2019年11月11日発売の週刊ヤングマガジン2019年50号で、『神さまの恋人』31話が掲載されました。
神さまの恋人31話は、トモと龍子はバストコレクターであるブラックジョーカー、弱者に生きづらい現実を作った者達を始末しようとする忍者白鳥くんと戦います。
バーチャルワールドの特性を存分に生かした彼らの戦いに、トモと龍子は苦戦を強いられたのです。
しかし、追い詰められながらも龍子は隠し持っていた切り札を使う事で逆転し、トモは自らの強い想いを自らの剣に宿し始めました。
果たして、第2回戦の行方は一体どうなっていくのでしょうか。
本記事では、神さまの恋人31話「強い思い」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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神さまの恋人31話のあらすじネタバレ
序列8位であるブラックジョーカーは、対峙している龍子の胸を見て舌を出しながら欲しいなと呟きます。
対して龍子は誰が触らせるかと言い、ブラックジョーカーの事をデブ呼ばわりしました。
しかし、ブラックジョーカーは胸を触りたいのではなく龍子の胸を綺麗切り取って自分のコレクションに加えようとしていたのです。
この世界では始末する前に胸を切り取ればとっておけるのだと、邪悪な笑みを浮かべて喋るブラックジョーカー。
彼の言動から現実世界での未解決事件で、女性の胸だけが切り取られる事件があったのを思い出した龍子。
そして事件の犯人であるバストコレクターなのかとブラックジョーカーに尋ねると、彼は邪悪な笑みを浮かべながらどうだろうねと呟きました。
彼の様子からゲンは絶対にクロだろと叫びます。
龍子はあの事件の犯人だとしたらお上に代わってお仕置きだと言って、警棒を取り出しました。
ゲンはもう少し強い武器を出せばいいのにと言いますが、JUNからメリケンサックを使うゲンには言われたくないでしょと言われます。
対してブラックジョーカーはゴーンやブレイドと一緒にしないほうがいいと警告すると、攻撃態勢に入ります。
一方、トモと対峙している序列7位の忍者白鳥くんは彼女にギニーを始末した事を感謝していました。
理由は彼がやらかした所業は自分達が影ながら行った努力を台無しにするものだったからです。
そして自分達の力を正しき事に使うべきだと豪語し、その正しき事とは弱者に生きづらい現実を作った者達を自分達が始末する事でした。
話を聞いていたトモは、忍者白鳥くんの目的はギニーと何も変わらないと吐き捨てます。
その言葉を聞いて激怒した忍者白鳥くんは、素早い動きでトモの背後を突いて忍者刀による斬撃を浴びせたのです。
その頃、ブラックジョーカーはバーチャルワールドの特性を利用して見えない糸の上を一輪車で漕いでおり、龍子を驚愕させていました。
そして現実の常識は役に立たないと言って落下し、一輪車のタイヤから刃を出現させて攻撃を仕掛けます。
龍子は避けますが、彼女の太ももが斬りつけられていました。
龍子は怯まずに警棒を振るうもかわされてしまい、ブラックジョーカーは糸の上に一輪車ごと乗ります。
そしてロープを鞭のように振るい、彼女の上着を斬りつけていったのです。
その頃、忍者白鳥くんの動きに翻弄され、ただただ一方的にやられていくトモ。
ジンタは加勢しようとしますが、トモは加勢したら舞花を助けられなくなるかもしれない気がするという理由で拒みます。
それならとこの世界はバーチャルワールドだから強い想いは実現すると言ったのです。
一方、龍子はブラックジョーカーのロープによる攻撃を喰らった結果、上着は破られ、皮膚は傷ついていましたが、胸だけは無傷でした。
止めを刺そうとするブラックジョーカーに対し、龍子は警棒を伸ばして彼の足を拘束すると地面に叩きつけました。
龍子の警棒は鎖付きでしたので、遠距離にいるものも捕まえられるのです。
卑怯だと言うブラックジョーカーに、切り札は最後まで取っておくもんだと龍子は言い放ちました。
龍子が勝ったのを見たトモはジンタの言うように、自らの強い想いを剣に込めるのでした。
神さまの恋人31話の感想と考察
まずは龍子がブラックジョーカーを下しましたね。
見た目がギャルだったので、意外と頭がいいのには驚かされましたね。
多分ブラックジョーカーの言動からすぐには自分を始末するような事はしないと踏んで、敢えて攻撃を受けて最後に止めを刺す時に勝負を決めようとしていたのではないでしょうか。
それ故に狙いを気づかれないように警棒での攻撃をしたりし、一気に攻めようとした時に鎖付きの警棒を伸ばして捕らえ、地面に叩きつけたのだと思われます。
これで残りはトモと忍者白鳥くんだけとなりましたので、彼らの戦いも佳境になって来るのかなと思いました。
そして次回はこの2回戦の決着が着くのではないかと思われます。
ブラックジョーカーの方はもう龍子が倒しましたので、残っているのは忍者白鳥くんだけとなっています。
トモは剣に強い想いを込めたとはいえ、状況的にはズタボロのトモより未だ無傷の忍者白鳥くんの方が優勢です。
しかし、剣に強い想いを込めているトモの一撃が彼に届く事が出来れば、龍子同様に一発逆転勝利もあり得ると思われます。
その反面、一度でも外してしまえば忍者白鳥くんはトモの攻撃を警戒して遠距離攻撃を仕掛けてくるものと思われるので、如何に一撃で仕留める事が出来るかにかかっているのではないでしょうか。
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