2020年5月21日発売の週刊ヤングジャンプ2020年25号で、『推しの子』4話が掲載されました。
双子の妹ルビーの前世はゴローの元患者さりなちゃん。
推しメンの双子はママを応援するあまり・・・。
本記事では、『推しの子』4話『笑顔の作り方』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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推しの子4話のあらすじネタバレ
アイドルのアイは給料が安いことを愚痴っていました。
この間オリコン3位だったのに中抜きがひどいとミヤコに言うも、小さな芸能事務所だから仕方がないし、利益が薄いのは最初から分かっていたはずだと言われます。
世の中結局お金だと気付いたと言うアイ。
自分ひとりだったらいいけれど、双子のこの子たちを幸せにするためには今のままではだめだと言います。
早く映画やCMの仕事来ないかなと言いながらアイはレッスンに出かけていきました。
ルビーはアイドルって月収100万くらいもらえるものじゃないのかと言うと、アクアは月収100万のアイドルは一握りしかいないと言います。
ルビーとアクアはミヤコにどうしてうちのアイに仕事がこないのか、もっと営業しろと文句を言うと、ミヤコは一人の芸能人枠をアイドルグループとして奪い合うからなかなか厳しいと言います。
さらにミヤコはアイは本当にすごいと認めるけれど、それはアイドル枠の話であって、芸能界で生き残るには一人でも戦える何かがないと難しいと話します。
その頃アイはレッスンの合間にエゴサーチをしていました。
そこに書かれていたのは、アイの笑い方はプロの笑顔で人間臭さがないというコメント。
それを見て、アイは痛いところを突くなぁと思いました。
それから、B小町のミニライブ会場にやってきたミヤコ、アクア、ルビー。
ルビーはアイの生ライブを見るのが初めてでテンションが上がっていましたが、ミヤコとアクアに絶対しゃべらない、絶対目立たないと注意をされます。
ライブ中、アイはエゴサーチで見つけたコメントの言葉を考えていました。
そんなこと言われてもよくわからないし、私は鏡見てミリ単位で笑顔を研究している、私は全部ウソでできている、そんなことを思っていました。
そんな時、スタッフの関係者席で一部の観客たちがざわついていました。
ベビーカーに乗った双子の赤ちゃんたちがペンライトを持って完璧なヲタ芸をしていたのです。
双子に気付いたアイの目には一番星が輝き、「うちの子きゃわー」とうっとりしていました。
それからアクアとルビーのヲタ芸は、動画撮影されツイッターにあげられてしまい、それが動画再生、リツイートと共にバズっていました。
双子を見るキラキラした笑顔を見せるアイの写真も載っていて、そのコメントにこの笑顔がいいと書かれているのを見たアイは、なるほど、これがいいのねと思いました。
推しの子4話の感想と考察
双子の赤ちゃんのヲタ芸ってめちゃくちゃ面白いですよね。
静かにしないといけないと分かっていながらも、曲が始まると勝手に身体が動いてしまうアクアとルビーが赤ちゃんとはいえさすがオタクですね。
一心不乱に踊っていたらそりゃ周りの人達もびっくりですし、ツイッターに上げられてしまうのも分かります。
アイはミリ単位で笑顔の練習をしていて若いのに本当に努力家なんだなと思いました。
でもやっぱりファンはアイの自然な笑顔が好きだし、そんな笑顔が見たいんですよね。
実際今のアイドルの世界でも、完璧なアイドルよりどこか人間味のあるアイドルの方が売れていたりテレビでよく見たりするので、きっと可愛いだけじゃ物足りないっていうファン心理も分かります。
アイはこれからどんどん自然体を出していくのだと思うのですが、自然体を出し過ぎて双子の子どもがいることまで喋ってしまわないかちょっと心配です。
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