2020年8月3日発売の週刊少年ジャンプ2020年35号で、『ぼくたちは勉強ができない』168話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない168話は、成幸と文乃が正式にカップルになってから4か月が経過し、文乃は成幸の家で不機嫌な水希と共に料理をしていました。
この日は成幸と付き合い始めてから行う初めてのデートなので、気合を入れている文乃。
しかし、それは成幸も同じなのでお互いイチャイチャする事を想定していて、この事がバレているんじゃないかと思っていました。
そして、レジャープールへとやって来た2人はイチャイチャする事が出来るのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない168話『[x]=文学の森の眠り姫編⑨』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない168話のあらすじネタバレ
成幸と文乃がカップルになってから、4か月となりました。
水希は凄まじいくらいの怖いオーラを纏いながら、私とお兄さんは絶対そんな関係にはならないから、と呪詛のように言いながら文乃と一緒に料理していました。
いたたまれなくなった文乃は泣きながら、許して、と言ったのです。
しかし、もう4か月経っているから気にしてない、と水希は言ったので安堵する文乃。
しかし水希にとって、気にしない、と言うのは建前で本音は、兄妹と言う永遠の絆に比べれば彼氏彼女の絆は儚い、と言うものでした。
しかもそれを物凄い満面の笑みで言ったので、流石にイラッとした文乃は、不吉な事を言わないで、と言います。
そこへ起床した成幸が現れ、朝早くから文乃がいた事に驚きます。
文乃は何かを隠しながら、久しぶりの休みだから目が冴えた、と最もらしい理由を述べたのです。
そして急にもじもじし始める2人。
その理由は、付き合い始めてから勉強とかで忙しかったので今日のデートではイチャイチャしようとしたいけど、それがバレていたらどうしよう、と言うものでした。
水希は、そうやってウダウダやっているから進展しないんだ、と心の中で思いながら死んだ目をしながら2人を見ていました。
そして友人から貰ったレジャープールへとやって来た文乃は、新しく買った水着を着ていて、手とか繋いでくれたりしてほしい、と内心思っていました。
しかし、成幸が溺れていたので救出すると共に、泳ぎの練習に付き合ったのです。
そして、泳げなかったことに気づけなくてごめん、嫌なら断っても良かったのに、と暗い顔をしながら言う文乃。
対する成幸は、文乃が誘ってくれたし、あまり自信がないけど頑張ってみたかった、と答えます。
この決意を聞いた文乃は、自分も成幸に喜んでくれると思って新しい水着を、と言いつつ、買ってみたんだ、と言おうとしたら偶然来ていたうるかと理珠と会ったので成幸と一緒に驚いたのです。
成幸と文乃の距離が少し遠いなと思ったのか、2人は文乃に、成幸を幸せにしなかったら力ずくでとる、と言って去っていきました。
成幸は文乃に、水着がどうとか、と言うも文乃は、その事は忘れてと叫んだのです。
そして昼食の時間となり、文乃は水希の指導の元、料理が上手くなったので手料理が詰め込まれたお弁当を取り出しました。
美味い、と泣きながら言って食べる成幸を見て、文乃は、恋人同士だからあーんしよう、と言い出しました。
成幸も応じようとしますが、ナンパされていたあすみと真冬がいたので驚いてしまう2人。
あすみと真冬は成幸を彼氏役にして難を逃れましたが、文乃は酷く不機嫌でした。
プールでは知人が多いから、別の場所に移動する事にした2人でしたが、行く場所行く場所で知り合いに会うので、イチャイチャ出来ませんでした。
この事にぐったりしている2人だったが、偶然お祭りが行われている場所に来たので、かき氷を買って、ベンチに座りながら食べました。
そして文乃の口元にかき氷がついていたので成幸はその事を指摘したが、文乃は探すも見つけられなかったので、成幸はふき取ったが偶然ながらキスをする体勢となっていました。
そして雰囲気に流されているかのようにキスしようとするも、また邪魔が入って出来ませんでした。
今日はそう言う運命なんだ、と諦めた文乃でしたが成幸がキスしたので赤面しながら、ファーストキスがレモンの味なのは本当なんだ、と言います。
そして成幸はこれまで苗字呼びしていた文乃に名前呼びして、愛している、と口にすると文乃も、愛してる、と口にしてキスしたのです。

ぼくたちは勉強ができない168話の感想と考察
今回の話で正式にカップルになった成幸と文乃のデートの話になりましたが、文乃にとっては中々やきもきしたのではないかなと思いましたね。
出かける前に水希と料理を作っている際には、絶対に付き合わないと言っていたのに付き合ったと不機嫌な彼女と一緒に料理を作りましたし、うるか達知り合いばかりにあって中々イチャイチャ出来ませんでしたからね。
特にうるかと理珠が文乃よりも大きい胸を見せつけるように隙あらば成幸を奪うと言われたり、ナンパから逃れるために成幸を彼氏とした真冬とあすみの行動を見て、かなり心臓に悪かったと思います。
しかし、かき氷を2人で食べたり、その時に成幸からキスしてもらったり、成幸から文乃と名前呼びされた事が文乃にとって関係が進んだと捉えたと思いますし、嬉しかったはずです。
これから2人はどのように関係を深めていくのか、気になりましたね。
今回で文乃の話は終わりを告げ、次回はあすみの番となります。
ここまではうるか、理珠、文乃と成幸にとって同級生であり、かなりいい距離で勉強をしてきた者達です。
対するあすみとはアルバイトの時や学校行事の時、塾の時くらいでしか成幸は彼女と接する事がありません。
このような状況下で一体どのように仲を深めていく事になるのでしょうか。
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