2020年8月3日発売の週刊少年ジャンプ2020年35号で、「僕のヒーローアカデミア」第279話が掲載されました。
前話の「僕のヒーローアカデミア」278話では、敵連合のメンバーを乗せ、死柄木のもとへと爆走するギガントマキアを止めようと奮闘するヒーロー達。
Mt.レディが縋りつき、シンリンカムイとミッドナイトが後を追っていきます。
個性でギガントマキアを眠らせるために、一気に近づこうとしますが、敵連合の妨害によってシンリンカムイが倒されてしまいます。
どうにか動くことのできるミッドナイトの前にも、ヴィラン達が立ちはだかりました。
悩んだ末、八百万に通信したミッドナイトは、違法行為だと知りながらも雄英生に協力を仰ぎます。
戸惑う八百万に、クラスメート達はコスチュームを着て外に出ればヒーローだと言い切り、それを聞いた彼女は覚悟を決めます。
他の雄英生達に指示を出し、勇気を振り絞りギガントマキアを麻酔で眠らせる大作戦を実行に移すのでした・・・。
本記事では、「僕のヒーローアカデミア」第279話「敵連合VS雄英生」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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僕のヒーローアカデミア279話のあらすじネタバレ
1年B組の「リザーディ」こと取蔭の個性により分割した身体を活用して、ギガントマキアの接近を仲間達に伝えます。
背中から青い炎が見えたことから、背中には敵連合が乗っているという情報が雄英生に通信で共有されます。
ギガントマキアを眠らせるためとはいえ、麻酔を注射するのは不可能と考えた八百万は、口から麻酔を飲み込ませるために瓶詰の麻酔を大量に創り出しました。
それを雄英生達に配って回り、誰か1人でもこれを口に入れれば勝ちだと説明します。
峰田がミッドナイトのことを心配していると、芦戸が「また皆で授業受けるんだもんね」と励まします。
その頃、猛進するギガントマキアに縋りついていたMt.レディと、その頭に乗っていたシンリンカムイは状況を打破する方法が無く困っていました。
すると突然、ギガントマキアが大勢を崩します。
1年B組の「マッドマン」こと骨抜が地面を柔らかく変えたことにより、ギガントマキアは沼にハマったような状態になり止まりました。
雄英生達は連携し、ギガントマキアの口をこじ開けるために奮闘します。
青山はレーザーを放ちながら、邪魔をされないように連合に攻撃を仕掛けました。
耳郎の伸ばしたイヤホンは荼毘に焼かれてしまい、ポインターを使って敵だけに放電しようとした上鳴もMr.コンプレスの投げつけた瓦礫を喰らいます。
過去に上鳴の放電を見ていたことがあるだけに、Mr.コンプレスは警戒しており、個性で手元に置いていた圧縮した瓦礫を全て放り投げてきたのでした。
乱戦の中、ギガントマキアを街に下ろしてはならないという一心で麻酔を投げる雄英生達。
すると、ギガントマキアは凄まじい勢いで息を吐きだし、辺り一面を全て吹き飛ばしてしまいます。
高揚を体躯の変動エネルギーに変える個性、痛覚を遮断する個性と、他にも様々な戦場に長く居続けるための個性がギガントマキアには搭載されているのだと荼毘は言います。
吐き出した息の影響で辺り一面に火の手が上がっており、近づけないでいる雄英生達。
しかし、八百万の作戦で柔らかくした地面の底には爆弾が仕掛けてあり、それが爆発してギガントマキアの身体はさらに深く沈み込みます。
スピナー曰く、ギガントマキアは地面を潜る個性を持っているようですが、敵連合が背中にいるためそれが使えずにいました。
この隙にと飛び込んできたMt.レディがギガントマキアの口をこじ開けようと必死で掴みかかります。
皆が口に何かを放り込もうとしていたことを知っているMt.レディは、作戦を成功させるために必死で「アーンしなさい!」と叫びます。
Mt.レディからの信じるよ、という言葉に応えるように、酸の鎧を纏った芦戸が戦場へ飛び出してくるのでした・・・。

僕のヒーローアカデミア279話の感想と考察
ライバル関係だった1年B組の面々と協力するA組という展開は良いですね!
さすがの連携を見せますが、敵連合とも付き合いが長いだけに、すでに個性を知られてしまっているところは辛いです。
それだけ戦いの歴史があるということではありますが・・・。
どちらかと言えば、今はギガントマキアの口に麻酔を放り込むところを中心に描いていますが、恐らく眠らせた後は敵連合との一騎打ちになるかと思われます。
特に成長を見せた切島あたりが素晴らしい活躍を見せてくれそうな予感がしていますが、そうなると相手は誰になるんだろう・・・。
やっぱりスピナーあたりがありそうなところですかね・・・!
切島と言えば、芦戸も登場する過去の回想でギガントマキアと思われる人物と出会っているんですよね。
その因縁もこの戦いで明らかになったりするのでしょうか。
ただ現状、切島も芦戸もギガントマキアを見て何のリアクションもしていませんし、ギガントマキアも2人のことを覚えていそうにないので・・・。
ファンサービスぐらいで、特にストーリーには絡まないのかもしれませんね。
以上、引き続き280話以降も目が離せないですね。
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