2019年11月6日 発売の週刊少年マガジン2019年49号 で、『彼女、お借りします』115話が掲載されました。
『彼女、お借りします』115話は、隣人の八重森みにの部屋に引き込まれ、るかが水原に色々と不満をぶつけているところを動画に撮られた和也。
その動画をネタに脅されると思った和也は頭を下げすべてを話すことに。
和也と水原の関係を知った八重森は、なぜか目を輝かせ和也のことを師匠と呼び始めた。
二人の関係について課金や投資、ガチャなどと共感をしている八重森。
コスプレをし、動画を撮っていた彼女の正体とは⁉
本記事では、『彼女、お借りします』115話「隣の彼女⑥」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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彼女お借りします115話のあらすじネタバレ
八重森の玄関で立って向かい合う二人。
和也はなんで自分が君の師匠なのだと聞きます。
理屈ではなく、魂の震えだと八重森は大きな声で言います。
その答えの意味が分からず困惑する和也。
魂とは何のことか、自分を師匠にするなどと八重森の頭を心配しています。
動画を脅すために使うのではないのなら、何のために撮ったのだと疑問に思います。
八重森に動画のことについて聞く和也。
八重森はキョトンとし、これは護身用のために撮ったと説明します。
動画を証拠として残しておけばもし何か喧嘩に巻き込まれても、のちのち有利になると八重森は言います。
和也は巻き込まれることを前提に考えて行動している八重森を見て、彼女の倫理観がわからないと、顔が青ざめます。
とりあえず最初から悪意はないのかと確認する和也。
そんな大魔王みたいなことはしないと笑う八重森。
Twitter用に適当に動画を回しながら帰っていた最中だといいます。
適当に動画という何が楽しいのかわからない和也は理解が出来ないという顔です。
玄関で失礼しましたとドアを開けた先には、ごちゃごちゃした部屋が。
和也の目に飛び込んできたのは、コスプレやゲームなど。
一体この部屋は⁉と驚く和也。
八重森はさっきまで宅コスをしていて、ちょうど通りかかる和也を我慢できず引き込んだと言います。
宅コスに驚く和也。
くつろぎながら自分はコロネ丸という名前で活動しているコスプレイヤーだと八重森は自己紹介をします。
コスプレイヤーと聞いて今の格好に納得いく和也。
配信とは何のことかと八重森に聞きます。
八重森はツイキャス主であり、ニコ生配信者であり、YouTuberだととびきりの笑顔で答えます。
YouTuberだと聞き、それで動画を撮っていたのかと理解する和也。
有名なのかと聞くと自分は「全然」だと八重森は興奮気味に答えます。
和也はツイキャスとニコ生とYouTubeと何がどう違うのかわからず、ジェネレーションギャップを感じています。
八重森はネット配信者であり、コスプレイヤーであり、とりあえず現代っ子だということわかります。
八重森は、和也にレンタル彼女から始まる恋なんて映画みたいですごいと迫ります。
迫ってくる八重森が近いと思いながら、胸元に目が行く和也。
最初は仮初めの恋なのに時間がたつほどお互いがなくてはならない存在になると、はしゃぎながら語る八重森。
それを聞き勝手に言っているなと思いながらも顔を赤くする和也。
和也に一年も付きあってくれる水原がどんな人なのか気になる八重森。
もっと教えてとテンションが高い八重森を見て、いじられているかもと疑いながら考える和也。
和也は照れながら水原はめちゃいい奴だと言います。
水原の話を一通りすると、八重森は号泣しながら水原が想像以上にいい人で天使みたいだと言います。
師匠はこんなクズなのにと床をたたく八重森。
その様子を見ていた和也は、八重森が実はいい子なんじゃないかと思い始めます。
しかし、映画のことは黙っていようと決めた和也。
八重森は二人には上手くいってほしいと言います。
これだけ課金しSSRも出なかったら夢も希望もないという八重森。
何の話だと驚く和也。
別に期待していないという和也は、自信なさげに水原は自分のこと何とも思ってないと言います。
それを聞いた八重森は何を言っているのと和也に言い、水原も師匠のことが好きに決まっていると真顔で言います。
その言葉に顔を真っ赤にして驚く和也。
その和也をみてキョトンとする八重森。
もう一度大きな声で驚く和也。
あんな美女が自分を相手にすることないと慌てます。
その言葉に驚く八重森は、だらしない師匠の相手を一年もしてくれているのに⁉と迫ります。
だらしないという言葉に本当に自分のこと尊敬しているのかと不安になる和也。
八重森は水原には会社やルールがあるのにそれでも面倒な客に付きあってくれるなんて、何かしらの想いがあるからと言い切ります。
和也は面倒な客という言葉に引っ掛かりながらも、水原が自分のことを想ってくれていると想像し、ドキドキしています。
それでもそれはないと慌てる和也。
そう思うのもしょうがないと苦笑いの八重森。
今頃水原は布団の上で素直になれないことを反省していると言います。
その様子を想像する和也はそれも可愛いと思うが、無い無いと大きな声をだします。
八重森は和也を見て、しょうがないなと笑い全力でサポートし応援すると和也に言います。
部屋に戻る和也は、水原の部屋の扉を見てさっきの八重森の言葉を思い出します。
胸が苦しくなる和也はジタバタし落ち着いたのか、ため息をこぼし脚本を探そうと部屋に戻ります。
その頃の水原はベランダでドリンクを飲みながら、22時の就寝のアラームを見ています。
和也の部屋の電気が付いているのを確認し、頑張っている和也を思い浮かべ、もう一杯分付きあおうと夜空を眺めます。
和也は脚本をどうするのか、今後の八重森の活躍は?
彼女お借りします115話の感想と考察
前回起きた隣人の部屋に引き込まれるというアクシデント。
八重森みにの正体はコスプレイヤーとして、ネット配信をしていることが分かりました。
だから家であのようなコスプレをしていたんですね。
顔も可愛くてスタイル良いので、あっという間に人気が出そうですけどね。
動画を撮っていたのも一応防衛的な意味で撮っていただけで、悪用する気はないみたいです。
八重森は、純粋に面白い関係の二人を応援しようとしていると信じたいですね。
これで本当は、自分の動画のためになどと考えていたら、かなりの裏切り行為で恐ろしいですが。
八重森みにがいろいろなネット配信をしているので、何かしらの出番がありそうですね。
そして今回八重森みにの部屋の中でしたが、見事なごちゃごちゃ感。
フィギュア、ポスターなどたくさん置かれていてオタクとは言っていませんでしたが、すべて配信のための道具なのでしょうか。
もう少し八重森みにのことが詳しく知れたらいいですね。
水原の、ベランダで和也の頑張る姿を想像している様子がとてもかわいかったです。
いつ二人が進展するのか、楽しみで待ち遠しいです。
次回は和也の映画製作の作業が進むのかと、るかや水原や八重森とどうなるのかが気になります。
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