2020年4月13日発売の週刊少年ジャンプ2020年20号で、『ぼくたちは勉強ができない』155話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない155話は、8月3日、関城の誕生日になったので成幸と理珠はお祝いをし、今まで友達にお祝いをされたことがなかったので関城は感動していました。
成幸はプレゼントを渡し、理珠が手作りしたボードゲームで遊んだりしたみたいです。
そんな中、関城の母親が現れてルームシェアをやめて帰るように言うと、理珠は反発しますが関城はただ黙って従いました。
一体何故黙って従ったのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない155話『[X]=機械仕掛けの親指姫編⑤』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない155話のあらすじネタバレ
ある日の夏、帰宅した関城に成幸と理珠がクラッカーを浴びせたので、関城は唖然としていました。
この日は関城の誕生日の日であったので、2人は祝ったみたいです。
関城の背後に現れたみさおは良かったねと言うが、当の本人は無言でした。
その理由は関城が気絶していたので、2人は即座に起こしました。
関城は気絶をしてしまった事を詫びつつ、自分の誕生日は夏休み中だから今まで祝ってくれた友達がいなかったのだと、それに夏休みじゃなくても祝ってくれる友人がいなかったと涙目に言います。
この重い空気を吹き飛ばすために、成幸と理珠はプレゼントタイムをしようと必死に言い始めたようです。
成幸は写真フレームをプレゼントし、関城は綺麗と呟きつつ、気を遣わせて申し訳ないと言います。
続いて理珠はさわこのうどん人生という手作りボードゲームを取り出したようです。
理珠曰くこの日のためにコツコツ作った自信作との事です。
関城は余り嬉しさに鼻血を出しながら吹っ飛んでテレビに激突し、みさおは成幸のプレゼントとの反応の差が凄いと言います。
理珠曰くボードゲームの即売会なるイベントがあり、それに合わせて何か一本ゲームを出品しようと考えているとの事です。
話を聞いた成幸と関城は早速やってみる事にしました。
それから30分が経過しましたが、正直途轍もなくつまらなかったのです。
しかし、それを口にしたら理珠がショックを受けてしまうので2人は敢えて口にしないようにしていました。
そうしたらみさおがつまらないと言ってしまい、成幸がみさおが言ったのを隠すためにつまらないと言ってしまいました。
それによって理珠はショックで魂が抜ける寸前になってしまったようです。
関城はイベント発生のシステムをもう少しふり幅やランダム性を持たせた方がいいと言うと、成幸もうどんが増えてばかりではなく減らしたりもした方がいいとアドバイスします。
納得した理珠は早速作り直す事にし、2人も直す事にしました。
成幸は今日は関城の誕生日会なのを思い出すも、関城が楽しそうでしたので野暮な事は言わないようにしているようです。
そうしたらみさおが落書きをしていましたが、関城は水素結合によって自己組織化したラジカル分子を思わせるものだからと言って特に咎めることをしませんでした。
そんな関城に成幸は化学が好きなのかと聞くと、両親が誕生日におもちゃの化学器具セットを買ってくれたのが嬉しかったからだと言いつつ、ボードゲームを作り上げると意気込みました。
そんな中、みさおは関城のスマホから母親の電話が来ていたのに気づき、しかも12件も来ていたのでいいのかなと思っていました。
そして時間が経ち、何時の間に寝ていた成幸が目を覚ますと同じく寝ていた関城に服を掴まれているようです。
しかもこれを理珠に見られてしまい、責められてしまいます。
そうしたら関城が寝言でいつもいてくれて、離れないでくれて有難うと言いました。
続けて見知らぬ女性がいたので成幸達はお化けだと驚きますが、関城が目を覚ますと母親だと言ったので成幸達はまた驚いたようです。
関城の母親は誕生日として関城にお金を渡すと、ルームシェアをやめて帰るようにおどおどしながら言います。
理珠は驚きながらもそんなの駄目だと反発するも、関城は反発することなく了承したので成幸と理珠は驚くのでした。

ぼくたちは勉強ができない155話の感想と考察
最初は誕生日なので楽しい話になりそうでしたが、終盤は重い感じになってしまいましたね。
関城の事だから理珠と一緒にいるのが楽しいとか言って拒否すると思いましたが、あっさり従った事には驚きです。
正直、強制的にルームシェアをやめさせようとしている関城の母親に反発する理珠がすんなりわかりましたと言えるような人ではないと思いませんので、これはかなり修羅場になるのではないかなと思いましたね。
次回156話は関城が何故こうも親の言う事に従順なのかが明らかになると思います。
母親の雰囲気から察するに厳しいのは父親みたいな感じですね。
恐らく関城は父親から厳しい教育を受けており、友達を作っている暇があるなら勉強をしろと、ライバルになるであろう者と親しくするなと言っていたのではないでしょうか。
今回の話で関城は成幸達のように祝ってくれる友達がいなかったと言っている事から、これまでそのような友達はいなかったことが伺えます。
彼女は中学時代は秀才でありましたが、クラスメイトの中傷によって心を痛めた過去があり、それを打ち明けられる友達もおらず、父親もそれくらい自分で乗り越えろと言われていたでしょう。
今回の話で母親の言葉でやめて帰るように言われた際、反発せずに引き下がるのは父親が怖いのだと思います。
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