2019年11月13日発売の週刊少年マガジン2019年50号で、『炎炎ノ消防隊』197話が掲載されました。
『炎炎の消防隊』197話は、むーんらいと仮面こと紅丸の助けのおかげで皇国から脱出した第8消防隊。
彼らが向かったのは浅草でした。
そして、紅丸たちに今回の出来事を説明する桜備。
その頃、第4消防隊は第8消防隊のためにある決断を下す一方、バーンズを弔う第1消防隊。
そして、バーンズの言葉を思い出し、カリムはある場所へ向かおうとしていました。
時を同じくして、火華もある場所へ向かおうとしていました。
カリムと火華が向かおうとした場所はどこなのでしょうか。
本記事では、炎炎ノ消防隊197話『告別』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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炎炎ノ消防隊197話のあらすじネタバレ
第8消防隊やジョーカーが乗っている纏は浅草に向かっていました。
彼らがやって来た事で彼らを心配する第7消防隊の隊員たち。
一方、紺炉は桜備のことを心配していました。
纏になっている彼は笑顔で背負っているシンラを見つめていました。
到着した直後、紅丸のことをむーんらいと仮面と弄る隊員。
一方、隊員にけが人の手当てを指示する紅丸。
指示を受けて、シンラのことを心配する紺炉。
しかし、負傷はしているものの、命に別状はなくすやすや眠っていました。
一方重症のアーサー。
アーサーの身を心配するヴァルカンは治療の用意をしてほしいと叫びます。
その後、紅丸の助けや浅草に第8消防隊を受け入れてくれたことを感謝する桜備。
そして、皇国の状態や今回のことを教えてほしいと紅丸は頼みます。
詰所で桜備は話し始めます。
聖用教会と伝道者が結託したことや、それにより、第8消防隊は皇国から孤立する結果となってしまったと説明します。
紅丸の予測が当たったことを放す紺炉に対して、驚く紅丸本人。
続いて、第1消防隊のバーンズ大隊長が亡くなったことを告げます。
そして、白装束の奴らがやろうとしていたことを放す桜備。
それは鬼を出現させようとしていたという事でした。
その話を聞いていら立ちを抑えられない紺炉。
話を続ける桜備はバーンズ殺害の罪が第8消防隊に課せられることに不安を隠せませんでした。
そして、バーンズの行動に疑問を持ちますが、それは第8消防隊の孤立ではないと察する紅丸。
一方、第4消防所ではアーグが亡くなったことで新しく大隊長になったパーンとオグンが話し合っています。
皇国のことを心配するオグンに対して、バーンズとアーグという2人の大隊長の死を踏まえ、これ以上犠牲者を出さないための決意としてこのように言いました。
「第8を助けるぞ‼」
その頃、第1特殊消防隊の大聖堂ではバーンズ大隊長の葬儀が行われていました。
ちなみに、この葬儀は第1消防隊の隊員たちだけで行われました。
しかし、バーンズは鬼と一緒に消えてしまったのでその棺には何も入っていません。
そのことに対して葬儀の意味があるのか思っていたカリムに対して、無言で祈っているフェイオン。
そして、バーンズは桜備を追う最中にシンラに殺害されたと公表されました。
そのことをカリムは否定します。
その後、フェイオンとカリムは会話を始めます。
彼らの話の話題はバーンズの最後の言葉についてでした。
彼らはバーンズのこの言葉を思い出します。
「この世界を変えるのはお前たちだ」
そして彼は府中に向かおうとしていました。
バーンズがとろうとした行動に対して何か意味があったことを考えているカリムは、第1消防隊を守ることを決意します。
そのために何を考えているのかをカリムに問うフェイオン。
それに対してカリムはこのように答えます。
「行かなきゃならない場所がある」
一方、第5特殊消防コンビナートでは消防服を着てどこかへ向かおうとする火華。
そして、カリムと火華が向かおうとしている場所は同じでした。
それは、火華が育った聖ラルフス修道院でした。

炎炎ノ消防隊197話の感想と考察
今回は伝道者&バーンズVS第8消防隊の今までの出来事の総決算と次回から聖ラルフス修道院調査編と開始というような展開だったと思いました。
ちなみに、今回の戦闘で第8消防隊のメンバーはそれぞれ負傷しているので、しばらくは安静にという意味合いも持たせて出演なしの回が珍しく続くのではないでしょうか?
なお、年内は調査編、2020年から調査編を踏まえた新展開になるのではないかと予想しています。
続いて今回の考察です。
まずは第8消防隊の現状について。
皇国の敵と報じられてしまっていましたが、これは伝道者たちの仕業なのではないでしょうか。
このようにして報じておけば行動の制限や、アドラバーストを持っているシンラを奪うのにも好都合ではないでしょうか?
続いて、バーンズの本当にしたかったことについて。
結果はバーンズが伝道者に回心して伝道者側についてしまい、シンラ達と戦うというような結果でしたが、本当にやりたかったことは、伝道者を倒すために全消防隊が一致団結するという事を伝えるであったと思います。
結果はどうあれ、今まで第8のことについて特に触れていなかった第4が助けるという意思表示していました。
よって、バーンズの取ろうとしていた本来の行動とは別の形になってしまったと思いますが、それが伝わったような結果になっている気がします。
よって、彼は各消防隊に伝道者の目的を伝えることや、倒すために「今こそ団結する時だ」というようなことを伝えたかったのだと推測するのが妥当であると思いました。
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