2020年6月27日発売の週刊少年ジャンプ2020年30号で、『ブラッククローバー』255話が掲載されました。
ブラッククローバー255話は、ノエルは諦めることなくヴァニカに水の槍による一撃を浴びせるも、彼女には効果がなく、至近距離からの水魔法も効果がありませんでした。
気力で戦ってきたノエルの魔力も遂に底が尽きて倒れてしまい、ヴァニカは笑いながら彼女に止めを刺そうとしますが、ノエルの一撃が効いたのか突如として口から血を吐き出してしまいました。
ノエルの攻撃が通じないはずのヴァニカが急に血を吐いたのは、何故なのでしょうか。
本記事では、ブラッククローバー255話『暴発する命』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ブラッククローバー255話のあらすじネタバレ
ノエルは力の限り立ち向かい、ヴァニカの攻撃を致命傷を避けながら回避し、水の槍の一撃を繰り出しましたがヴァニカを貫くまでには至りませんでした。
ヴァニカは、最後の気迫は良かったけど、こんな攻撃は自分には通じない、と言い切ります。
そうしたらノエルは、ロロペチカの命はやらない、と叫んで至近距離から海竜の咆哮を繰り出しますが、ヴァニカは紅いケダモノで打ち払いました。
至近距離からの攻撃も通じず、魔力も底を尽きてしまったのでノエルは倒れてしまい、ヴァニカは勝ち誇っていましたが何故か口から血を吐いてしまったのです。
攻撃は効いてないのにどうしてと言った表情をしながらノエルに対して、名前なんていったっけ、と聞きます。
この質問に答えてあげると言わんばかりにノエルは顔を上げると、自分はノエル・シルヴァでありクローバー王国の王族であり黒の暴牛の魔法騎士、と言い放ちます。
彼女の名前を聞いたヴァニカは、面白い事を思いついた、と言うとメギキュラに対して、彼女達は始末しない、と言います。
メギキュラは、少なくてもロロペチカは始末すると思っていたのに何故、と不思議そうに尋ねたのです。
しかし、ヴァニカは、そんな事は如何でもいい、と言いつつロロペチカを連れていこうとしていたのです。
その理由はノエルを見ていたら、昔戦ったノエルの母親であるアシエを思い出したからでした。
あの時は子供を人質に取ったらアシエがとても強くなったから、ロロペチカを人質にすれば彼女の友達のノエルはもっと強くなる、と嬉々としながら言うヴァニカ。
仮にダンテとかが文句を言えば、自分の手元に置けばと言えばいいから問題ない、とヴァニカは言うとメギキュラは、君は興味深いよ、と呟きました。
ロロペチカを連れて帰るので、ヴァニカからすればもうハート王国には一切用がありませんでした。
ミモザと交戦中のダークディサイプルの一人は、もうちょっと待ってほしい、と言いますがヴァニカは冷たい表情をしながら自分に話しかけるなと、全員もういらない、と断じると呪符魔法である暴発する命を発動させ、ダークディサイプルの一人を風船みたいにしました。
ヴァニカ曰く、ダークディサイプルに渡した悪魔の力を爆発させる技であるとの事です。
ミモザと戦っているダークディサイプルの一人だけではなく、レオポルド、ラック、チャーミー、ガジャと戦っているダークディサイプルも同じ状態であり、突然の事に動揺している様子でした。
そしてヴァニカはノエルに対して、勿論耐えられるよね、スペード王国で待っているから強くなってね、と言って去っていき、ノエルはヴァニカの名前を叫ぶと共に各地で爆発が起こるのでした。
その頃、ヤミはダンテに刀による一閃を浴びせますが、ダンテは即座に回復してしまいます。
ダンテは、自分の体を傷つけるとは素晴らしいが闇魔法が嫌いである、それ故に特別に悪魔の本当の力を見せよう、と言い、ヤミも、只の人間の本と運力を見せてやる、と言いました。

ブラッククローバー255話の感想と考察
ヴァニカにとっては全ての人間が玩具みたいな感じなのでしょうね。
戦意喪失したロロペチカはノエルが強くなってくれるための玩具、ノエルはアシエの娘なのだからより強くなって楽しませてくれるかもしれない玩具、ダークディサイプルは自分の意のままに従ってくれる玩具的な感じなのだと思います。
ダークディサイプルの方はヴァニカのために命を落とせるのだから幸せなのかもしれないと思いましたが、表情を見る限り、この事を知らなかったようなので可哀そうでしたね。
一方でヤミの方は流石と言えますが、ダンテも底が知れませんのでどんな戦いになるのか気になるところです。
次回256話はダンテとヤミが本気で戦うのではないでしょうか。
ダンテはヤミの魔法は酷いものだと酷評しながらも悪魔の力をフルに使わないとヤミを倒して連れていけないと考えて、力を解放したのでしょう。
ヴァニカですらあれ程の強大な力を使える事から、リーダー格であろうダンテはヴァニカ以上の力を使えるのだと思います。
対してヤミも騎士団団長の座にありながら、今日まで修行を重ねていて更に強くなっていたので、ここから本気を出すという事は更なる力か技を繰り出すと思います。
それにこれまでヤミは強敵相手に立ち向かいましたが苦戦こそあれど、圧倒される事は無かったので互角に戦えるのではないでしょうか。
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