2020年8月11日発売の週刊少年ジャンプ2020年36・37合併号で、「僕のヒーローアカデミア」第280話が掲載されました。
前話の「僕のヒーローアカデミア」279話では、1年A組・B組が協力してギガントマキアを迎え撃つために行動を開始します。
骨抜の個性により大地を沈め、ギガントマキアを捉えた一同は大口を開けさせて麻酔を放り込むことを狙います。
しかし、背中に乗った敵連合の妨害を受け、なかなか作戦は上手く進みません。
さらにギガントマキアの大きく息を吐きだし、辺り一面を吹き飛ばし炎上させたために苦戦を強いられる雄英生たち。
ギガントマキアをここで止められなければ戦局は一気に不利になってしまうため、脚に縋りついて喰らいつくMt.レディ。
彼女も雄英生たちに全てを賭け、ギガントマキアの口を開けさせるために死力を尽くします。
攻防が続く中、全身を酸で纏った芦戸が飛び出します。
果たして、麻酔をギガントマキアの口に入れることは出来るのでしょうか・・・。
本記事では、「僕のヒーローアカデミア」第280話「烈怒頼雄斗(レットライオット)」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 279話 | 一覧 | 281話 >> |
僕のヒーローアカデミア280話のあらすじネタバレ
ギガントマキアが吐き出した炎の息で、辺り一面が燃えてしまい雄英生たちは近づくことが出来ずにいました。
吹き飛ばされたから火に囲まれなかったと、話す瀬呂や上鳴はどうにか無事でしたが、まだ何人かが炎の中にいます。
芦戸は酸を全身に纏った「アシッドマン」で火を凌ぎながら、ギガントマキアまで一直線に突っ込みます。
峰田からの「ミッドナイトは生きてるよな」という問いかけの答えや、現状を考えると恐怖ですくみそうになるが、その心を溶かすのだと強く自分に言い聞かせました。
あまりの妨害にあったギガントマキアは、無視することから薙ぎ払うことへと方針を変え、暴れ始めます。
また、芦戸は中学生時代に偶然出会っていたギガントマキアのことを思い出し、そのときの恐怖から動きが止まってしまいました。
Mt.レディは投げ飛ばされ、芦戸は掴まれ握りつぶされそうになったそのとき。
飛び出してきた切島が、芦戸を助けて自身が身代わりになります。
芦戸は後から来た鉄哲に助けられ無事でした。
鉄哲は、自分の個性と違って燃えないだけで熱いだろうに突っ走っていったと、切島の行動に驚きます。
一方、張り付いていた全てのヒーローを払ったギガントマキアは、再び敵連合のメンバーを背中に乗せ、移動を始めようとします。
しかし、切島はまだギガントマキアの身体に張り付いており、硬化した指先を突き刺して、頭部へ向かって進んでいました。
俺の後ろに血は流れない、と信念を口にする切島の姿に開いた口が塞がらない芦戸。
麻酔瓶を投げこもうとするも、トガが放ったナイフにより瓶が割られてしまいます。
しかし、切島は芦戸が持っていた分の瓶を隠し持っており、それをギガントマキアの口へと放り込みました。
瓶は見事にギガントマキアの口の中で割れ、腕と頭と胸だけになって飛んでいた取蔭が切島を救出します。
八百万は、暴れるほど麻酔の回りが早くなるとマジェスティックに指示を出し、それを受けたマジェスティック率いるヒーローたちがギガントマキアに向かって突撃を開始します。
まだ麻酔が回っていないギガントマキアは、口元のマスクを動かし、何かをする動きを見せ始めるのでした。
一方、死柄木と交戦していたエンデヴァーは、圧倒的な力で死柄木を追い詰め、とうとう倒していました。
信念無き破壊には屈しない、と言い放つエンデヴァー。
その言葉を聞いた死柄木は、ヒーローはいつも他人を助けるために家族を傷つける、という父親の言葉を引き合いに出します。
信念ならある、と言い放つ死柄木の身体に、黒い筋がいくつも入り、激しく変化が起き始めるのでした・・・。

僕のヒーローアカデミア280話の感想と考察
ネガティブな予想ばかりしていましたが、そうならなくてよかったパターンでした。
切島と芦戸の過去にギガントマキアが登場していたことはやはり関わっては来ましたが、信念を持った切島が因縁を見事に振りきってくれましたね!
あとは麻酔が効くまでヒーローたちが耐えられるかどうかという問題も出てくると思います。
そこでもう一波乱ありそうな気もしますね。
ギガントマキアを止めても敵連合は止まらないでしょうし、彼らとの決着はここでは着きそうにありませんから、結局ギガントマキアは逃げおおせるのでしょうか。
死柄木もいくら超再生があるとはいえ、何度もダメージを喰らえばさすがに厳しいようですね。
痛みは感じないのでしょうが、エンデヴァーの炎はかなり強力ですから身体が耐えきれなかったのでしょう。
しかし、彼に起きた変化というのはいったい何なのでしょうか。
考えられるのは、オール・フォー・ワンの意志が表面化すること。
オール・フォー・ワンの狙いは、死柄木を新たな自分の器にして乗っ取ることなのではないかと考察していますので、ついに表に出てくるのではないでしょうか。
でも結局死柄木が抑え込んでしまい、死柄木VSデクという構図でラストに持っていくんでしょうね・・・!
以上、引き続き281話以降も目が離せないですね。
<< 279話 | 一覧 | 281話 >> |