『わたしの幸せな結婚』は、ガンガンONLINEにて連載されている顎木あくみ原作による高坂りとの人気漫画です。
わたしの幸せな結婚12話では、清霞に心を開き、自分の気持ちを言えるようになってきた美世。
しかし、なにやら美世のまわりで異能が・・・。
本記事では、『わたしの幸せな結婚』12話「お礼の宴」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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漫画『わたしの幸せな結婚』12話のあらすじネタバレ
初めて一緒に街へデートした時に清霞が買った着物が届き、こんな良い着物をたくさんもらえないと美世は言います。
しかし清霞は髪紐のお礼だと恥ずかしそうに言います。
桜色の着物は清霞が一番気に入っていたと呉服屋の女将が言うと、美世は母の形見の着物に似ていると嬉しい気持ちになり、清霞にお礼を言います。
母に少しは似ているかしらと鏡の前で微笑む美世は、宴の用意をしなくちゃと立ち上がります。
そして、清霞は五道を連れて自宅へ戻ろうとしていました。
美世から先日かつての使用人だった花を連れてきてくれた五道にお礼がしたいと自分から清霞に言ったので、清霞は美世の変化に喜んでいました。
自宅へ着くと、美世は二人を出迎えます。
桜色の着物をまとい、顔色の良くなった頬、そしてきれいにとかれた髪、以前のようなやせこけた手首ではないこと、これらを見た清霞は、キレイでよく似合っていると言います。
その言葉に恥ずかしそうにする美世。
2人のいちゃいちゃぶりを見た五道は客にも関わらず放っておかれた状態だったので、美世が慌てて中へ招き入れます。
美世の手料理を食べて美味しいと喜ぶ五道。
美世は先日花を連れてきてくれたことのお礼を言い、あの日花や旦那さまと落ち着いて話せたのは五道のおかげだと言いました。
清霞にはごくろうとだけ言われただけの五道は、美世の言葉にそんな風に言ってもらえたのは初めてで嬉しいと言います。
そしてその勢いで五道は、鬼隊長とは別れて僕と結婚しましょうと言います。
清霞は殺気立つほど五道に対して怒ろうとしますが五道は冗談ですよと言います。
すると、私は旦那様がいいのでと言う美世。
美世の言葉に、清霞は自分の居場所さえあれば誰でもいいのかなと最初は思っていたけれど、今は自分に心を開いてくれていることを実感しました。
楽しい宴が続いた後、五道は帰っていきました。
お風呂からあがった清霞は家の中がずいぶん静かなことに気づきます。
そして美世の声がかすかに聞こえたのでその部屋に入ると、美世は机に伏せて居眠りをしていましたが「やめて」と言い、涙を流していました。
清霞は部屋に入った瞬間、異能が使われた気配を感じました。
うなされている美世に声をかけ、起きろと身体を揺さぶると、美世は目を覚ましました。
大丈夫か、悪い夢でもみていたかと尋ねる清霞に、美世は涙が止まらずわんわん泣き出してしまいました。
そんな美世を優しく抱きしめる清霞。
気が済むまで泣いたらいいし、自分の感情を出して甘えてもいいと美世に声をかけます。
すると美世はこの家に来てから毎晩同じ夢を見ると言います。
母の形見の着物を目の前で燃やされてしまい、やめてと言うも私の顔を見て笑う夢。
過去に同じような体験をしたのだろうと同情する清霞に、美世は自分は本当にここにいてもいいのかと尋ねます。
清霞は死ぬまでここにいてほしいと言います。
美世は自分は無能で旦那様にふさわしくない人間だが、自分は旦那様のそばで役に立ちたいから頑張ると言います。
今の美世にとって精一杯のポジティブな考えなんだろうと清霞は受け止めます。
そして清霞はもしかしたら美世の悪夢は薄刀家の異能によるものかもしれないと思いました。
漫画『わたしの幸せな結婚』12話の感想と考察
美世って本当に心の優しい人ですよね。
昔の使用人の花の送り迎えをした五道は上司に頼まれたから送り迎えをしたにも関わらず、五道のおかげだからとお礼を言うところなんて、本当にキレイな心の持ち主ですよね。
それに五道の冗談とはいえ、僕と結婚しましょうという言葉に対しても、丁寧に断るところなんて他人の気持ちを考えて言葉をすっと選べるところが素敵な女性だなと思いました。
それと清霞が、桜色の着物を着た美世に対して素直にキレイだなと言うところや、泣きじゃくっている美世を優しく抱きしめて、思う存分泣いたらいいと言うところはもうカッコよすぎますね。
今回の12話はイケメン清霞の言動にきゅんきゅんしてしまいました。
美世は本当に素敵な人のところへお嫁にいけて良かったなと心から思います。
しかし、美世の悪夢は過去の経験からきているものだと思っていたのですが、ここへきてまさかの薄刀家が関係しているとはびっくりです。
そういえば最初の頃に薄刀家は人の夢の中にまで入り込んで人の心をコントロールする異能があるって書かれていたので、まさに美世が毎日見る夢はその可能性があるということなんですね。
ある意味、恐ろしい異能ですよね。
一体薄刀家の誰が美世を苦しめているのか、目的は何なのかがとても気になります。
次の13話が早く読みたいです。
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