2020年4月28日発売の週刊少年マガジン2020年22・23号で、ドメスティックな彼女271話が掲載されました。
ドメスティックな彼女271話では、種部に週刊誌を見せに行った陽菜はすべてを終え、瑠衣とご飯を食べに行こうとしたところ、車に乗った小椚が陽菜たちめがけて突っ込んできました。
瑠衣を守り、頭から血を流し倒れていた陽菜は無事なのでしょうか。
本記事では、ドメスティックな彼女271話「残酷な現実」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ドメスティックな彼女271話のあらすじネタバレ
いつもより少し豪華な夕飯が並んだ食卓に、夏生は不思議に思います。
瑠衣が居ないから手を抜かれたと思われたくないと、都樹子は張り切って作ったようです。
ちょうど瑠衣からの着信が入り、普段通りに電話に出る都樹子。
先ほどまで笑顔だった都樹子の表情が一変します。
病院に駆け付けた夏生たちは、椅子に座り放心状態の瑠衣を見つけます。
都樹子が陽菜の容態を聞くと、瑠衣はゆっくりと手術室を指差します。
震えた手で夏生にしがみつき、声を震わせながら陽菜が死なないかと不安がっている瑠衣。
夏生は大丈夫だと自分にも言い聞かせながら、瑠衣に優しく声を掛けます。
病院の受付時間も終わり、夏生たちだけになった廊下はかなり静かです。
夏生は人数分の飲み物と、瑠衣のために膝掛けを借りてきました。
瑠衣の体調を気遣いますが、瑠衣は大丈夫だと首を横に振ります。
夏生は瑠衣たちから離れ、一人で陽菜のことを考えています。
着信が入り、蔦谷から仕事の連絡でした。
夏生は蔦谷に少し仕事を待って欲しいと頼み、陽菜のことを話します。
自宅でテレビを見ていた桐谷は、かなりアルコールを摂取していた小椚が逮捕されたニュースを見ます。
23時をまわり、未だに終わらない陽菜の手術を静かに待つ夏生たち。
そこに桐谷が現れ、ニュースになっていることを夏生は知ります。
桐谷は夏生に話があると言い、その場を離れます。
桐谷は週刊誌のことを夏生に話し、今回の事故は小椚が陽菜を恨んで起きたことだろうと推測します。
何も知らなかった夏生は頭が追い付かず、混乱しています。
桐谷は陽菜が一人で秘密裏に収めようとしていたことを教えますが、こうなった以上、夏生にも知る権利があると思い、すべてを話したと言います。
陽菜は自分のせいで、夏生の夢が壊れることを一番恐れていたと教える桐谷。
夏生は陽菜に守られていたことを知ります。
ご飯に誘ったことを後悔し、自分を責め、涙を流す瑠衣。
夏生は瑠衣のせいじゃないと強く否定します。
トイレに行くと立ち上がった夏生は、一人廊下を歩きながら陽菜との思い出をふり返ります。
手術が終わり、中から医師が出てきて手術が成功したことを聞きます。
病室を聞いた夏生はすぐに走り始めます。
部屋の扉を開け、眠っている陽菜を確認し、夏生の目から涙が溢れ、膝から崩れ落ちます。
都樹子たちも部屋に着き、涙を流しながら医師に感謝を伝え、陽菜がいつ目を覚めるか聞きます。
真剣な表情で手術は成功し、命に別状はないと話す医師。
しかし何かまだ伝えることがある様子です。
ドメスティックな彼女271話の感想と考察
とりあえず陽菜が無事で良かったです。
いつもの日常が一気に変わる瞬間でしたよね。
事故って心構えをする時間がないのが、一番辛いと思います。
さっきまで笑い合っていたのに、といつ誰がなってもおかしくないです。
私も事故のニュースなどを見ると、もし自分の家族が事故にあったらとよく考えます。
当たり前にいた家族が急に居なくなることもあると、想像しただけで泣いてしまいますね。
この手術が終わるまでの時間って、悪いことしか考えられないですよね。
瑠衣みたいに、最悪の場合の可能性を考えてしまいます。
そして事実を知った夏生はどうするのでしょうか。
種部や小椚に会いに行くのでしょうか。
小椚に至ってはすぐに逮捕されていましたね。
かなりアルコールを飲んでいたようで、どちらにしても逮捕されますね。
でも種部に事故のことを教えたくないなと、私は思います。
あれだけプライドを傷つけられた種部は、陽菜の事故を喜んでしまいそうだなと思いました。
最後、医師が言いかけたことは何なのでしょうか。
やはり後遺症が残るのでしょうか。
頭を打っていたので、かなり重い後遺症じゃないかと心配です。
次回も気になります。
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