2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ2020年24号で、『Dr.STONE(ドクターストーン)』150話が掲載されました。
ドクターストーン150話は、謎の相手からの襲撃から一夜が明けたところから始まります。
コーンが流れてくる上流を目指し、サクラメント川を北上していた千空達。
誘蛾灯を使い、コーンを主食とする蛾を確認する事でコーンの存在が近い事を確かな物にします。
その最中、暗闇から殺気を感じる司。
そして、千空達はマシンガンによる襲撃を受けてしまいます。
龍の操舵技術もあり、なんとか逃げ延びることのできた千空達。
敵対する相手に、明らかに科学使いがいる可能性に千空は敵対心を燃やします。
本記事では、ドクターストーン150話「正義の科学使い」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ドクターストーン150話のあらすじネタバレ
陽が昇り、マシンガンにより船についた傷を見てにやける千空。
大樹は千空の他に千空みたいな科学使いが自力復活していたことに驚きを隠せません。
そんな大樹に、千空はそんな事は自分だけの特権ではないと話します。
科学知識は世界中に垂れ流されている為、好きならば誰でも知り得ることができるのです。
しかし、好きだからと言って、石斧からマシンガンまでたどり着いてしまった謎の相手にビビるゲン。
直接相手と接触していない今、ハッキリしている事は3つ。
自力復活者らしい科学者がいること。
そして、少なくとも軍備に関しては千空達よりも科学が進んでいるということ。
何よりも、千空達を殺そうとしていること。
そんな話をしていると、背後からのエンジン音に気が付く西園寺。
コハクが視力で警戒しているが、船の気配はないと言います。
「違う」と言いながら西園寺の視線は上空へ。
一同、その言葉に上空を見上げ、驚きを隠せません。
見上げた空の先から近づいてくる、小さな黒い影。
そして、千空の目に飛行機が映ります。
近づいてくる飛行機から根が離せない千空。
大樹からの呼びかけに、やっと振り向きます。
危険な低空飛行=攻撃意思があると見なし、前進全速する船。
相手はそれをもろともせず、船に近づき飛行機からマシンガンを打ち込んできます。
戦闘員の船がやられて、怪我を負う松風。
飛行機は旋回し、太陽を背にしてまた向かってきます。
そんな中、知識を絞り出す千空。
そして千空は投擲術を持つキリサメに、水と溶接用燃料のカルシウムカーバイドを入れたビンを渡します。
「何あのビン!?」と騒ぐ銀狼の傍らで、ロープの輪を作るクロム。
千空がキリサメに必要な物を言うように伝えると、「安定した足場とロープ」と答えます。
そんなキリサメに、即座にロープを投げ渡すクロム。
大樹、金狼、コハクが安定した足場となります。
そして、キリサメが投げたビンは飛行機近くで割れ、ガスが発生。
そのガスを吸い込み、ノッキングを起こした飛行機は墜落していきます。
敵は飛行機から脱出し、千空達の会話を盗聴。
瓶から発生したガスはアセチレンガス。
人体には無害だけど、濃度1%以上でエンストを起こすとの事。
作り方を説明する千空の言葉をかき消すように、盗聴を停止しタバコを加える敵。
顕になったのは、鎧を身に纏いマッチでタバコに火を付ける女の姿。
「あんたと同じキレッキレの科学屋が敵にもいる」と言葉を残します。
一方、千空達はというと、急いで逃げようと言う銀狼に対し、ニヤケ顔が抑えられない千空と龍。
飛行機の墜落地点に向かうと言います。
木の枝に引っかかっている飛行機には、誰もいない事を確認したコハク。
「じゃあそれ落とし物だね」と千空と龍。
それを聞き、察したゲン。
馬鹿力大樹が木を切り、その木の上に飛行機を乗せて持ち帰ることに。
正義の科学王国が、一から飛行機を作り直すとにやける千空。
敵の戦略を削ぎこっちのものとする、立派な戦略とにやける龍。
そんな2人に、「飛行機が欲しかっただけだよね!?」と突っ込むゲン。
千空が飛行機を見た時に「唆るぜこれは・・・!!」って顔をしていたと、ゲンは言います。
ドクターストーン150話の感想と考察
相当な科学使いがいるであろうとは思っていましたが、まさかの飛行機。
段階をすっ飛ばしてきました。
ゲンの言うとおり、飛行機を見た時の千空の顔といったら。
危機的状況なのに、キラキラした少年のような目をしていました。
周りの言葉も入ってこないほどです。
千空はどんな思いだったのでしょうか。
きっと、このストーンワールドでも飛行機が作れると知り、嬉しかったのではないでしょうか。
そして、図らずも壊れてはいますが飛行機ゲット。
千空と龍のいやらしい顔ったらないです。
けれども、これで千空達の科学王国も1歩前進。
敵に対応すべく、パワーアップした飛行機が爆誕するのが今から楽しみです。
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