『高嶺のハナさん』は2018年から週刊漫画ゴラクにて連載のムラタコウジ先生による人気漫画です。
32~34話では、タコパの一夜からそれぞれの想いを胸に会社が始まります。
夜中のキスを見てしまった高嶺は、弱木に天井との関係を問い詰める覚悟を決めました。
弱木の答えは……?
本記事では、『高嶺のハナさん』32~34話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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高嶺のハナさん32~34話のあらすじネタバレ
32話「それぞれの休日」
タコパの翌日、怒り心頭の天井は、壁に貼ったチャラ田の写真に包丁を突き刺しました。
自信満々の態度とは裏腹に、ムチャぶりばかりの助け舟に加えて弱木の前で抱きついていた事に怒りが収まりません。
そんなタイミングでチャラ田からメッセージが来ました。
キスぐらいしたのかと茶化すような文面に天井は、自分からキスしようとしていた事を思い出します。
そんな弱木は、膝枕で寝ていた事に対し高嶺が起こっていると思い込んでいました。
顔も合わせづらくなっている当の高嶺は、余計な不安や考えを浄化する為にジョギングしていました。
道中で色々な所から飛び込んで来るキスやチューといった単語に、高嶺の心は乱れまくりでジョギングどころではありません。
もっと人がいない所へ、遠くへ行こうと走り続け、気付けば土手に出た高嶺の前には太陽が輝いていました。
その光を前に高嶺は決意を固め、翌日確認したい事があると、ミーティングと称して弱木を呼び出すメールを送りました。
33話「シミュレーション」
弱木に天井との関係を問い質したい高嶺は、呼び出した第2会議室で一人シミュレーションをしていました。
唐突にキスしたのかと聞けば、妄想の弱木は冷静にセクハラですと指摘します。
上司である身でありながら部下の情事の話題など絶対にダメなことで、特に今のご時世気を付けるべき事。
高嶺はそれを充分理解出来ているので、次の策を考えます。
天井との事よりも、自分の膝枕の話題から切り出しそうと考えます。上司らしく毅然とした態度で聞こうと決意した高嶺の妄想では、弱木を壁ドンからの顎をクイッと掴み、私の膝枕が嫌だったとでもいうのか? と別人のような素振り。
そんな妄想に本人すらも誰これとパニックになっているうちに、部屋のドアはノックされ、弱木が入って来ました。
いつもどおりの上司としての顔になった高嶺は、何のひねりもなく、天井をどう思っているのかを尋ねました。
34話「弱木の想い」
天井をどう思っているのか、ただそれだけをストレートに高嶺は聞きました。
緊張する高嶺に反し、弱木は平然と何も思っていませんと一言。
思わぬ答えに戸惑う高嶺と、その反応に戸惑う弱木。
本当に何も思っていないしゼロですと弱きは続けます。
ややあって、高嶺は天井をあんなに可愛いのにと何故かフォローを始めます。
世間一般から見れば可愛い事は弱木も理解していますが、心の琴線には全く触れないと断言します。
メールの内容にあった至急確認したいことを弱木は確認しますが、高嶺は大慌てでCOPも進まず弱木が浮ついているようだったから指導をとの事です。
そして、勢い任せに天井とキスしていた事を追及してしまいます。
部屋の空気が静まり返った事で、高嶺は我に返りました。
その頃天井は、決まずくて会社を休み、一人ベッドで悶えていました。
弱木ははっきりと好きでもない人とキスはしないと言い切ります。
じゃあ膝枕はと言う高嶺に、弱木は真剣な表情で謝罪し、取り返しのつかない事をしてしまい、身を退くべきだと反省していると述べます。
それでも出来れば高嶺の隣にいたいですと、遂にその想いを声にしました。
高嶺のハナさん32~34話の感想と考察
何度か天井の部屋の様子が出ましたが、意外と部屋は殺風景でいつも電気も点けずスマホを見ているように思えます。
そういう場面でしか描かれないせいだとは思いますが、意外と可愛い部屋ではなさそうに見えます。
高嶺の会議室でのシミュレーションは、別キャラのように描かれていましたが、酔ったらこのキャラになるような特別編があっても面白いと思いました。
そんなシミュレーションの甲斐も無く、普通に問い質しましたが、呆気ないほどの答えでした。
しかし、そこから男を見せた弱木。
やってくれました。
もう弱木ではないです。
強木と名乗って良いくらい力強い告白でした。
それに対する次回の高嶺の反応が楽しみです。
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