2020年7月8日発売の週刊少年マガジン2020年32号で、ランウェイで笑って147話が掲載されました。
ランウェイで笑って147話では、佐久間はテルミを案内し、柳田のところへ行きます。
柳田のブースをみると、抜き目のない色んな工夫がされていました。
今自分が出来ることを頑張ろうと、メモを取っている佐久間。
自分達のバッグの売れ行きはどうなっているのでしょか。
本記事では、ランウェイで笑って147話「皮肉だね」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ランウェイで笑って147話のあらすじネタバレ
育人は一人で、お客様の応対をしています。
お昼休憩から戻ってきた佐久間は、バングルを見てすこし暗い表情をします。
もう少し売れると思っていた佐久間は、育人に今の状況をどう思っているか聞きます。
この時間の販売目標数は達成しているという育人は、佐久間がもっと売れると思ったという意見に、まだまだこれからだと元気づけます。
綾野遠のブースでは、遠が衣装の陳列方法を変えてほしいと指示を出しています。
少し休憩を取ってくるが、LAYのバイヤーが来たら取り次ぐようにとだけ言いその場を離れます。
遠もノルマはクリアしているようですが、思ったほど売れていないようです。
時間により客層が違うため、初日の早い時間は綾野麻衣がよく売れると分かっていました。
それでも何かしなければと、色々考えている遠。
廊下にある椅子に座り、遠がサンドイッチを食べようとしたとき育人が現れました。
まさかの遭遇に驚いた育人は遠に、レストランで食べないのかと質問すると、育人がレストランに行かない理由と一緒だと言います。
しかし育人がレストランで食べない理由は節約の為だったので、遠は想像と違う理由に少し困り、自分は時間を節約していると笑顔で答えます。
遠は自分の横を軽く叩き、一緒にランチをしようと誘います。
お互いの売れ行きを報告し合い、育人は遠に自分のブランドがどういう感じなのか質問をします。
遠は、まず自分の質問に答えてくれたら教えるといい、綾野麻衣のブランドをどう理解しているかと質問します。
今のトレンドでもある自己表現は、綾野麻衣の得意分野です。
育人は、アプロの服はアプロ流にもなるし、自分流にもなるイメージだと遠と同じ考えでした。
遠は自分が美しいと思うのを表現するというのは、芸術だと考えています。
しかし育人は、アプロの服は楽しくなくちゃと話します。
アレンジが出来るアアプロの服は凄いけれど、そのアレンジが少し難しいと思った育人。
なので育人は、noviceはもっと手軽に、バッグだけで自分を表現できるようになればと考えて作ったそうです。
アプロを土台にして、アレンジをした育人というデザイナーが生まれたと考える遠。
少し悲しそうな顔で皮肉だと言い、遠はブースに戻ろうとします。
育人は自分の質問の答えを聞いていないと、慌てて遠を呼び止めます。
遠は真剣な表情で、ブランドを持っても勝ちたい人間に勝ちに行くだけで何も変わらないと言います。
その間もどんどん売れている綾野麻衣のブースには、人が沢山集まっています。
休憩から戻ってきた遠と育人の表情は、一層気合が入っているようです。
ランウェイで笑って147話の感想と考察
まだ始まって半分いくか行かないかの時間で、色々と試行錯誤されているんだと思いました。
陳列方法を変えるとこなんですけど、個人的にすごくわかるなと思いました。
服を見に行くときに、マネキンが着ているものは一番目につきますよね。
そこで自分の好みかもと思ったら、お店の中に入ったりします。
大体のショップが、今流行っているもの、これから流行るものを出していますよね。
並べ方ひとつでお客さんが立ち止まる回数も違うだろうし、売れ行きも違うだろうから、やっぱりお店の人はいろいろと工夫して考えてやっているんだなと、改めて思いました。
遠と育人の会話、デザイナー同士の会話って感じでしたね。
そうゆうことを、日頃考えているんだなと感心しました。
服をどう理解しているか、これからどうしていくべきか。
私は自分で新たなアイデアを出すということがかなり苦手なので、デザイナーという仕事をしている人たちは凄いなと思います。
二人とも理想と違う売れ行きに悩んでいましたが、午後からどういう作戦で売っていくのか楽しみです。
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