2020年3月25日発売の週刊少年マガジン2020年17号で、『ヒットマン』86話が掲載されました。
ヒットマン86話は、編集部へとやって来た龍之介は同僚からアニメは良かったと言われていました。
しかし、関係者の評価は余り宜しいとは言えるものではなく、特に方言パートでは賛否両論に分かれており、若葉も方言の事でもう少し分かりやすい方が良かったのではと言う始末でした。
対して龍之介は他の関係者の意見を押し切って、若葉に今のままで問題ないと告げると、本当の勝負は今夜だと意味深な言葉を述べました。
果たして、龍之介の言葉の真意とは何なのでしょうか。
本記事では、ヒットマン86話『アニメの反響』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ヒットマン86話のあらすじネタバレ
翼のアニメが始まって2日後、編集部へと出社した龍之介の元に同僚がやって来て、昨日のアニメ見たけどかなり良かったと好意的な言葉をかけます。
そして敷島もやって来ると、島風のアニメが凄い反響だったと嬉しそうに言いました。
その事を聞いた龍之介は翼のアニメじゃないのかと思いつつも、島風のアニメの順調そうだったので安堵しているようです。
それから龍之介はアニメのアテレコ現場に顔を出し、若葉達が演じている光景を見ていました。
一旦休憩になると、監督の九里は一昨日のアニメはどうだったと恐る恐る尋ねてみたようです。
飯田は瞬間的には話題にはなったけど、島風のアニメを始めとしたアニメ達に埋もれた感じになった答え、今村もツイッターの公式アカウントも余りフォロワーが伸びてないと答えます。
今村はまだ1話目だからどうとかは言えないが、正直余り宜しいとは言えないと言ったみたいです。
一応オープニングのMVは今夜動画でアップされるから、少しは話題になってほしいと言う本音もあるみたいです。
そんな中、立石は問題は方言パートであると言い、龍之介の同僚みたいに面白いと言う人もいるがかなりの数が余り快く思っていないと言いました。
そんな中、若葉がやって来て、立石と同じような事を言うと共に自分の方言のせいでアニメが駄目になっているのではないかと思っており、他の人にも伝わりやすいようにした方がいいんじゃないかと提案してきました。
更に飯田も何か言いたい事があるようです。
実は昨日のアニメを上司である山田も見ており、彼も余り方言パートは面白いとは思ってはおらず、次からは主要メンバーだけ標準語にするように圧力をかけたれていたようです。
ここまで皆の話を黙って聞いていた龍之介はそんな雑音は無視して構わないと口にしました。
まだ不安に感じている若葉に対して龍之介は壁ドンをし、面白いから問題ないと、若葉はそのままでも構わないとはっきり言うと彼女は頬を赤らめながらはいと返事したのです。
後半も福島弁頑張ってと龍之介は言うと、若葉はいわき弁だと訂正して笑顔で去りました。
立石は今からでも引き返せるぞと言うと、龍之介は引き返さないと、本当の勝負は今夜だと自信満々でした。
アテレコも終わり、立石、飯田、今村、九里は居酒屋で飲み会をしており、龍之介の言葉の意味を考えていました。
そんな中、飯田はツイッター公式アカウントのフォロワーを確認してみるとさっきまで1万人だったのが4万人に増えており、しかも次々と増えていくみたいです。
立石は今度は何をしたんだと思っていると関東での放送は一昨日だが、地方では今夜からアニメが始まったんだと気づきました。
若葉の家にはアニメを見ていた祖母から電話があり、祖母も父親もアニメに関して好印象を抱いていたので若葉は安堵し、これからもいわき弁を喋ると宣言したようです。
一方、居酒屋にいる今村も先程のMVも再生回数が伸びていると言い、九里は龍之介はここまで計算していたのか驚いているみたいです。
この勢いを消さないようにと立石は動ける声優に声をかけるように指示しました。
ヒットマン86話の感想と考察
やはり方言パートでは見る人によって賛否両論があったみたいですね。
面白い人には面白いと感じるとは思いますが、中には真面目にやってほしいとか、時間稼ぎのようにしか思えないと思っている人もいるのだと思います。
しかし、ツイッター公式アカウントのフォロワーの増え方から察するに関東ではいまいちでしたが、地方ではかなり好評だったのが伺えるようです。
あとは関東圏の人達をどう取り込んで視聴率や人気を増やしていくかがカギになっていくのではないかと思います。
勝負師の立石の目に火がともったようですし、彼がどんな手腕を発揮するのか気になるところです。
次回87話は再び声優のオーディションを行う事になるのではないでしょうか。
立石が動ける声優に声をかけるように言っていたという事は、新たな主要メンバーがそろそろ登場する話になると思いますので、このような指示を出したのだと思います。
しかし、立石の言葉からは声優達に声をかけて呼ぶだけでなく、他にも何か仕掛けてくることになるのではないでしょうか。
龍之介が作り出した流れに乗り遅れないように仕掛けようとしていますので、かつて勝負師と言われた彼が何か度肝を抜くような事をするのではないかと思います。
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