2020年6月10日発売の週刊少年マガジン2020年28号で、『彼女、お借りします』143話が掲載されました。
『彼女、お借りします』143話では、和也は瑠夏との誕生日デートを無事に終えました。
一方水原は映画完成まで、どんな日々を送っているのでしょうか。
本記事では、『彼女、お借りします』143話「彼女と芽」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします143話のあらすじネタバレ
墨が街を歩いていると、どこかに向かう水原を見かけます。
おばあちゃんの誕生日プレゼントを持ってきた水原。
中身は新しい入院着で、おばあちゃんは喜んでいます。
三日前少し体調を崩していたおばあちゃんを、水原は心配します。
三日前のことを大昔というおばあちゃんを見て、そんな73歳になりたいと言う水原。
今日は降水確率70%でしたが、外は晴れています。
おばあちゃんは自分が晴れ女だと話し始めます。
すでに何回もその話を聞いた水原は呆れますが、おばあちゃんは水原が生まれる日も嵐のような豪雨が、自分が病院に来たらピタッと止んだと嬉しそうに話します。
雨女の女優は茨の道だとおばあちゃんが心配すると、水原は雨の似合う女優になると言います。
水原の母親の話になり、彼女も雨女で美人で、水原とよく似ていると話します。
しかし親よりも先に死んでしまう親不孝者だと、おばあちゃんは寂しそうです。
そんなおばあちゃんを見て水原は、自分がおばあちゃんより長生きすると宣言します。
珍しく先の話をする水原に、誰の影響かとニヤリと笑うおばあちゃん。
水原はお花の水を替えてくると部屋を出ます。
水原が廊下を歩いていると、大きな花束を持った墨が居ました。
廊下の休憩所で水原は、墨がビラ配りを手伝ったことを聞きます。
何も知らなかった水原は、迷惑をかけたと落ち込みます。
墨はスマホで文字を打ち、映画作りはどうなったかと聞きます。
撮影も無事に終わり、後は完成を待つだけだと水原は報告します。
墨はとても嬉しそうな表情で拍手をします。
墨は和也がどれだけ頑張っていたと水原に教え、この映画は水原の想いと和也の支えで出来たものだと感動し、涙を流しながらおめでとうと言ってくれました。
おばあちゃんに墨を紹介する水原。
すこし会話をし、墨を見送ります。
おばあちゃんは、水原にも友達がいることに驚きます。
真面目でとっつきにくいところが水原の良さでもあるが、和也と出会ってから急に人が増えたみたいと不思議がっています。
水原はおばあちゃんに、映画の鑑賞日を伝えます。
おばあちゃんはとても喜び、和也が頑張ったんだねと言います。
水原は何も知らないおばあちゃんに、クラウドファンディングから撮影まで、どれだけ和也がダメだったかを、すごい勢いで話し始めます。
和也のことを話している水原の表情は、とても楽しそうです。
そんな水原を見たおばあちゃんは水原に、人に愛が芽生える瞬間はいつか知っているかと質問します。
キョトンとする水原におばあちゃんは、その人のことを楽しそうに語った時だと教えます。
自分の部屋で黙々と作業をしている和也。
和也のパソコンには支援者リストが表示されています。
和也は水原のことを思い出しながら、なにか悩んでいるようです。
彼女お借りします143話の感想と考察
久しぶりにおばあちゃんと墨が登場です。
おばあちゃん誕生日だったんですね。
体調もやはり時々悪くなるみたいで、まだ心配です。
水原の後を追いかけてきた墨は、意外と大胆な行動をとりますね。
和也は水原に墨が協力してくれたことを伝えておらず、水原からしたら驚きですよね。
墨から聞いた和也が頑張っていた姿、水原にも響いたのではないでしょうか。
沢山の人の協力もあって出来た映画ですが、和也と水原の二人で支え合ってきたからこそ出来た映画ですよね。
そしておばあちゃんに、楽しそうに和也のことを話す水原。
おばあちゃんの言う通り、愛が芽生えた瞬間なのではないでしょうか。
あんなに和也のことを、楽しそうに話す水原を見たことはありません。
映画の鑑賞日も決まり、あとはその日を待つばかりです。
しかし和也はなにか悩んでいるようでした。
なにか最後に問題が出てきたのでしょうか。
支援者リストを見ていましたが、どうしたのでしょうか。
誰かほかにも呼びたい人がいるとか、でも人数的に厳しいとかですかね。
和也が何に悩んでいるか、次回が気になります。
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