2019年11月25日発売の週刊ヤングマガジン2019年52号で、『サタノファニ』114話が掲載されました。
サタノファニ114話は、襲撃を受けた翌日、学校に通う千歌ですが昨日始末したはずの犬養ひよ里がいましたので、内心動揺します。
彼女の口から昨日千歌達が始末したのは妹のほの香だと言う事が、判明するのです。
ひよ里から悲しみだけを感じた千歌は違和感を抱いていました。
そして前倒しで合流したカレンは保健医、あやは車椅子の女子高生、カチュアは校務員として学校に潜入したのでした。
果たして、3人のメデューサが来た事に教団側はどう動くのでしょうか。
本記事では、サタノファニ114話『メデューサ参戦』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 前話 | 一覧 | 次話 >> |
サタノファニ114話のあらすじネタバレ
犬養ひよ里が自分達を襲撃してきた日の翌日、千歌は普通に学校に来ていました。
昨日、打ち合わせで美依那と霧子は九龍城(クーロンじょう)内部を探る事になり、千歌と小夜子は学校で真希の居所を探る事になりました。
美依那の見立てだと正体がバレていても学校では人目もあるから襲われる心配はないから普通にしてれば大丈夫と言われていたのです。
千歌は学内にダーキニーが何人いるのか分からないから、気が気ではありませんでした。
一応登校中の生徒達を確認したが真希の姿は無かったので3日のうちに見つけないといけないと思っていました。
ひよ里と同じダーキニーである桜川と根津はそんな彼女を見つめていたのです。
そして担任の先生が入ってきて出欠確認を取っていき、ひよ里の名前を出された時、千歌は内心ドキドキしていました。
そうしたら昨日始末したはずのひよ里が元気よく現れ、千歌は動揺しつつも彼女に挨拶されたので言葉を詰まらせながら挨拶します。
放課後、2人は屋上にいました。
ひよ里は幽霊でも見るような目で見ないでと言ったのを皮切りに、千歌は、カマラは双子の姉だったのかと聞く。
ひよ里はカマラの本当の名前はほの香で妹だと言い、千歌が始末したのだろうと聞くと、彼女はだんまりを決めます。
彼女の反応から始末したのが分かったひよ里は、遺体は何処だと聞くと、それにもだんまりを決めこむ千歌。
そうしたらひよ里は片目から涙を流して無いんだねと言うと、千歌は来るのではないかと身構えます。
しかし、彼女は教祖からの命令で今の時間帯では相手はしないと言いつつ、千歌を始末するのは自分だと言って出ていったのです。
千歌は彼女から敵意や怒りではなく悲しみの感情だけが感じられた事に、違和感を抱きました。
それと同時に昨日の傷が開き始めたので、保健室へと向かいますが誰もいません。
ベッドのところから声がするのでカーテンの隙間を見ると、そこでは保健医として潜入したカレンは経験のない男子生徒と行為をしていました。
この光景を見ていた千歌は何故彼女がここにいるのかと、何でこんな事になっているのかと赤面しながら思っていたのです。
2人も千歌の存在に気づきますが、お構いなく続きをしました。
行為が終わった後、カレンは昨日の報告を受けて予定を前倒しして来たと千歌に言います。
友坂えりに手続きを頼んだからバレているのではないかと疑心暗鬼になっていると語るカレン。
そして洋子以外の2人も来ていると告げました。
体育館では他の生徒達とバスケットボールをしている桜川からあやは車椅子に乗っている状態でボールを奪い取ったのでした。
トイレではカチュアは山田カツ子と言う偽名で校務員として潜入していました。
先輩のレイカからトイレの汚れは心の汚れだから汚れを落とすたびに心も綺麗になると言われ、分かりましたと返事をするカチュア。
女子トイレの掃除を任されたカチュアは自分の心はトイレの汚れよりも真っ黒だと自虐気味に言いながら掃除をし、綺麗にしました。
その女子トイレに根津が現れ、カチュアは奥のトイレを使えと言う前に彼女は綺麗にしたばかりのトイレの中に入ります。
イラッとするも心を落ち着かせるカチュア。
やがて根津が出てきて、ちゃんと仕事してくれないと言ってカチュアをおばさん呼ばわりします。
しかもレイカからも心の汚れを落としきれてないと言われ、口でははいと言いつつも心の中ではやかましいわと言うカチュアでした。
サタノファニ114話の感想と考察
正直、教室にひよ里が普通に登場したときには千歌同様に驚いてしまいましたね。
双子の妹だと知って納得はしましたが、もしかしたら他にもいるんじゃないかと思いました。
教団側がどう動くか分からないこの状況に、カレン達が合流してきたのは心強いです。
ただカレンとあやは目立ち過ぎた感があり、カチュアも何時かキレるんじゃないかなと思うと不安も大きいですね。
とはいえ、彼女達の登場は千歌達にとって心強いのは間違いないでしょう。
九龍城(クーロンじょう)内部を探る美依那と霧子がどうなっているのかも気になるところですね。
次回は美依那、霧子、小夜子の行動が明らかになると思われます。
小夜子は千歌と同じように真希を探していると思われ、その際に今回の千歌がカレンとばったり会った時みたいにトイレ掃除をしているカチュアとばったり会うのではないでしょうか。
美依那と霧子は九龍城(クーロンじょう)内部を探るために裏切者の友坂を使って調べるのではないではないかと思います。
友坂は裏切ってはいますが一応味方側という事になっています。
美依那達だけで事細かに内部を探るのは難しいと思われるので、内部に精通している彼女を利用するのではないでしょうか。
<< 前話 | 一覧 | 次話 >> |