画とどこが違うのか気になったので調べてみました。
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ドラマ「テセウスの船」第2話は原作漫画の何話分?
2020年1月26日に放送分「テセウスの船」第2話は、原作漫画ではどこまでの内容だったのでしょうか?
調べてみると、
ドラマ第2話分は、原作漫画の第12話~第25話分まで
の内容でした。
原作マンガの単行本では、2巻の途中~3巻最後までです。
ドラマ「テセウスの船」第2話で原作漫画と違うところは?
ドラマ「テセウスの船」第2話の中で見つけた原作漫画との違いを一部紹介していきます。
さすがにすべては紹介しきれないので、気になる方は原作漫画を読んでみてくださいね。
うさぎは前にも?
音臼村の小学校で飼育していたうさぎは、テレビドラマでは初めて殺されていたことになっていましたが、原作漫画では、
うさぎは過去にも誰かに殺されていたことがあったのです。
テレビドラマでは、あくまでも田村心が音臼村に来てから不可解な事件が起きているということを強調するために、過去にうさぎが殺されていたことについてはカットされているのでしょうね。
鈴を叱ったのは母ではなく・・・?
明音ちゃんとケンカした鈴が、明音ちゃんなんか死んでしまえばいいのに、と言って母親にビンタされるシーンがドラマでは流れていました。
しかし原作漫画では、鈴を叱ったのは母ではなく、
田村心と話していて、心が鈴に叱ったのでした。
ビンタするのは原作にはないので、テレビドラマだけの演出ですね。
明音ちゃんと鈴は・・・?
ドラマでは鈴は仲直りをしに出かけていき、バス停で待ち合わせをしていたけれど明音ちゃんは来なかった、明音ちゃんと会ってないと鈴は話しています。
原作漫画では、鈴は明音ちゃんと会ったと言っています。
明音ちゃんは死んだ?
ドラマでは小屋の中で明音ちゃんが発見された時、かすかに息があって生きている、救急搬送しようとなっていましたが、原作漫画では明音ちゃんは死んでいます。
それも新聞配達の翼と一緒に死んでいるところを発見されます。
漫画ではその後、二人の死因や状況が詳しく説明されているのですが、
明音ちゃんは翼に暴行されていたという・・・。
ドラマでは、心が明音ちゃんを夜になっても探しているときに、道端で翼と出会うシーンがありました。
このときの翼の様子がおかしかった理由は、このことだったのでしょう。
ただ、ドラマ第2話の最後、明音ちゃんが死んだのではなく、生きていたというところで終っているので、今の時代、子どもが毒殺されるとか暴行されるとか、そのようなセンシティブな部分はテレビでは再現しなかったのだと思われます。
明音ちゃんはストーリー的には出番はもう終わっているので、死んでいても生きていてもどちらでもいいという判断になったのかもしれませんね。
「テセウスの船」の原作漫画を無料で読める?
原作漫画を読んでみたくなったという方や、ドラマと原作漫画との違いを自分の目で確認したいという方に、原作漫画を無料で読める方法はないか調べてみました。
いくつかの電子書籍サービスでかなりお得に読めることがわかりました。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
さいごに
ドラマ第2話ではもういよいよ過去が変わってきましたね。
ドラマでは、原作にはない、佐野家族みんなと田村心の5人で手をつないで、星空を眺めるというシーンがありましたが、家族の絆を表す素敵なシーンでした。
それがここからどんな風に変わっていくのか、未来は変えられるのかが気になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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