2020年3月25日発売の週刊少年マガジン2020年17号で、『ダイヤのA act2』206話が掲載されました。
『ダイヤのA act2』206話は、沢村の檄を受けた降谷は本来の威力あるストレートを投げ込み、柳楽はストレートを捉えたがショートフライに終わってしまいます。
このピンチの場面で降谷が本来の投球が出来た事に、御幸は安堵したようです。
試合を見ていた小湊亮介達は今の降谷は選抜の時と同じくらい球が走っていたと感じているみたいです。
1回裏、先頭バッターの倉持が打席に入り、柳楽の姿を見据えます。
果たして、柳楽の武器である創聖ツーシームを打つ事が出来るのでしょうか。
本記事では、『ダイヤのA act2』206話『何か凄いこと』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ダイヤのA act2 206話のあらすじネタバレ
降谷が投げたストレートに柳楽はバットを振ることが出来なかったようです。
間髪入れずに降谷は思いっきりストレートを投げ込み、柳楽はバットを振るも詰まらされてしまいます。
球速は155km/hも出ていたようです。
打球はショートの倉持の頭上に来て、彼が余裕でキャッチする事でスリーアウトチェンジになり、創聖高校は先制点のチャンスを逃してしまいました。
得点のチャンスが潰えた事でがっかりする小泉監督。
観客席から見ていた小湊亮介は今の降谷のボールは良かったと、センバツの時と同じくらいの球威だったからこの後も期待できそうと呟きます。
ベンチに下がる降谷の元に沢村が現れ、ナイスバズーカと、力で押し切るのがお前だとほめ始めたようです。
しかし、降谷と御幸はえらそうにと呟きました。
この光景を観客席から見ていたクリスは沢村からのLineを思い出すと、この先も楽しみだと口にしたのです。
この呟きが聞こえた小湊亮介は声が以前よりも聞こえやすくなったから肩の状態が良くなったんだねと言うと、クリスは小湊亮介の言葉を肯定しているかのように無言でした。
そして1回裏になり、打席には倉持が立ち、目の前にいる柳楽を見据えていました。
決め球である創聖ツーシームはどんな軌道なのかなと思う倉持。
バックネット裏から試合を見ていた大和田はカギは創聖ツーシームかと峰に聞くと、峰はそうだと言いつつ、投球割合はストレートと一緒でカウントを取りに行く時も投げるから青道打線がどう攻略するかがカギになると答えます。
他にも倉持が塁に出れば得点率も高まるから、創聖も警戒しているはずだと峰は言うのでした。
ネクストバッターサークルになっている小湊春市は外から入ることも多いと心の中で倉持に言い、対する小湊亮介はいい格好はしなくていいからしっかり打てと心の中で呟いていました。
小泉監督は柳楽が昨日から何処か落ち着いている様子だから、何かしてくるのではないかと期待しているみたいでした。
柳楽はまず1球目を投げると、倉持は来た球を打ち返しますがファールになってしまいます。
小湊亮介は良く振れているし落ち着きも出てきたと口にすると、増子も同感と言わんばかりに返事をしたのです。
2球目も倉持は打つもファールになってしまったので、小湊春市は球速以上に伸びているのではないかと感じているようです。
倉持は追い込まれたからそろそろ創聖ツーシームが来るのではないかと思い始めた矢先、柳楽は創聖ツーシームを投げます。
対する倉持はすり足打法に変えて打ち返し、センター前に抜けようとしていましたが奈良が打球の前にいて、捕球すると一塁に投げてアウトにしたのです。
次に小湊春市が打席に入ると、柳楽は外角いっぱいにストレートを投げてストライクを取ります。
小湊春市は次の球をファールにしますが、球速以上に速く感じているみたいです。
そうしたら柳楽が同じコースに同じ球を投げてきたので、小湊春市は打ち返しますが打球の先には奈良がおり、打球をグラブに掴んでセカンドライナーにしてしまいました。
ダイヤのA act2 206話の感想と考察
危うく先制の危機に陥りましたが、沢村の檄によって我に返った降谷が抑えてくれて良かったです。
今回の話から察するに、無失点で抑えてくれて良かったと思いましたね。
もし取られていたら、今回の話を見ている限り攻略にてこずるであろう創聖ツーシームによって凡打の山を築いていたかもしれませんでしたから、本当に良かったです。
しかし、ストレートが球速以上に伸びているだけでも厳しいのに、創聖ツーシームまであるとは厳しいと言わざるを得ませんね。
ここから何とか球筋に慣れていくしかないんじゃないかなと思いますね。
次回207話はこのまま投手戦になっていく展開になるでしょう。
柳楽のストレートは球速以上のスピードに見せれるくらいのキレがあり、その状態で創聖ツーシームを織り交ぜられてはそう易々とは打てないと思います。
それ故に序盤から攻略するのは不可能に近いでしょう。
対して降谷も序盤はあたふたしていましたが、沢村の檄のおかげでセンバツの時の投球で抑える事が出来ました。
もし、降谷がこの投球を続けることが出来れば、巨摩大藤巻高校戦の時のように相手に付け入る隙を与えられないくらいの投球を披露してくれる筈です。
この結果、この試合は投手戦になってくるのではないかと思います。
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