2020年6月11日発売の週刊ヤングジャンプ2020年28号で、『推しの子』7話が掲載されました。
3歳になったルビーとアクア。
ルビーは前世のことを思いだしながら・・・。
本記事では、『推しの子』7話『転ぶのを恐れれば余計に転ぶ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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推しの子7話のあらすじネタバレ
――――― ある園長先生からのインタビュー。
「双子のことを覚えていますよ。兄の方はいつも難しい本を読んでいて、妹の方は小中学生くらいの知性があったと思いますよ。」
園長先生は成長した二人の姿を雑誌で見て、凄いわねと食い入るように見ていました。―――――
2年前、アクアが子役デビューした映画では結果的にアイが全部持っていき、それをきっかけに仕事も増え、絶賛売出し中のアイドルタレントとして地位を確立しつつありました。
もちろん双子の子どもがいることは世間にはバレずに日常を過ごしていました。
アクアは前世のゴローの死体がまだ見つかっていないことをネット検索して気がかりになっていたものの、今の生活に十分満足していました。
ルビーとアクアは幼稚園に入園しました。
アクアはルビーに、前世では何をしていたのか、何歳なのかと尋ねます。
ルビーは年下だとバレたらこの先ずっとアクアにバカにされると思い、咄嗟に大人の女で、年齢を聞くなんて失礼だと言います。
アクアは確かに前世のことはどうでもよくて、前世の激務だった生活より今の幼稚園児の生活の方が楽だと思いながら、幼稚園児らしからぬ分厚い本を読んで過ごしていました。
そんなある日、お遊戯会で保護者の方にも見てもらうから練習しようという先生の言葉を聞いたルビーはやらないと言って慌てて部屋を出ていきます。
アクアが追いかけ、なぜやらないのかと尋ねると、ルビーはダンス下手だしやったことがないと言います。
アクアは前世でのことはいいけれど、これからの人生長いんだぞと言います。
別の日、ルビーは鏡の前でダンスの練習を始めました。
身体を動かすと必ず転んでしまうルビー。
そこへアイがやってきて、昔の曲をやることになったから一緒にダンスの練習をすると言って踊りだします。
アイのダンスを見て、ルビーはそこのフリはもっとこうだったと指摘します。
昔のライブ映像を見たのね、よく覚えているねとルビーに声をかけます。
ルビーは心の中で当たり前よと思います。
――――― 前世のルビー、さりなは病でほとんどを病室で過ごしていて、その時にアイのライブ映像を何千回も見たからフリも全部覚えていました。
病室でさりなはアイのダンスの真似をしようとすると転んでしまうからいつも受け身を取るようにしていました。―――――
ルビーのダンスを見てアイは転ぶのを恐れたらもっと転んでしまうから、もっと自信を持ってとルビーに声をかけます。
それからルビーは前世とは違う、アイのようにもっと動いていいんだ、私も踊っていいんだと目をキラキラさせながらダンスの練習をしました。
そんなルビーをこっそり見ていたアクアは、ルビーのダンスのセンスを実感し、演技もうまかったことを思い出して、アイゆずりの可愛い顔を持ち合わせたルビーは将来アイドルになるかもと思うのでした。
推しの子7話の感想と考察
前世のさりなちゃんの時はずっと病と闘ってきて辛い一生だったんだなと改めて思いました。
でもルビーに生まれ変わってアイと同じように歌って踊れることを実感したルビーは、将来本当にアイドルになるかもしれませんね。
しかしアクアの、幼稚園児が分厚い本を読んでいるというのにはかなり笑ってしまいました。
そんな幼稚園児が近くにいたらちょっと引きますよね。
身体は幼稚園児で心はおじさんなのがやっぱり面白いです。
それとゴローの死体がまだ見つかっていないのには驚きでした。
前世で何者かに殺されてその犯人も分からず、遺体もまだ見つかっていないなんて、なんだか複雑ですよね。
もしゴローの遺体が見つかったらアクアはどうかなってしまうのかなとちょっと考えてしまいますが、ゴローを殺した犯人は気になります。
今後、ゴローを殺した犯人とアクアは再会することがあるのか、どんな展開になるのか楽しみです。
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