2020年6月18日発売の週刊ヤングジャンプ2020年29号で、『推しの子』8話が掲載されました。
アイは人気絶頂のアイドルとしてドーム公演を控えていました。
そんな中、ある人物が・・・。
本記事では、『推しの子』8話『星野アイ前編』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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推しの子8話のあらすじネタバレ
――――― 釣りをしている男に突撃取材。
「苺プロの元社長、斉藤壱護さんですよね。あの年、二十歳を迎えたアイさんは人気がピークを迎えようとしていました」
「そんなアイさんの活躍は斉藤社長の手腕があったからこそだと思います。そんなアイさんを育て上げた社長が今なぜ・・・」
「うるせー!アイを失ったあの瞬間、俺の人生は終わったんだ!」―――――
アイは公衆電話で別れた男に連絡をとっていました。
子どもたちも大きくなったから一度会ってみない?と言うアイ。
寄りを戻すというのではなくて子どもたちは賢いから、私たちの事情は分かってくれるとアイは言い、住所を伝えていました。
アイの仕事は順調でフォロワーも100万人を超えていました。
事務所ではお酒を飲んでご機嫌な斉藤社長。
来週はいよいよドームだと喜ぶ斉藤社長に、ミヤコも社長だけじゃなくて社員みんなの夢が、ドームでライブをすることだとアイに話します。
アイは自分が売れるとみんなが喜ぶから自分も嬉しそうにしていました。
斉藤社長は大事な時期だからスキャンダルがないように、くれぐれも父親に会うようなことはしないようにと念を押します。
アイはもちろんと嘘をつきます。
自分は嘘つきで、自分でも何が嘘で何が本心なのか分からないと思っていました。
――――― 斉藤社長にスカウトされた時、アイはアイドルに興味はないと断りました。
しかし斉藤社長は絶対向いている、保証するとアイに言います。
アイは断るつもりで自分の生立ちを話します。
私は片親で母親が窃盗で捕まった時に施設に入れられて、母親が釈放されても施設に迎えにきてもらえなかった、人を愛した記憶も愛された記憶もないからアイドルなんてできないと言います。
それを聞いた斉藤社長は「良いんじゃないの、経歴も個性だ」と言います。
まさかの斉藤社長の反応にアイは焦って、アイドルだったらみんな愛してるぞとか言うけれど自分が言ったら嘘になると言うと、斉藤社長は嘘でいい、嘘を吐けるのも才能だと言います。
アイの表情が変わったのを見て、斉藤社長は、本当は誰かを愛したいのじゃないか、やり方がわからないだけでその対象が見つからないのではないかと言います。
それに愛してるとファンに向かって言っていたらその嘘が本当になるかもしれないと話しました。―――――
嘘が本当になる、その言葉を聞いてアイドルになったアイ。
母親になれば子どもを愛せると思ったが、まだアクアとルビーに愛してるとは言っていませんでした。
愛してると口にした時それが嘘だと気付いたら怖いから、ずっと嘘が本当になることを信じていた、アイ。
そしてドーム公演の当日の朝。
チャイムが鳴ったので玄関の扉を開けると、フードをかぶった男が花束をアイに手渡し、ドーム公演おめでとう、双子の子は元気?と言います。
その瞬間、花束の横からナイフが出てきて、アイの腹部に深く刺さりました。
推しの子8話の感想と考察
8話の最後が衝撃すぎました。
人気絶頂のアイが刺されてしまって、それもドーム公演の当日にそんなことになり、アイは大丈夫なのでしょうか。
フードの男はもしかしたらアクアの前世ゴローを殺した人物と同じ人かもしれませんね。
アイが無事であってほしいし、フードの男の正体も早く知りたいです。
しかし最初の斉藤社長のインタビューで、苺プロの元社長と、「元社長」になっていたのが気になりますね。
元社長ということは、事務所社長をもうやってないということですし、となると、アイのマネージメントもしていないということですよね。
アイのアイドル生命がこの事件をきっかけに終わってしまったということも考えられます。
アイは一体どうなってしまうのか、9話の内容が気になります。
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