漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』は、2017年9月から講談社とまんが王国との共同プロジェクトとして、まんが王国にて独占先行配信されている丘上あい先生による人気漫画です。
2020年4月には女優・新川優愛主演でタイトル「ギルティ~この恋は罪ですか?~」としてドラマ化されるなど、大注目の作品です。
ギルティ35話は、瑠衣が階段から落とされてから2か月後。
瑠衣の命と、目の前で妹が落ちたのを目撃した秋山のその後は?
本記事では、『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』35話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』35話のあらすじネタバレ
瑠衣が睦月に落とされてから2ヶ月が経過しました。
瑠衣は奇跡的に一命をとりとめましたが、目を覚ますことなく今も集中治療室で入院しています。
爽はこの2ヶ月で、入院していた母と2人、実家で一緒に暮らし始めました。
母はなんだか寂しそうな感じはしますが、穏やかに生活をしていました。
この2ヶ月の間に、きっちり調べて終わらせたいと爽に言われた守屋は、瑠衣について調べていました。
瑠衣の母親の所在と、20年前の未成年犯罪の記事についてです。
爽とランチをしながら守屋は、秋山は今どうしているのかと尋ねると、爽は秋山も瑠衣のことを調べるために動いていると話します。
そんな秋山は瑠衣のことで頭がぼーっとしていました。
美和子が秋山にもう一人子どもがほしいと身体を寄せていくも、秋山は疲れているからと断ります。
翌朝、美和子は秋山に女として見てほしいのにと何もしてくれないと怒ると、秋山は今は瑠衣のことで頭がいっぱいだからと言います。
美和子は瑠衣なんて死ねばいいのにと言うと、秋山は「俺にとっては家族なんだ」と言います。
それを聞いた美和子は秋山が自分のことを大事に思ってくれないと怒りを爆発させます。
秋山は美和子とうまくいっていない上に瑠衣のことが気になって真っ青な表情で、爽と会います。
爽は瑠衣のことで何か分かったかと尋ねます。
秋山は泉川という過去に瑠衣の家庭教師をしていた先生と会って話をしたと言います。
泉川は、いつも瑠衣から一方的に連絡が来て会っていたくらいだと言うも、瑠衣は子どもを埋めない体で、その原因は瑠衣の母親からの虐待が原因だと言います。
さらに、自分が不妊だという事実を知った日が、10年前、秋山と爽がラブホに入っていった日だったということを泉川は話します。
瑠衣はあの日、自分が不妊だということがショックで、どうしても秋山に傍にいてほしくて探し回ったその時、秋山は爽といるところを見てしまったということでした。
それを聞いた爽は、私たちが瑠衣を追いつめたんだと涙が止まりませんでした。
秋山は爽のせいじゃないと言い、「むしろお前は2ヶ月前・・・」と言い出す秋山の言葉をさえぎり、「それ以上もう言わないで、忘れたいから」と爽は言います。
その頃、瑠衣の病室には、泉川がいました。
眠り続ける瑠衣に、「美しい、殺してしまいたくなるほどに」と言って、瑠衣の首に手をかけようとします。

漫画『ギルティ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~』35話の感想と考察
35話では、瑠衣が睦月に落とされてからどうなったのか気になっていたのですが、助かっていたんですね。
瑠衣が死んでいたら、きっと瑠衣の本当の目的や母親のことを調べることはなかったと思うし、秋山が悲しむのも見たくなかったので、一命を取りとめていて良かったです。
しかし、秋山が言いかけた「2ヶ月前」に起こったことが気になりますね。
2ヶ月前、瑠衣が落とされた時、爽もすぐに現場に来たのかもしれません。
そして、憎い瑠衣を助けようとしたのではないでしょうか。
輸血をしたとかで、瑠衣を助けたから、爽は何も悪くないと秋山は言いたかったのではないかなと私は思います。
ここにきて、泉川先生の登場にはびっくりしました。
かつて瑠衣が務めていた精神医療センターのお医者さんが、実は昔家庭教師をしてもらっていた先生だったということですよね。
そして最後に瑠衣の首に手をかけていたのが、本当に怖いです。
子どもの時の家庭教師の先生ということは、瑠衣の母親とも面識があるでしょうね。
瑠衣ともたまに会っていたようなので、瑠衣の母親についてや瑠衣の傷害事件のことも色々知っているのではないでしょうか。
もしかしたら虐待していたことも当時から知っていたのかもしれません。
次の36話で泉川が知っている瑠衣の過去についてさらに明らかになってほしいし、瑠衣が目覚めた後どうなるのかが今から楽しみです。
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