2020年7月6日発売の週刊少年ジャンプ2020年31号で、「僕のヒーローアカデミア」第277話が掲載されました。
前話の「僕のヒーローアカデミア」276話では、イレイザーヘッドの「抹消」により死柄木の「崩壊」を封じたヒーロー達。
エンデヴァーが他のヒーローの助力を得ながら最前線で死柄木を追い詰めていきます。
個性を封じられているにも関わらず、死柄木の途方もない身体能力の高さにヒーロー達は驚かされます。
戦場に向かうデクと爆轟をグラントリノが身体を張って阻止します。
ワン・フォー・オールを奪われることが最悪だと主張するグラントリノでしたが、そこに大量の脳無が現れました。
死柄木も個性を復活させるためイレイザーヘッドを狙い、デクや他の生徒を守るためイレイザーヘッドも真っ向から立ち向かいます。
そこにデクと爆轟が乱入、担任を守るため死柄木との戦いに身を投じるのでした・・・。
本記事では、「僕のヒーローアカデミア」第277話「誰だよ」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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僕のヒーローアカデミア277話のあらすじネタバレ
死柄木に真っ向からぶつかるデク。
ワン・フォー・オールを奪われることが最悪だと考えていたグラントリノは、何でと嘆きます。
しかし、死柄木が個性を使えないでいるのなら自分達も戦力になると反論するデク。
脳無出現の影響でヒーロー達が援護できずにおり、イレイザーヘッドが倒されでもすれば死柄木は個性を取り戻すことになります。
本当の最悪はそうなることだと、ずっと守ってきてくれていた先生を失いたくないのだとデクは叫びます。
その言葉に、イレイザーヘッドはかつてデクに「ヒーローになれない」と言った時のことを思い出しました。
爆轟の「徹甲機銃(APマシンガン)」が死柄木に炸裂しますが、まるで聞いている様子がありません。
デクは黒鞭の個性で爆轟に向かう死柄木を捕捉しますが、死柄木の怪力の前に引きずられてしまいます。
もう君に興味は無いと、死柄木は爆轟に攻撃しようと振りかぶりますが、そこにエンデヴァーが乱入し死柄木を吹き飛ばしました。
エンデヴァーは轟が来ているかを確認するが、ここにはいないと言われ、再び死柄木へと目線を戻します。
オールマイト並みのパワーとタフネスと言うエンデヴァーに、イレイザーヘッドはその力だけで済むうちに決着をと返しました。
何故かは問わず、戦力としてカウントすることにしたエンデヴァーは、イレイザーヘッドのサポートを依頼し、爆轟にはデクを守ることを指示します。
死柄木は手練れのヒーロー達相手にやり辛さを感じており、デクを攫ってこの場を離れようと考えます。
頭の中のワン・フォー・オールを手に入れろという言葉に促され、思わず「弟よ」と呼びかけてしまう死柄木。
その言葉に、デクと言葉を発した死柄木自身が反応してしまいました。
エンデヴァーが炎を鞭状に繰り出す「ヘルスパイダー」をかわしながら、どうして思ってもいない言葉を口走ったのか自問する死柄木。
「我が強すぎるぜ、先生」と死柄木が言い聞かせます。
かつてオール・フォー・ワンの姿に憧れ、感謝はしているが、オールマイト1人にねじ伏せられた過去の師は超えたいと強く願う死柄木。
それは全て俺の意志だと目を見開いた死柄木の前に、グラントリノが現れて腕に蹴りを入れて攻撃を逸らしました。
オールマイトに稽古をつけていた時の経験を生かして立ち回るグラントリノは、これ以上オールマイトを苦しめるなと拳を振り上げます。
さらに背後からはエンデヴァーが近づいてきていることを確認した上で、死柄木は力だけでグラントリノごとはねのけ、デクに向かっていきます。
死柄木は頭上に爆轟がいることに気づいておらず、爆轟の巨大な爆撃を喰らい吹き飛びます。
そこに合わせたエンデヴァーの「バニシングフィスト」が炸裂しました。
一方その頃、起動したギガントマキアが死柄木と合流することを防ぐため、Mtレディは決死の力で組み合うのでした・・・。

僕のヒーローアカデミア277話の感想と考察
いよいよデク&爆轟が死柄木と激突しました!
2人の成長を感じられる戦いになるかと思いましたが、実際には個性を封じられても圧倒的に死柄木が強いですね。
正直、今のデクじゃまるで勝負にならないように感じました。
最低でもフルカウル80%くらいを常時開放出来るぐらいじゃないとフィジカルでは厳しいです。
爆轟との連携次第では活路も見えるかと思ってはいますが、どうでしょう。
やはり個人的には、デクがキツい一発を死柄木にお見舞いする瞬間が見たいので、もっと正面からバチバチ殴り合って欲しいですけどね。
ギガントマキアがなかなか来ないなあと感じていましたが、まさかのMtレディに驚きました。
今の状況でプラスでギガントマキアに参戦されれば、ヒーロー側には勝ち目がありませんから、どのタイミングで乱入してくるのかとは思っていました。
しかし恐らく、Mt.レディは倒されてギガントマキアは乱入してくると思われます。
それはヒーローサイドも同じで、A組の生徒たちが参戦して乱戦。
死柄木が強化された肉体の副作用か何かで退却する、という流れになりそうな予感です。
デクにはそれまでに、一矢報いて欲しいものです・・・!
以上、引き続き278話以降も目が離せないですね。
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