2020年6月22日発売の週刊少年ジャンプ2020年29号で、『あやかしトライアングル』2話が掲載されました。
あやかしトライアングル2話は、シロガネの秘術によって女の姿になってしまった祭里は、今の状態ですずと共に学校へと行く事になりました。
しかし、幾ら祭里が女になったとはいえ、中学時代に出来てしまった距離はそう簡単に戻るわけではないのですずはもどかしく思っていたのです。
学校へと到着して同じ教室に入った2人でしたが、祭里は妖の気配を感じて動き出し、すずも後を追いかけます。
果たして、出現した妖は誰なのでしょうか。
本記事では、あやかしトライアングル2話『オンナトモダチ』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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あやかしトライアングル2話のあらすじネタバレ
シロガネに術をかけられて女になってしまった祭里は、鏡前で本来男にはない胸を触っていました。
胸を触る事で、自分は女になってしまったのだと自覚する祭里。
そこへ髪の毛を整えるためにやって来たすずが部屋に入り、祭里が胸を触っている光景を見て、ありえない、と言って非難し、祭里は、自分の体なんだから別にいいだろう、と言い訳しました。
そして未だに先程の祭里の行動を非難するすずに祭里は、すずも自分の体が男になったら観察するだろう、と言うと、すずは一瞬赤面してニヤついていたが、正気に戻って、見ない、と言ったのです。
当面の間はシロガネを早く見つけて術を解かせようという方針を取る一方で、祭里はすずに妖を無視する癖をつけるためにお菓子を渡して注意を惹かせます。
中にはシロガネのように気配を隠している妖もいるんだから警戒しろ、と祭里は言うと、すずもこの前の事で命の危機に陥ったのを忘れていなかったので、うん、と頷いてお菓子を食べました。
乗るバスがやって来たので2人は乗ると、祭里は、心配しなくても自分も今まで以上に警戒すると言って席に座り、すずは、何でそんな後ろに座るんだ、と心の中で突っ込んだのです。
何時からか出来上がった学校での距離感は、女子になったからと言って急には仲良くなれないか、とすずは複雑な思いを抱きながら心の中で呟いていました。
教室へと向かった2人ですが、2人は同じクラスのようです。
同じクラスになれたのは祭里の祖父は長い間この地域で妖を退治してきた事から周辺にはコネがあり、学校側に根回しをしてくれたおかげでした。
すずは、祭里と連絡先を交換しよう、と思っていましたが、今更だしな、と言う思いもあって躊躇していました。
そうしたらすずの中学時代の友人の1人がすずの太ももを触り、もう1人は映えると言ってスマホで写真に収めました。
そんな中、祭里の祓忍具であり髪の毛に挿している風車が回り始めました。
風車は、祭里が使う風の術を発動させる際に集中力を高めたり、妖の探知をサポートするアンテナにもなるのです。
祭里は動き出し、すずも様子を見ようと動き出したのでした。
祭里は気配がする場所へとやって来ると、そこには秘術をかけた張本人であるシロガネがいました。
シロガネは、自分の妖力を奪った封神の巻を返してくれ、それで元に戻した暁には祭里を元の性別に戻してやる、と言いますが祭里は、元に戻ったとしてもすぐにすずを狙うつもりだろう、と疑っていました。
シロガネは、そんなことはない、と言いますがよだれを垂らしていたのでバレバレでした。
しかし、シロガネは、ギボシ山の封印塔の封印を解いて封印されていた妖を解放した、と言うと同時に、我が下僕の爛、と叫びますが肝心の爛は現れる気配がありません。
そんな中、すずの悲鳴が聞こえたので祭里はすずの元に向かいます。
爛はすずを食って妖怪の王になろうとしていましたが、間一髪で祭里はすずを助けると同時に風巻流・祓忍法鎌威太刀で爛の顔を真っ二つにして仕留めました。
この光景を見ていたシロガネは驚愕の表情をしており、すずは女の祭里の雄姿がかっこよく感じていたみたいです。
このままじゃすずが危ないと思った祭里は、すずに頼んで、すずの友達に、自分はすずとは小学校からの友達だ、と紹介するように頼みました。
祭里の容姿を気に入ったすずの友達であり先程太ももを触っていた弥生、同じくすずの友達でありスマホを持っているルーシーは受け入れました。
すずは、祭里は元は男なのに女友達なんていいのかな、と思いながらも、その名目で距離を縮められるのだから嬉しい、とも思っていました。
そしてシロガネは、次こそは、と思っていたのでした。
あやかしトライアングル2話の感想と考察
男子から女子になった際には、力が男の時より弱くなっているという可能性がありますが祭里の場合はそれには当てはまらないみたいですね。
爛は一撃で倒されてしまったのでまだ完全に当てはまらないかは分かりませんが、シロガネは弱い相手を差し向ける筈がありませんので、爛はそれなりに強かったとは思います。
しかし、そんな爛をあっさり倒したのですから祭里の技量は計り知れないと言ったところですね。
そんなに腕を磨いたのも全てはすずを守るためなので、すずが思っているほど仲良しの距離は遠くなってないんじゃないかなと思いますね。
新たに登場した弥生やルーシーの存在も結構祭里を困惑させて来るのではないでしょうか。
弥生は躊躇なくすずの太ももを触っており、ルーシーも結構写真に収めたりしていたので彼女達の行動には振り回されそうな気がします。
次回は祭里とすずが連絡先の交換をするのではないでしょうか。
祭里は今回のケースからすずを確実に守るために、すずの居所をちゃんと知っておく必要があり、すずももし悪い妖に襲われたり目撃した際に、祭里に連絡する手段が必要なはずです。
それ故に祭里はすずに連絡先交換を申し込み、すずは元々交換したかったので嬉々として受け入れるのではないでしょうか。
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