2019年12月2日発売の週刊少年ジャンプ2020年1号で、僕のヒーローアカデミア252話が掲載されました。
エンディングの言葉に動けなくなってしまったエンデヴァーに代わり、動きだしたのはデク、爆豪、轟の三人でした。
三人はエンデヴァーの教えの通りに「溜めて点で放出」「凝縮して放出」「無意識化で二つのことを考える」とそれぞれがそれぞれのやることをやっていたのです。
一週間でここまで育っているという事実に驚くエンデヴァーは、そのまま思い余って爆豪と夏雄を抱きしめるのでした。
本記事では僕のヒーローアカデミア252話「許されざる者」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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僕のヒーローアカデミア252話のあらすじネタバレ
容赦なく抱きしめるエンデヴァーに対して、夏雄も爆豪も若干嫌がっています。
エンデヴァーの腕からいち早く抜け出した爆豪がエンディングの行方を追おうとすると、氷の個性で轟が確保していたのです。
そしてデクは周囲の車に乗っていた人々を案じて様子をうかがいに行っています。
くそモブと言いながらも爆豪はその人たちを案じる様子を見せるあたり、そういう成長もうかがえます。
爆豪はエンデヴァーに対してこの冬一回でもエンデヴァーより早く敵を倒して見せろ、と言われたことを根に持ち、エンデヴァーに突っかかるものの、エンデヴァーは静かにその功績を認めるのでした。
身内を盾に取られたことによりすぐに動けなかったというエンデヴァーのミスを最速でカバーしたことを、エンデヴァーは素直に褒めるのでした。
面白くないという顔をしながら悪態をつく爆豪に対して、諫めるようにこえを掛けるデクでした。
そしてようやくエンデヴァーの腕から逃れた夏雄に対して、エンデヴァーは声を上げて謝るのでした。
一瞬考えてしまったのだと告白します。
エンデヴァーが助けることによって、夏雄自身がエンデヴァーに何も言えなくなるということを彼は危惧していたのです。
命を助けられたというのは負い目にもなるとエンデヴァーは分かっていました。
エンデヴァーは子供たちを疎んでいたわけではないのだと告白します。
ただ責任を擦り付けて逃げたからこそ、燈矢もエンデヴァー自身が殺したも同然だというのです。
父親の悪行を夏雄は燈矢から聞いていたからこそ、父を許すことはないと目に涙を浮かべながら夏雄はその言葉を否定します。
焦凍みたいに優しくはない、とも言います。
それでも先ほどのような食事会に夏雄が顔を出すのは、冬美と冷のためなのだとエンデヴァーは分析しています。
特に冬美は家族というものにあこがれがあるために、やり直せると思っている今こそこういった機会を作っていました。
それを汲もうとしている夏雄の行動を、エンデヴァーは優しいのだと言います。
そしてエンデヴァーは敦夫に対して許さなくていい、と言うのです。
許してほしいのではない、償いたいのだと言います。
エンデヴァーが変わることにより、夏雄自身の態度も変えなければならない、そのことに対してわだかまりがある夏雄は耐えられないようでした。
そして考えていることがある、というエンデヴァーを遮り、エンディングが騒ぎ始めます。
たけだけしくまばゆいまでの強い光は、こういった深い闇を生むのです。
しかしちょうどよく警察が到着し、エンディングは警察の手へと渡っていきました。
闇が消えないというのと同じく、光もまた消えないのだとエンデヴァーは三人を見遣ります。
ここで爆豪は新たなヒーロー名を考え付いたことを示唆しますが、それを聞くことはありませんでした。
轟にもデクにも教えずに先に教える人がいると言っていました。
エンデヴァーはデク達を学校に送り届け、その後の話は轟から聞いたものに鳴ります。
夏雄を再び轟宅に送り届けたエンデヴァーは冬美にある話をします。
夏雄と冬美の交通の便を考えて、新たに家を建てることを決意します。
そして父であるエンデヴァーは元の轟宅に残るというのです。
それが新しい家族として、そして冷を迎えるというエンデヴァーの覚悟でした。
僕のヒーローアカデミア252話の感想と考察
引退、というワードがでてこなくてよかったです。
最初の表情をみて少し危惧をしていたのですが、よかったです。
よかった、という感想しかでてこないほど心底安心しています。
そして、爆豪の新しいヒーローネームがほのめかされましたね。
最初に言うべき人はもしかして、療養中のベストジーニストでしょうか。
ベストジーニストの復活はヒーロー側の戦力としては最高戦力といっても過言ではありません。
次回以降、何かしら動きがあることを期待したいですね。
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