2020年4月28日発売の週刊少年マガジン2020年22・23号で、『彼女、お借りします』138話が掲載されました。
『彼女、お借りします』138話では、水原との二人の夜にドキドキしていた和也ですが、思ったより疲れていたこともあり、すぐに寝ることが出来ました。
しかし水原の方が眠れないようです。
その理由とは…?
本記事では、『彼女、お借りします』138話「ラストシーンと彼女⑦」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします138話のあらすじネタバレ
水原は、朝早くから温泉に入りに来ました。
まったく眠れなかったようで、欠伸をしています。
まさか自分の方が眠れないことに、納得がいかない様子の水原。
大きなため息をし、朝風呂を堪能します。
荷物をまとめ、ロビーでチェックアウトをする二人。
和也はせっかく水原との二人きりの夜が、爆睡で終わったと後悔しています。
そんなことを考えてしまう自分に、撮影旅行だろうと喝を入れます。
帰り際、受付のスタッフに恋人旅行だと言われた二人は、気まずい空気になります。
誰も居ないバスの中、カップル感を味わっている和也は一人ドキドキしています。
水原が着ているワンピースがかなり似合っており、朝の高原にワンピースの美少女とか映画みたいだと想像します。
もしやこれは朝帰りではと、さらにドキドキし始める和也。
和也は、ホテルや温泉が良かったなどと話し始めます。
しかし水原は、これが本物の彼女なら良かったと、先ほどのスタッフの言葉を気にしているようです。
水原は和也に、瑠夏とはどうなのかと質問します。
今は自分が彼女ということで、二人を引き留めてしまっているが、本来の目的は諦めたくないと水原は話します。
瑠夏なら、和也のおばあちゃんにも気に入られてるから大丈夫だろうと水原は言います。
和也は水原が好きだと言いたいですが、ゆっくりと瑠夏がいい子だと話します。
ですが次こそは家族に、本当に好きだと思える彼女を紹介すると決めている和也。
水原は少し考え、麻美のことを聞きます。
麻美のことを整理できたかはわからないが、麻美の幸せは願っていると真剣な表情の和也。
そんな和也を見て、先が長そうだと水原は背伸びをします。
水原が自分のことを気にしてくれていたんだと、和也は水原に感謝します。
撮影も終わり、あとの編集は映研に任せているため、水原に会うことはかなり減るなと考える和也。
寂しくなるが楽しかったと、今までのことをふり返ります。
自分の人生の中で、こんなに夢中になれることはもう無いかもしれない、それほど充実した経験ができたと水原にお礼を言おうとします。
その時ふわりと、水原の頭が和也の肩に乗ります。
一瞬固まり、状況を理解した和也は脳内で大興奮します。
心臓が張り裂けそうだとドキドキしますが、こんな軽くて小さな体で一人頑張ってきたんだから、疲れているよなと和也は感心し、心の中で好きだと叫びます。
駅に着き、和也は肩を貸していたことがバレない様に、水原を起こします。
バスから降り、夢心地の和也を現実に引き戻したのは、瑠夏でした。
八重森からの電話に違和感を感じ、旅行のことを白状させた瑠夏は、荷物をまとめ追いかけて来ていました。
目に涙を溜めながら二人を責める瑠夏は、水原の服装にいちゃもんをつけ、キスマークが無いかなどチェックし始めます。
自分も和也とこのまま一泊すると騒ぐ瑠夏に、水原は頭を抱えます。
彼女お借りします138話の感想と考察
結局水原は、一睡も出来なかったようですね。
自分がそれほど和也を意識していたと体感し、自分に呆れましたかね。
そんな水原が可愛いなと思いました。
もし自分だったらと考えると、同じく眠れないですよね。
ドキドキもありますが、それ以上にイビキやよだれなど、寝ている間の自分が何かやらかすのではないかと心配で眠れないと思います。
和也は爆睡して、あっという間の夜だったでしょうが、本人は残念そうでしたね。
朝起きたら水原も居ないし、一緒に泊まったという感じがあまり無かったでしょう。
しかしロビーでは恋人と勘違いをされ、恥ずかしい感じになりました。
一緒の部屋に泊まったので、そう思われても仕方がないとは思いますが。
和也が一人で、ずっとドキドキしているのは微笑ましかったです。
そしてバスの中、和也の現状の気持ちを色々と聞いた水原は安心したのか、寝てしまいました。
和也の興奮がすごくて笑えました。
よくこのシチュエーションがありますが、和也を見てやはりやばいんだなと思いました。
触れているのは肩と頭だけなのに、かなり近く感じますよね。
髪の匂いだったり、体温だったり、全神経が肩にいきますよね。
夜はあっという間でしたが、ここで幸せな時間を過ごせてよかったねと思いました。
最後はまさかの瑠夏が登場でした。
八重森の企みに気づくとはさすがです。
瑠夏が騒ぎ、いつもの日常感で何だか安心しました。
撮影も終わり、あとは完成を待つのみですかね。
どんな映画が出来たのか楽しみです。
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