2019年10月10日発売の週刊ヤングジャンプ2019年45号で、アルマ2話が掲載されました。
アルマ2話では、遂にリチェの死因を追求するという新たな目的ができたレイの旅が始まります!
前回では早々に主人公レイの幼馴染リチェがなんと人間ではなく機械であることが明らかにされ、何らかの組織によって殺されてしまうという波乱万丈なスタートを切りました。
そんなレイはリチェの死に困惑するもののラムダに残された伝言を聞き、彼女の死の理由を求める旅に出発しました。
いったい、どんな困難が待ち受けているのか?
何か手がかりは掴めるのか?
果たしてレイはこの世界においてどんな存在なのか?
本記事ではそんなアルマ2話「予兆」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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アルマ2話のあらすじネタバレ
前回のリチェの死を受けて、その真実の原因を知るため新たな旅が始まりました。
以前から続けている人を求める旅と合わせると、今回の旅は第127回となりました。
レイ達の食料は半分を切り、空腹の日々を過ごします。
そんな彼らは旅の途中でもともとファストフード店があったであろう場所に置かれた置物を見つけます。
これを持ち帰るか否かを考えていると、突然レイがいる地面が崩れ落ち、落下したレイは腕に負傷を負ってしまいます。
レイは安静にできる場所に向かう途中大きな壁のようなものを見ますが、まず治療にあたります。
治療が終わり、ラムダがレーションを食べているのを見てレイも食べようとしますが、ラムダが実は二本もレーションを既に食べてしまったため、これ以上食料を減らされないようラムダを縛り上げます。
その後レイは地図を広げ、リチェを機械だと言いあてたあの女が去っていた方向に先ほど見た壁があることに気づきます。
レイはあの壁は向こうからは越えられないものだと仮定し、自分達がこれまで人間に会えなかったのはこれが原因だと信じます。
ただの予想であって根拠もないこの仮説ですが、レイは「今までの辛い思いを考えるとそろそろ報われてもいいだろう」と言って前向きに信じることにします。
「壁の向こうにはヒトがいる」この仮説を信じて壁に向かったレイ達は、ついに壁の入り口らしきところに到着します。
そこには手形認証機が置いており、レイは慎重にそこに手を乗せます。
「ビーーー」と大きい音がなり、レイは一瞬焦ってしまいますが、正常に認識したらしくドアは開き壁内に入ることができました。
しかしこの壁内に入るには入国審査と難民申請が必要だと言われ、持ち込めるものが制限されたため、ファストフード店の置物とはここでお別れとなります。
この置物をいつの間にかテリーと名付けていたレイは置いていったことに対して悔しさのあまり涙します。
テリーはいつか迎えにいくと決め、レイは誰かいないのかと大声で尋ねます。
この問いに対して反応はなかったものの、奥に光がさしていることに気づきます。
急いで壁の中の様子を見に行きますが、そこには外側と何ら変わりない荒廃した街の風景が広がっており、もちろん人間を見つけることはできませんでした。
絶望するのかと思いましたが、レイはすでに気持ちを切り替えており、すぐに歩き始めます。
歩き始めるとリチェと同じように人工フレアによって機能停止となったロボット達が山のように倒れていました。
すると突然その内の1体が立ち上がり、背を向けたレイに向かって口からビームのようなものを放ちます。
絶体絶命だと思われましたが、レイは目には見えないシールドのようなものに覆われ、身を守ることに成功します。
レイはこの出来事に動揺しながらも、目的のために歩き出します。
最後にビームを放ったロボットの目には、以前の女と同様にまたもALMAと表示され、今話は終了します。
アルマ2話の感想と考察
今話では幼馴染リチェの死因を追い求める旅が新たにスタートしましたね。
リチェを失い、食料も底をつきそうなレイは怪我まで負ってしまうという災難ばかりの状態でこの旅を続けることになりましたが、そこには大きな壁がそびえ立っていました。
この壁は他の人間やリチェの死因を知るために重要な役割を果たすと思ったんですが、今話では特に手がかりになる情報は現れませんでした。
せっかく希望を抱いて壁の向こう側に向かったのにもかかわらず、誰もいないなんてレイは本当に報われなくてかわいそうですね….
一方、ロボットから攻撃を受けたレイでしたが、またしても体を傷つけられることはなく、ロボットの目に表示されたのは ALMAでした。
このレイの特殊な能力は何なのか?
ALMAは何なのか?
真相を知ることができるのはいつなんでしょうか。
次回もレイの旅に注目していきます!!
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