2020年4月27日発売の週刊少年ジャンプ2020年21・22合併号で、「チェンソーマン」第67話が掲載されました。
「チェンソーマン」66話では、プリンシを通して地獄にマキマが現れます。
正体不明の能力で闇の悪魔に対しても引けを取らないマキマ。
人形の悪魔となったトーリカの頭部を通して、私の全てを捧げますのでどうか地獄からお返し下さいとマキマは願います。
地獄の悪魔は願いを聞き入れ、地獄に引き込まれた人間は全員デパートの屋上に戻ってきました。
そこに、闇の悪魔の肉片を喰らい異形の姿へと変化したサンタクロースが現れます。
自身の血を飲ませてデンジを起こしたマキマは、サンタクロースを倒せとデンジに指示を出すのでした・・・。
本記事では、「チェンソーマン」第67話「最初のデビルハンター」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
<< 66話 | 一覧 | 68話 >> |
チェンソーマン67話のあらすじネタバレ
蛸の悪魔を使って襲い来る人形たちを薙ぎ払いながら、話をしている吉田と岸部隊長。
マキマの目的はデンジを守ることでは無いのではと吉田は推測します。
護衛にしては人数が多く目立つ点、また用意された護衛は3流の人間ばかりである点。
吉田の話に、なら俺は4流かと返す岸部。
一流も老いには勝てないでしょうと吉田も淡々と話します。
マキマもサンタクロースも何か別の目的で動いていると気付きながらも、結局は依頼金だとも吉田は続けました。
この会話がマキマに聞かれていないかどうかを気にする岸部ですが、大丈夫と吉田は答えます。
マキマは小動物の耳を借りることを知っている吉田は、蛸の悪魔を使って付近に鳥やネズミがいないことを確認していたのです。
岸部が唐突に、あまり首を突っ込むなよと忠告します。
期末テストがあるから突っ込んでいる暇は無いと吉田は応えます。
まだ高校生だったなと言いながらも煙草を進める岸部を、吉田は馬鹿ですかとなじるのでした。
一方、チェンソーマンになったデンジは、サンタクロースの身体を切り裂きます。
しかし即座に切り落とした腕が再生し、デンジはデパートの屋上から1階まで叩き落されます。
闇の中で瞬時に傷が治りました、と嬉しそうに話すサンタクロース。
あと半年で死を迎えるはずだった体がここまで再生するとは、と驚きを隠せない様子です。
再び飛び掛かるデンジでしたが、サンタクロースから大量の人形が出現しデンジを追いかけまわします。
その頃、屋上ではツギハギの魔人がクァンシの頭部を持って立ち尽くしていました。
眼帯をずらして眼の中に手を突っ込むと、小さな剣のようなものを抜き出したツギハギ。
そのままクァンシの頭部をデンジに圧し掛かる人形の大群の中に落とすと、人形たちを貫いてクァンシと思われる謎の異形の人物が姿を現しました。
チェンソーマンの様に頭部が弓矢になっており無数の矢がたてがみのように生えています。
クァンシは矢を飛ばして人形たちを吹き飛ばすと、デンジに協力を求めました。
吹き飛ばしても人形たちは起き上がってきてしまうため、本体を倒そうという話でまとまります。
しかし、早速クァンシは姿を消し、再び一人で奮闘するデンジ。
クァンシは単身、サンタクロースのもとへ乗り込み無数の矢を浴びせていました。
「最初のデビルハンターに出会えて光栄です」
余裕を崩さないサンタクロースをさらに細かく矢で撃ち砕くクァンシ。
しかしすぐに再生する上に痛みも他の人形と分散することが出来るらしくダメージも与えられません。
デンジは人形たちと戦っていましたが、サンタクロースの策略で人形たちに人格が戻ります。
こういうのは悪い奴が使う手だと、デンジはさらに困惑するのでした・・・。
チェンソーマン67話の感想と考察
デンジが元気に動き回っている姿を、久々に見ることが出来た嬉しい回ではありました!
しかし、サンタクロースの力は未知数であり現状倒せるような感じもしません。
そこはクァンシとの連携をどう取るかにかかっているのでしょうが、クァンシが最初のデビルハンターだという話も気になります。
最初のデビルハンターがチェンソーマンのような恰好をしている・・・ということにはやはり意味があるのでしょう。
現状、チェンソーマンと似た格好で、剣、爆弾、そして今回の弓矢が出てきています。
ちょっと考えても分からなそうですが、クァンシの力は頼りになりそうです。
デンジは何があってもそう簡単に死なないところが見ていて安心感がありますね。
内面はすっかり人間離れしていますから、次回では相手が泣き叫ぼうとも普通に攻撃していそうです。
サンタクロースやマキマの狙いというのは、やはりデンジでしょうが本当にどんな秘密があるというのでしょうか。
何だかデンジのキャラクターのせいなのか、サンタクロースの強さにあまり絶望感を感じませんね。
むしろ、少し前の地獄で闇の悪魔に出会った時の方がずっと絶望感に満ちていました。
ここも次回当たりで、大規模な破壊活動をするだとか挟んでもらえるとどうにかしないといけない奴感が高まって有難いですが・・・。
引き続き68話以降も目が離せないですね。
<< 66話 | 一覧 | 68話 >> |
