2020年5月11日発売の週刊少年ジャンプ2020年23号で、「チェンソーマン」第68話が掲載されました。
前話の「チェンソーマン」67話では、吉田と岸辺隊長が人形たちと戦いを繰り広げる中、マキマには何か思惑があるはずのだと確信します。
一方、お付きの魔人によってクァンシが弓矢を模した悪魔へと変身。
そのクァンシの姿を見て最初のデビルハンターだとサンタクロースは話します。
クァンシはデンジに協力を持ち掛けサンタクロースを倒すために共闘することとなりました。
しかし、サンタクロースの人形たちに人格が戻り、デンジは攻撃を躊躇するのでした・・・。
本記事では、「チェンソーマン」第68話「ダークパワー」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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チェンソーマン68話のあらすじネタバレ
悲鳴を上げながら突っ込んでくる人形の群れに困惑するデンジ。
デビルハンターにこれは殺せないでしょうとサンタクロースが言う通り、デンジは背を向けて逃げ出しました。
やはり破天荒なデンジと言えども人殺しにはなりたくないのです。
足の裏から電ノコを出し、それを突き立てることで壁走りをするデンジ。
しかし人形たちも同じように足の裏を尖らせて壁走りをしながら追いかけていきます。
ついに前方からも人形たちが来て挟まれたデンジは南無三と唱えながら人形たちをチェーンソーで切り裂きます。
すると、血だまりに倒れる人形がデンジに人殺しと声をかけます。
一瞬動きが止まったデンジに大量の人形が覆い被さります。
手が出せないデンジとは裏腹に、クァンシが矢で人形たちを貫いていきます。
人形たちは人の真似事をしているだけだとクァンシは次々敵を仕留めていきました。
同じように割り切ることが出来ないデンジはクァンシに反論します。
しかし、クァンシは事実がどうであろうと人形が人間の真似事をしていると思えば殺せるだろと言い切ります。
続いて、デンジにバカになるようにとアドバイスをしました。
建物を貫いて飛び出してきたサンタクロースにクァンシは捕まえられますが、矢を連射しすぐにサンタクロースをハチの巣にしてしまいます。
しかしそこで、外の世界に一気に闇が来ることに気付いたクァンシは焦ります。
クァンシが懸念した通り、闇の悪魔の肉片で強化されたサンタクロースは夜の闇の力で肉体が黒く変色し、より強い力を発揮し始めました。
ちょっとキモくなってんなと軽口を叩くデンジ。
サンタクロースがデンジを殴り飛ばしますが、早すぎて全く捉えられません。
クァンシが矢を連続で放ちますが、サンタクロースは無数の腕で全て掴んで止めました。
さらに、そこにクァンシのお付きの魔人たちが人形となって現れました。
ツギハギの魔人を人質に取られ、クァンシは観念したように動きを止めました。
人形となった魔人に腹を貫かれるクァンシ。
クァンシのことを人形に出来るのかと楽しんでいる様子のサンタクロース。
デンジはガソリンを頭から被り、チェーンソーの火花で刃を引火させサンタクロースに飛び掛かっていきました。
これが光の力だと柄にも無いこと言いながら、デンジの一撃がサンタクロースを苦しめるのでした・・・。
チェンソーマン68話の感想と考察
今回も引き続きサンタクロースに挑むデンジとクァンシが描かれました。
デンジのことなので、相手が人間であろうと挑んでくるなら皆敵だと薙ぎ払うのでは無いかと思っていただけに、逃げ出すとは意外でした。
しかし、ピンチになると結局斬り殺してはいましたが・・・。
そのあとのクァンシの言葉は非常にハッとさせられました。
人形が人間の真似をしていると思えば殺せる、というものです。
事実はどうあれ、こうした極限状態の中では考え方1つで自分を奮わせることも必要なスキルなのかもしれません。
そして、サンタクロースの人形化って魔人や悪魔には効かなかったような気がしましたが、やはり闇の悪魔の力でその辺りも強化されているのでしょうか。
あっという間に外も夜になってしまいましたが、時間を考えると恐らく日中から夜まで戦っていたとは考えにくいですし、あの夜もサンタクロースの仕業だとすると恐ろしいです。
そんな中でも、戦力差を感じても怖じ気づくことなく向かっていけるのがデンジの魅力ですね!
ガソリンを被って燃え上がり、光の力だなんていうあたりがらしいという感じです。
逆に、あんな程度の光で効力があるなら闇の悪魔も大したことないような気がしてしまいますので、これで決着ということは無いとは思います。
やはり攻略のカギはクァンシが握っているのでしょうか。
引き続き68話以降も目が離せないですね。
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