2020年6月8日発売の週刊少年ジャンプ2020年27号で、『ハイキュー』396話が掲載されました。
ハイキュー396話は、ブラックジャッカルの佐久早が強烈なスパイクを放って、牛島のレシーブが弾かれます。
しかし、ニコラスの叫びでアドラーズは懸命に返してきたのです。
返されたボールを木兎はスパイクで返してやると、今度は牛島がスパイクで木兎とトマスのブロックを吹っ飛ばして返してきました。
宮がフライングレシーブでボールを拾って上げると、日向がボールを上げようとしたのです。
果たして、日向は誰にトスを上げる事になるのでしょうか。
本記事では、ハイキュー396話『空腹・2』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ハイキュー396話のあらすじネタバレ
侑のサーブからブラックジャッカルが優勢だった第3セットでしたが、牛島や星海の活躍もあってアドラーズが追い上げてきて、気づけば24対23になっていました。
ソコロフがサーブを打ち、日向は向かってくるボールを拾おうとしますが犬鳴がボールを拾ってくれたので、すかさず紛れたのです。
木兎達が打つ体勢を取る中、侑は佐久早に向けてトスを上げると佐久早は強烈なスパイクを打ちました。
佐久早の会心のスパイクを牛島は難なく拾うも、ボールは遠くへと飛んでいってしまいました。
しかし、ベテランのニコラスは懸命に走っていくと足を使ってボールを上げたのです。
そして圧力を込めたポルトガル語で、繋げ、と叫ぶニコラス。
日向達はニコラスのポルトガル語を一切理解していませんでしたが、繋がらなかったらこの場で始末する、と言ったのだろうと察しているようでした。
試合を見ていた烏養は、今のは世界を舞台に戦ってきた男の圧力だ、と感じていました。
星海は、繋ぐのは当然だ、と言わんばかりにニコラスが繋いでくれたボールをスパイクで打ち返しました。
そうしたら日向が拾うと心の中で、生活がかかっている、と心の中で呟きます。
繋がれたボールは侑が木兎に向けてトスを上げたのです。
木兎は嬉しそうな表情をしながら、皆バレーが強くて楽しい、と心の中で呟くも同時に、強い奴は全部倒す、と心の中で呟いて強烈なスパイクを放ったのです。
しかし、そのスパイクをニコラスが見事に拾って繋ぎ、影山がトスを上げると牛島がスパイクを打つ体勢を取ります。
木兎はトマスと共にブロックを形成して止めるみたいです。
対する牛島は、自分の方が強い、という思いを込めてスパイクを打ち、木兎とトマスはブロックしますがボールは大きく弾き飛んでしまいました。
しかし、侑が滑り込んだ状態でボールを拾うと共に日向にトスを上げました。
そして日向は誰かにトスを上げようとしており、影山はツーアタックも警戒している様子です。
日向はトスを上げようとする体勢を取っていましたが、咄嗟に体を捻って左でスパイクを打って得点を決めました。
この事に澤村、東峰、菅原、山口は驚き、月島は生意気という表情をし、影山はやってくれるなと言う表情をしている様子です。
黄金川は最初は日向を褒めていましたが、左で打った事に時間差で驚いていました。
日向が左打ちを練習しているのをずっと見ていた加藤はとうとう出来たかという思いがあったからか、笑っていました。
条善寺高校バレー部監督の穴原は合宿の時に、体格の代わりに与えられたものが高さというものに対する圧倒的な餓えだ、と言っていた鷲匠の言葉を思い出していて、日向のプレーを見ていて、何でもありだ、という実況の言葉に同意したみたいです。
そして第4セット目が始まると共に侑は、点を取ったら褒め、ミスったら罵れ、頑張ったで賞はいらない、と心の中で言ってサーブを打ちました。
彼のサーブが見事に決まって、先制点を取りました。

ハイキュー396話の感想と考察
見事に第3セットを取って、大手を決めたブラックジャッカルですが、個人的にはニコラスの叫びに注目が行きましたね。
ニコラスはベテランであり、ブラジル代表の選手でもあるのでクレバーな選手だと思っていましたが、勝負どころでは熱い一面が顔を出してくるのでしょうね。
結果的に繋ぎましたが、もししくじったらニコラスからさっきの叫びよりも大きな怒号が響き渡るんだろうなと影山達は思ったと思います。
そして第3セットでは余りいい活躍が出来ていなかった日向が最後の最後で決めてくれたので良かったと思いました。
セットを取る劇的なプレーを見せたので、いいイメージのまま第4セット目に臨める事が可能になるのではないでしょうか。
次回397話は第4セット目が開始してブラックジャッカルが優勢になると思います。
ブラックジャッカルが第3セットを取ったので、残り1セットを取る事が出来れば無事に勝利となります。
しかし、アドラーズもその事は分かっているのでここからセットを連続で取りに行く覚悟で攻めてくると思います。
対するブラックジャッカルが侑のサーブを打って先制点を取ったので、ブラックジャッカルが優勢になるでしょう。
そして第2セットや第3セットでは様々な選手のプロ入り後の話や、過去話が明らかになり、より詳しく描写がされていましたので、ここからは試合だけの話になって来るのではないでしょうか。
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