2020年4月6日発売の週刊少年ジャンプ2020年19号で、『ハイキュー』389話が掲載されました。
ハイキュー389話は、影山が味方を使ったり、自分自身で決めたりすることでブラックジャッカルを追い詰めていき、17対20にしました。
影山がここまでのプレーが出来るのは、中学時代のトラウマが嫌だから烏野に進学しても皆に気を遣っていたのだが、それは間違いで好き勝手にやっていい事とアタッカーは常に最高のトスを求めている事に気づいたからでした。
試合が進む中、王様のマントと王冠を影山が身に着けているように見えてきました。
本記事では、ハイキュー389話『コート上の王様・2』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ハイキュー389話のあらすじネタバレ
影山がニコラス、牛島、星海と名だたるスパイカーを使わずに、ツーアタックで得点を決めました。
これによって12対9とアドラーズが3点リードする展開になったようです。
実況者は攻撃陣は影山があの状況でも何処でもセットが可能なのが、影山は攻撃陣が分かっているのが分かっていた故のツーアタックなのだと、高校の頃から技術があったが今では余裕も加わっていると言います。
この実況を聞いていた侑はムッとしており、菅原は当然と言う表情で聞いているようです。
タイムアウトになり、侑は日向のせいだと口にするが日向は全員騙されたと反論します。
しかし、侑が言いたかったのは高校時代に日向が影山を起こしたからだと言う事なのですが、日向は何の事だか分からないようです。
観客席にいた国見は金田一に影山は来年から海外でやるのかと聞くと、金田一はそうだと答えます。
国見は言葉とか大丈夫なのかと言うと、金田一はニコラスと普通に喋っていたから大丈夫だと言い、国見はバレーに関する用語なら喋れるんだろうと言うと金田一は影山らしいと誇らしげに言ったみたいです。
そして影山がサーブを打ち、日向が何とか拾うと繋いで木兎が強烈なスパイクを決めて得点を取ると共に、影山のサーブのターンを止めました。
それから試合が進み、侑がラインギリギリにサーブを打って得点を取り、18対17と1点差にしたようです。
実況者も侑のサーブが走り出すと恐ろしいと口にしました。
続く侑のサーブを星海が何とか拾い、影山がトスを上げると昼神が打つと見せかけてニコラスが打つも日向と明暗がブロックで止めるもラインの外へと飛んでしまったようです。
そのボールを日向が何とか拾いました。
観客席で見ていた谷地は影山にしては速攻が少なめだと呟き、それは山口も同意見でした。
普通だったらサイドにいる牛島やニコラスを使っていくのが普通だと言う山口。
その間に昼神のスパイクが決まっていました。
観客席から見ていた月島は影山は一件まんべんない攻撃に見えて意図的にサイドからの攻撃を多くしていたのではないかと考えているみたいです。
その間に影山がサーブを打ち、日向が拾うもボールは相手側のコートへと飛んでしまいます。
木兎は牛島とニコラスが前衛にいる状態がアドラーズ最強のローテであり、さっきは真ん中の攻撃もあるぞと言う意味での攻撃だと察していたのです。
そして裏をかこうとしていましたが、頭がこんがらがってしまったようです。
その間に昼神が再びスパイクを決めて20対17と3点のリードを得ました。
観客席の月島は真ん中の攻撃を少なくしていたのはブロックを広がりぎみにさせるためだと言います。
影山のサーブを犬嶋が拾って繋いで木兎がスパイクを打つも、平和島がトスで上げたみたいです。
その間に日向は侑が言っていたことを思い出してしました。
侑が最初に見た影山の印象は何かを怖がっているのかスパイカーの機嫌を損ねないようにしていた印象でした。
しかし、春高から並みのスパイカーだったら圧力に圧されるセッティングをし始め、烏野はそれに応えたので好きにやって大丈夫だと気づかせてしまったのだと侑は日向に言いました。
そして影山は多くのスパイカーにいつも最高のトスを待っている事を教えてもらったと心の中で思いながら昼神にトスを上げ、昼神はスパイクを決めて得点を取ったのです。
日向は今の影山が王様のように見えていました。

ハイキュー389話の感想と考察
第2セットに入ってから、影山は昔のコート上の王様になっているみたいですね。
中学時代は影山のレベルの高さに他の選手が付いていけなかったのですが、烏野や今のチームでは影山の要求に応えてくれる選手が大勢いるので影山は色々と出来るようになったのだと思います。
日向達はどのように対抗していくのか、気になるところです。
次回390は星海か牛島の話になるのではないかと思います。
前回と今回は影山の過去にまつわる話になっていますので、試合をしつつもキャラの掘り下げの話になって来るのではないでしょうか。
アドラーズの中で日向と関わりがあるのは、影山の他には牛島と星海だけですので、彼らに関する話になるのではないかと思います。
星海は昔から背丈の事を言われていて、プロに入ってからもその事は常に言われ続けてきたのではないでしょうか。
しかし、彼は昔から言われ続けていたので気にせずに見返してやろうと言わんばかりに練習を重ねてレギュラーを掴んだのだと思います。
牛島の方は高校時代はかなり凄い選手でしたが、プロでは自分以上に凄い選手が凄いいたので挫折した時もあったかもしれません。
それでも懸命に練習を重ねてより成長して、レギュラーを掴んだのではないでしょうか。
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