2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ2020年24号で、「チェンソーマン」第69話が掲載されました。
前話の「チェンソーマン」68話では、襲い来る人形たちが人格を取り戻したことで戦えなくなったデンジ。
防戦一方となるデンジでしたが、クァンシが容赦なく人形たちを撃ち殺していきます。
人殺しは出来ないと主張するデンジに対し、クァンシは人形が人間の振りをしていると思えば殺せると淡々と話します。
しかし、夜が訪れてさらに力を増したサンタクロースの前にクァンシもついに倒されてしまいました。
デンジは、ガソリンを頭からかぶるとチェーンソーの火花で自身に火をつけ、光の力で対抗することを考えるのでした・・・。
本記事では、「チェンソーマン」第69話「シャイニングパワー」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 68話 | 一覧 | 70話 >> |
チェンソーマン69話のあらすじネタバレ
ガソリンを頭から被り、チェーンソーの火花で自身に火をつけたデンジは、サンタクロースに切りかかりました。
アツイと声を上げながらもしがみついてくるデンジを振り払うサンタクロース。
サンタクロースは、闇の力で智見を深めてなお、デンジの行動は理解できないと気味悪がります。
デンジは教育テレビをを毎日見ていると言い返し、チェーンソーから伸ばしたチェーンをサンタクロースに巻き付けて捉えます。
激しく燃えながら再び突っ込んでいくデンジ。
サンタクロースの身体をチェーンソーが切り刻みますが、無駄だと笑い飛ばされます。
人形たちを使って痛みを分散できるサンタクロースには大したダメージにはならないのです。
しかし、確実に体の治りが遅くなっていると言い張るデンジは攻撃を止めません。
光の力は闇に効くと信じるデンジは攻撃を続けます。
サンタクロースはデンジをデパートの壁に押し付けると、壁の反対側から人形の大群がデンジに刃を突き立てます。
マキマに尻尾を振る犬にはふさわしい死に方だとサンタクロースは笑います。
しかし、デンジは光の力だと称して、人形の血液を飲みどんどん回復していきます。
人形の大群を操作して再びデンジを襲いますが、デンジはそれをもろともせずチェーンを引っ張りサンタクロースを引き寄せようとします。
人形に攻撃されながらもこれだけの力を発揮していることに恐怖を感じたサンタクロースは、絶対に近づきたくないと人形たちに命令してチェーンを逆方向に引かせます。
綱引きをするような恰好になったサンタクロースと人形たち、そしてデンジ。
いい加減死ね、と人形を使って車ごとデンジに突進させるサンタクロース。
車は炎が引火して大爆発を引き起こしました。
これでようやく戦いが終わったとサンタクロースは安堵します。
しかし、オーエスという声とともに、炎の中からデンジが現れました。
全く死ぬ様子も止まる様子もないデンジにサンタクロースはいよいよ言い知れぬ恐怖を感じます。
デンジは、皆で仲良く自分を殺すのは構わないが、マキマが死んだら旅行にいけなくなると感情を爆発させました。
サンタクロースの巨体をついに引っ張り上げたデンジは燃えるチェーンソーで切り裂きます。
さらに、そこに車をぶつけ、引火させて一気に自分ごと爆発させたのです。
これが俺の光の力だと叫ぶデンジ。
閃光とともに、大爆発に周囲は包まれるのでした・・・・。
チェンソーマン69話の感想と考察
いやー、やはりデンジの戦いぶりは見ていて気持ちがいいですね。
何があっても死なないし、引かないし、行動が欲望に忠実で一貫しているところが魅力的だと思います。
これでサンタクロースとの戦いは決着したのでしょうか。
私は前回、クァンシが人形にされようとしていたのが怪しいと見ています。
もしかすると、巨大なサンタクロースは倒したもののクァンシの人形に本体が移動しており、第2ラウンドに移行するなんてことも有り得ますね。
あれだけ強大だった闇の悪魔の肉片を食べたのにも関わらず、こんな倒され方というのもしっくりはこないですからね・・・まだ何かあるのではと思ってしまいます。
また、いくら何でもデンジが死ななすぎることも気になります。
同じ悪魔からも不気味がられるぐらいですから、デンジの心臓にはいったい何があるのか。
このままの勢いで全て明かされるのでしょうか。
いずれにせよ、サンタクロースは悪役としてはぱっとしないため、次回当たりで退場して頂き、新展開に進むことを期待します。
恐らくクァンシは仲間に加わり、この後はマキマの正体について明らかになり、銃の悪魔の新たな刺客が現れ戦いが激化していくと思われます。
このまま物語の核心へと一気に突き進んでほしいですね!
引き続き70話以降も目が離せないですね。
<< 68話 | 一覧 | 70話 >> |
