『虫かぶり姫』は、月刊コミックゼロサムにて連載されている由唯原作による喜久田ゆいの人気漫画です。
虫かぶり姫4話では、階段から落ちたアイリーンが、エリアーナに突き落とされたと言われ、唖然とするエリアーナ。
そこへクリストファー殿下もやってきて・・・。
本記事では、『虫かぶり姫』4話(分冊版4巻)のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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漫画『虫かぶり姫』4話のあらすじネタバレ
階段から落ちたアイリーンが、エリアーナに突き落とされたと涙ながらに言うと、アランがエリアーナの元へと近づきます。
そこへクリストファー殿下も何が起きたのかとやってきました。
クリストファー殿下はアイリーンに大丈夫かと声をかけると、アイリーンは泣きながら、殿下とのことは誤解だと言うとアイリーンが全て悪いと言ってエリアーナが階段から突き落としたと言います。
エリアーナが他にも何かしたかと聞くと、アイリーンはずっと殿下には言えずにいたと言います。
クリストファー殿下はアイリーンの口から全部言ってほしいと言います。
クリストファーの何か裏があるその表情を見て、エリアーナは寒気がしました。
アイリーンはここぞとばかりに、エリアーナに嫌がらせをずっと受けていたと話し始めます。
グレンやアレクセイの殿方たちと知り合ってからは嫌がらせがひどくなったと言います。
またバラ園でのお茶会の時、放水があって水びだしになった姿を見てエリアーナに笑われたり、書庫室のはしごに細工がされていて転げ落ちそうになったとアイリーンは訴えます。
そしてエリアーナからもらったお菓子の中に虫が入っていたと泣きながら言うアイリーンを見て、エリアーナは全く身に覚えのないことばかりできょとんとしていました。
クリストファー殿下はそれでエリアーナに直談判に行ったのかと尋ねると、それで階段から突き落とされたとアイリーンはハッキリ答え、エリアーナを見上げました。
しかしエリアーナは書類や本を持ちきれないほどたくさん持って立っていてそもそもその状態で人を突き落すことができるはずがないと誰が見ても分かるので、アイリーンは驚きました。
クリストファーは階段を上がり、エリアーナの元へ行くと、エリアーナが持っていた本や書類を半分以上持ってくれました。
階段下にいるアイリーンは本当にエリアーナに突き落とされたから信じてほしいと訴えます。
その言葉を聞いて、クリストファーは誰か見ていたものはいるかと聞きます。
するとアイリーンが、アランが見ていたと言います。
アランは確かにアイリーンが階段から落ちるところを見ていたが、悲鳴がしてからころがり落ちる音がしたと証言します。
そしてまるで襲われるのが分かっていたみたいだとアランは言います。
さらにアランは、アイリーンにうまく動いていたつもりのようだったが、全てクリストファー殿下の手の平の上で動いていたと言います。
そしてアランは父娘共々、今日は破滅への始まりだったなと言います。
そこへ縄に繋がれた人物が連れてこられました。
それはアイリーンの父親、パルカス子爵でした。
父親を見て驚くアイリーン。
クリストファー殿下は優しくエリアーナにほほ笑むと、すぐに表情を変え、「では、本番といこうか」と言い出します。
漫画『虫かぶり姫』4話の感想と考察
『虫かぶり姫』4話を読んで、アイリーンの嘘がすごすぎて、引きました。
女って本当に怖いですよね。
あたかも自分の嘘を本当にあったかのように涙を流しながら訴えるなんて、アイリーンみたいな性格の女って今の世の中にもうじゃうじゃいる気がします。
書庫室のはしごが壊れていたのは細工だったということは、エリアーナは怪我をせずに済みましたが、これってアイリーンが細工をしたか、アイリーンが誰かに細工させたということですよね。
アイリーンは最初からエリアーナが邪魔でとにかく自分が婚約者になりたかったということですね。
でもエリアーナが否定すれば自分だって立場が危うくなるのに、それだけ殿下から信頼されていると思っていたということでしょうか。
クリストファーの笑顔の時と何か思惑というか考えがある時の顔の表情がギャップに、なんだか萌えてきました。
表の顔と裏の顔があるみたいで、そこにめちゃっくちゃカッコよさを感じます。
次の5話ではクリストファーの反撃がみられるみたいなので、すごく楽しみです。
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