2020年3月19日発売の週刊ヤングジャンプ2020年16号で、『HANDS』6話が掲載されました。
『HANDS』6話は 指原宅に潜入したn分隊の蜂屋を襲う魔法の手。
その手の主である鮫島を捕えようと蜂谷は応戦します。
手の主を追う一方で、蜂屋が目にした思わぬ人物とは……。
本記事では、『HANDS』6話『団地①』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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HANDS 6話のあらすじネタバレ
指原宅に魔法の手が現れましたが、ユキの手に触れていない蜂屋には当然その姿を見る事が出来ません。
荒らされる一方の部屋の様子を見ながら、ポルターガイストでもなければ『魔法の手』だとしか思えず、すぐにその手の主が鮫島だと判断します。
なぜ追手がいるとわかりこの部屋を襲撃するのかと考えた時、答えは自分を含むその追手を排除する為でしたが、鮫島がわざわざ指原の部屋に来る理由がありません。
故に、答えはこの部屋に持ち出されたら困るものがあるからということで、蜂屋は応戦開始します。
部屋にある物の動きから、手の位置を予測して発砲しますが、手にダメージはありません。
デザートイーグルという更に威力のある50口径の銃に替えて発砲しますが、おそらく当たっているという実感はあるもののダメージがあるようには思えません。
本体を叩くしかないと、蜂屋は部屋を出る事にしました。
自分だけが居場所を知られているのは不利なため、まずは隠れて条件を五分に運びます。
ブリーフィングの際、魔法の手と銃火器の脅威が比較された事を思い出しました。
テロ用の武器として使用するなら魔法の手は脅威であり、ガチで勝負するなら優秀な狙撃手の方が怖いと蜂屋は言いました。
事件の映像を観ればライフルよりも遥かに威力は高いと反論する隊員に対し、銃弾だって実際には見えないのだから自分が敵を認識していなければ死ぬのは当たり前と蜂屋の弁。
全く性質が違うのに比較する事自体がナンセンスということで終わりましたが、n分隊長は魔法の手には『明確なルール』があると告げ、万能では無いと言います。
指原の部屋で鳴った電子音、そこから攻撃が始まる時間を考えれば敵の位置は指原の部屋と同じ階だと分析する蜂屋。
部屋を荒らす音が止んだ事から、自分が逃げた事に気付かれたと隠れて様子を見ます。
マンションの一室が荒れた事で、逃げ出す住人の流れの中に、フードを目深にかぶった男が一人だけその流れに逆らいます。
発砲してみるもダメージは無く、『魔法の手』で守っているのだとすぐに判断します。
銃弾が向かってきた方に、フードの男はすぐさま反撃しますが、それはあえなくかわされます。
銃声のする方にフードの男は向かいますが、それは蜂屋が用意したトラップでした。
銃撃戦に馴れていない素人は銃声の方に敵がいると思い込む為、フード男が追っていたのはスマホから流れる録音された銃声でした。
隙だらけになった男を狙う蜂屋は、脚を撃つ事に成功。
その血痕を辿り、あとはチャンスを待つだけと追うさなか、予想外の方向から手の攻撃が行われました。
そのマンションの下を見ると、そこにいたのはフードを被った“鮫島と思っていた”男ではなく、何の変装も無い鮫島本人でした。
HANDS 6話の感想と考察
面白くなってきました。
ユキの手を繋ぐ事で『魔法の手』を視認し使う事も出来るというルールの元ストーリーが展開してきましたが、このフード男はユキどころか誰の手も繋いでいません。
おそらく鮫島との接触はまだ先になるであろうこの男は一体何者かというのが、今回の重要ポイントであり、今後の展開の肝にもなるのかなと思います。
実は手を使えるのはユキとこのフード男だけではない可能性もありますし、今後登場する別な部隊にも手の使用者がいたりするかもしれません。
異能バトルもののような展開にもなりかねませんが、前回の話で指原が倉庫に隠したもの、そして防犯カメラにモールス信号で残したメッセージも大きなポイントになるのかもしれません。
説明があったかは覚えていませんが、このフード男のようにユキも自分で手を出して身を守るくらいの事は出来ないのでしょうか。
或いは、この男と会った事によって自分にも出せる事を知る展開もあるかもしれません。
今回の流れから一見すると魔法の手×2VS蜂屋という構図にもなりそうですが、フード男はこのまま逃げそうな雰囲気もあります。
もしかしたらこれが指原なのでは? とも思いましたが、どうなるかまだまだ先の読めない展開は続きます。
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