2019年11月25日発売の週刊ヤングマガジン2019年52号で、『神さまの恋人』33話が掲載されました。
神さまの恋人33話は、ナンバー6の鏖(みなごろし)を撃破したジンタ達はナンバー5とナンバー4が待つ部屋に行きますが、誰もいませんでした。
その2人は舞花が入院している「64TOKYO」帝都大附属病院を襲撃していたのです。
その2人は突然現れた九条によって一蹴され、ジンタ達も九条本人からこの事を知ります。
そして残る3人が待つ部屋へと入ると、ナンバー3からナンバー1までいました。
果たして、一体どんな戦いが始まるのでしょうか。
本記事では、神さまの恋人33話『ビットミュータント』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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神さまの恋人33話のあらすじネタバレ
ナンバー6の鏖(みなごろし)を撃破したジンタ達はその先を進んでいました。
ゲンはJUNにここまで手応えが無さすぎると言うと、彼に結構ボロボロだけどと返されてしまいます。
そう返されたゲンは怒って一人だけ無傷だからってと言いつつ、相性だ相性だと反論しました。
ハハハと笑うJUNに龍子は見惚れており、トモはマジかと言う表情を彼女に向けていたのです。
しかし、ジンタはこのままいい調子で進むわけではないと皆の気を引き締める言葉を発すると、次の扉を開きます。
ここにはナンバー4とナンバー5が待ち構えているはずですが、誰っ子一人いませんでした。
床には大量の血痕が存在していたのでバトルフィールドなのには間違いありません。
そして床には通信機が1つ残されており、拾ったジンタが耳に当てるとRARAの声が聞こえ、彼女がいる「64TOKYO」帝都大附属病院が襲撃されているのだと察します。
ジンタが危惧していた通り、「64TOKYO」帝都大附属病院では一人の男性とロボットの襲撃を受けていたのです。
男性はロボットに無意味にデカいから室内で変身(トランスフォーム)するなと言い、ロボットはデカい方がかっこいいと反論します。
この状況に困惑しているRARA。
男性の正体はルシファーズ・イレブンのナンバー4の斬り人、ロボットの正体はルシファーズ・イレブンのナンバー5のドンザックでした。
彼らは舞花の回収、RARA達の始末、世界を滅茶苦茶にする事を目的としており、手始めにRARAを始末しようとします。
RARAは涙目になって、舞花を守れそうにないと心の中でジンタに謝りました。
この危機的状況で九条が駆けつけたのです。
斬り人は剣を九条に振るうも、彼は立体映像なので攻撃は当たりません。
自分を「64 TOKYO」の悪魔だと評す九条に、斬り人は仏のポーズをしながら4つの腕を出現させます。
九条曰く斬り人は内海新平で、婚約者に捨てられたショックで引きこもった後に今の地位につき、元婚約者と家族を始末したとの事。
ドンザックは宮崎仁で、ロボットもののアニメオタクで5年前に事業に失敗してからネットカフェを転々とした後に今の地位につき、深夜にロボット姿で徘徊して目撃した者を始末したとの事でした。
素性を知られたからには始末すると言わんばかりに2人は九条に迫りますが、デコピンで倒されました。
そして九条は通信機を拾い、ジンタに舞花達は無事でナンバー4とナンバー5は倒した事を報告します。
同時に人類はビットミュータントの時代に進んでいくと伝えました。
九条曰くビットミュータントはVW(バーチャルワールド)で生まれる願望の塊で、人であって人でない何かや容姿や力等が自らの意思で決まるとの事です。
そして世界が地獄になるか、理想郷になるかはジンタ達次第だと、残るナンバー3からナンバー1は本気で現実(リアル)に革命を起こそうとしていると伝えて切るのでした。
ジンタ達は最後の扉を開けると、そこにはナンバー3からナンバー1の青年と女性がいました。
神さまの恋人33話の感想と考察
ルシファーズ・イレブンが不意を突くような感じだったとはいえ、舞花がいる病院を襲撃するとは驚きでしたが、九条もまさかデコピンで倒すとは驚きましたね。
流石は「64TOKYO」の悪魔なだけあるなと思いましたね。
そして九条はナンバー4までの者達は私利私欲にまみれた者達だと言っていましたが、彼らとの戦いを振り返ればまさにその通りでした。
それと共に残る面々は本気で革命を起こそうとしている者達だと言っていたので、さぞ過激なのかなと思っていましたがジンタ達と同じような学生服姿の男女なのに驚かされました。
見た感じは強そうな感じではありませんが、落ち着いている雰囲気から只者ではないような感じがかなりします。
それ故に彼ら相手に油断なりませんし、一度でも気を抜いたらやられそうな感じもありますので一度の油断が命を落とすような戦いになりそうですね。
次回は彼らとの戦いが始まると思われます。
しかし、彼らとの戦いはこれまでとは違って、ただの戦いではないような気がします。
これまで何らかのバトルフィールドなのが主でしたが、彼らが待っていた場所は教室の中でした。
これはただ単に戦うのではなく、頭を使った頭脳戦みたいになるのではないでしょうか。
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