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アクタージュ98話ネタバレ考察感想あらすじ!演じることをやめた夜凪が下す結末とは?

アクタージュ

2020年1月27日発売の週刊少年ジャンプ2020年9号で、アクタージュ98話が掲載されました。

 

97話では、花子の無理矢理なやり方を見通した黒山のエールもむなしく、最後の最後で夜凪は演じることを一時忘れてしまいます。

 

白石によって意識は戻るものの、その気持ちはもはやこの舞台に立てるものではなかったのでした。

 

夜凪は全ての心を封じて、役者として、舞台の完成を願ったのです。

 

無感情で芭蕉扇を振り上げる夜凪に、王賀美、白石、市子、武光は何ができるかと必死に頭を働かせ、夜凪をなんとか最後まで演じさせようとするのでした。

 

本記事では、アクタージュ98話「風」のあらすじと感想を紹介していきます。

 

※ここから先はネタバレ注意です。

 

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アクタージュ98話のあらすじネタバレ

舞台袖に控えている花子は、舞台芸術や演技には疎いものの、その花子ですら分かるほど、今の夜凪は冷めきっていました。

 

心無い嘘偽りの芝居で乗り切ろうとしている夜凪に対して、花子は残念です、と言葉を零すのでした。

 

当然それは舞台上に居る四人が何よりも知っていることであり、武光と市子はその振り下ろされる瞬間まで夜凪を止めようとしています。

 

武光の頭の中にはかつて王賀美の言っていた「俺が俺であり続けること、それが俳優になってから俺が唯一続けている努力だ」「一度濁るともう二度と戻れないんだよ」という言葉です。

 

だからこそ武光は、夜凪に対してそんな芝居をしちゃいけないと考えているのです。

 

同時に市子はこの舞台で夜凪にもう一度芸能界の荒波に逆らうことを思い出したのです。

 

だからこそ今度は自分がと動き出そうとします。

 

そんな二人を見ていた王賀美が、ふ、と不敵に笑むのでした。

 

視界に入った武光と市子が何かを察したように頷き、それを見ていた白石も頷きます。

 

動き出そうとする白石を止めた王賀美が向かった先、それは夜凪が振り上げた芭蕉扇を手で受け止めたのです。

 

見ている人すべて、そして夜凪までもが目を見開きます。

 

芭蕉扇を仰ぐのを止めたことに、さすがに観客たちも異常に気付くのです。

 

天知は看過できない台本無視であるとして舞台を捨てたと言いますが、チーム乙の阿良也はただ捨てたのではなく、夜凪の芝居を守るために捨てたのだと言います。

 

夜凪は困惑で周囲を見回します。

 

あとはただ、その芭蕉扇を振り下ろすだけで終わったのに、と訳が分からない様子です。

 

プロであり、目の前にはお客さんもいるのに、舞台を台無しにしてしまった。

 

それは夜凪の芝居が舞台を捨てさせたのだと、自分はあの演出家に負けたのだと、そして夜凪には一つの怒りを思い出すのです。

 

弱い自分に腹が立つ、皆を敗けさせた自分に腹が立つ、と。

 

そしてそんな仲間がいたことと感謝の念を持っていることに。

 

芭蕉扇を落とし蹲る夜凪に、さすがに観客もざわつきます。

 

そして、そこに昔の夜凪が寄り添うのです。

 

もう一人じゃない、あの頃の復讐に支配された自分でもないし、花子の描いた羅刹女でもない、怒りも悲しみも全て過去のもので、今はこんなにも幸せだから、と言います。

 

今なら演じられる?という過去の自分に涙をぬぐって立ち上がり、夜凪は芭蕉扇を握りしめるのでした。

 

花子はその姿に「その先が描かれる予感」を感じ取りやめさせようと舞台に飛び出そうとしますが、それを夜凪の振るった芭蕉扇が風を起こして阻むのでした。

 

夜凪は今一度、羅刹女と成ったのです。

 

過去の怒りと悲しみにとらわれ、そのおかげで、今持っているものの豊かさに気が付いたのです。

 

それが花子の描く羅刹女にはなく、夜凪の演じる羅刹女にあったものでした。

 

不敵な笑みで芭蕉扇を振る夜凪によって、舞台に風が吹き抜けるのでした。

 

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アクタージュ98話の感想と考察

チーム甲の羅刹女がなんとか終演まで持っていけました。

 

よく頑張った、よく頑張りました。

 

舞台上にいたすべての役者、そしてそれを支えた舞台に携わるすべての人たちが、夜凪の復活を待っていたのです。

 

四人の意見が「夜凪を守る」と一致したこの時、動こうとしたのは白石でした。

 

おそらく最年長の自分がという気概を見せた彼を止めた王賀美の考えとしては、今回の脚本から外れた件を背負いこむつもりなのでしょう。

 

王賀美なら「自分が勝手にやった、自分という俳優の舞台を守り通すため」と横柄なことを言っても角が立たない、という魂胆だた考えられます。

 

つまり王賀美のあの行動は花子のやったことさえ被ろうとしているのです。

 

これは王賀美が「俺が俺であること」を努力し続けた結果であり、その努力は日常だけではなく舞台の上でも王賀美陸であったのです。

 

そして何よりこの一度も描かれていない照明や音響などの裏方の人たちのタイミングがあってこそ、彼らの舞台は成功したとも言えます。

 

おそらく舞台をよく見ていた彼らが「あの四人が、一人のために何かやる気だ」ということに気付き、たとえ夜凪が崩れたとしてもそこで幕を下ろしてはいけないということを把握していたと考えるのが妥当でしょう。

 

こうして様々な人に支えられた夜凪がこの後、どうなっていくのか楽しみですね。

 

そしていよいよ満を持してチーム乙の羅刹女が始まります。

 

勝負としては不戦勝ではありますが、阿良也と千世子の舞台が楽しみです。

 

次回もアクタージュから目を離せませんね。

 

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