2019年10月12日発売の週刊少年ジャンプ2019年46号で、僕のヒーローアカデミア246話が掲載されました。
僕のヒーローアカデミア246話は、245話に続きホークスからエンデヴァーへと向けられたメッセージの続きです。
本記事では僕のヒーローアカデミア245話「メッセージ」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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僕のヒーローアカデミア246話のあらすじネタバレ
死闘を経た死柄木は、その個性の力を開花させました。
しかしそれでもなお、力を求める様子にドクターはその真意を死柄木に問います。
もうヒーローを侮らない、と死柄木は妖しく笑いながら言います。
持てるすべてでオールマイトのみならず、その生徒であるデク達も倒す。
それも含めて次で最後にすると宣言したのです。
ドクターの研究は、オール・フォー・ワンのために進めていたものであったようです。
世代を経るごとにオール・フォー・ワンの個性は膨張していきます。
その際限なく膨れ上がる個性に対して、人間の体は進化に追いつくことができないのです。
それをドクターは個性特異点と呼び、誰にも見向きをされなくなってもこの研究を続けていたのです。
と、その研究の説明をしているドクターに対して死柄木は飽きたと言わんばかりに話を切ります。
これから4か月、地獄の苦しみを続けるとドクターは言います。
そして、その地獄を乗り越えたときワン・フォー・オールすら掌の上になるとも言いました。
こうして死柄木はドクターの実験を受けるのでした。
シーンは異能解放戦線を読むエンデヴァーへと移ります。
4か月後に行動が始まり、それまでにホークスから合図が送られるようです。
しかし解放軍どれほどのヒーローがいるのかをまだホークス自身も把握できていないようです。
今すぐにでも解放軍の本拠地を包囲することを考えますが、さらにホークスは最速と最善を考えるのです。
全国にある潜伏地点と協力しているヒーロー全てを明らかにする。
そうでなければ見えない敵を取り逃し、また被害が続く可能性があることを考えます。
だからこそ今ではない、とホークスは自分を抑えるのです。
そして、解放軍の四ツ橋力也がホークスに近寄ります。
何やら不穏な雰囲気に「失敗したら」という言葉が続きます。
しかしどうやら杞憂なようで本をよく読みこんでいるとホークスをほめちぎります。
そして公安側から呼び出されたエンデヴァーの回想が入ります。
ホークスの意図が通じているであろう公安も、敢えてこの時期にデク達のインターンを推し進めたようです。
そしてここで、245話でもホークスがエンデヴァーに伝えたかったメッセージが入ります。
それは、デク達ヒーローの卵たちをインターンで徹底的に鍛えること。
このインターン自体が、戦力の保険であるのです。
それを感じ取ったエンデヴァーは納得がいかないと言いながらも、息子の轟だけではなくデクも爆豪も直接指導することを決意します。
荼毘の見くびりに対して、ホークスは敢えて手柄を横取りしたことを思い返します。
あの時、デク達三人の手はホークスがいなくてもきちんと届いていたのです。
後進育成についてはあまり乗り気ではなかったホークスですが、職場体験にやってきた常闇の食らいつく姿勢に考えを改めていました。
未来のヒーローになり得る彼ら雄英高校の生徒は強く、そしてさらに強くなるのだと。
スピード自慢のホークスよりも早いとホークス自身が言います。
そしてそれは1年A組だけでなく、B組も、他の学年も教師人もすべて。
次の桜が散るころ、つまりはデク達の学年が変わるころには、みんなが笑っていられるように、というホークスの未来への想いがしっかりと紡がれています。
いよいよ、4か月という準備期間が始まるのです。
僕のヒーローアカデミア246話の感想と考察
さらなる力を求めて4か月は動くことができなくなった死柄木と動き出すヒーロー陣営の対比にもう胸が熱くなります。
そして何より、あんなにもヒーローというものを無くすことに命を懸けていたと言っても過言ではないホークスが未来のヒーローに期待をかけるようになったことです。
エンデヴァーがNo.2からNo.1に変化したように、ホークスもNo.3からNo.2へと変化しているのです。
エンデヴァーばかりが取りざたされていましたが、ホークスも徐々に変わりつつあるのでしょう。
それは自分が手ずから指導した常闇の存在であったり、成長をするデク達の存在もあるでしょう。
さらには、エンデヴァーの変化もきっとホークスの心理に大きく響いているのでしょう。
オールマイトという絶対的存在を失ったヒーロー界隈も、姿を変えつつあるのですね。
それは決して悪い方向ではなく、限りなくいい方向だと期待を抱くことができます。
彼らは強い、というコマ割りにいるのが常闇くんであること。
そして敵の思い通りにしないというホークスの思いの裏に描かれているのは様々なヒーローの数々です。
インターンを行っている1年A組とB組の生徒たち、2年以上の生徒たちもいます。
他にも雄英の教師陣、ミリオや士傑高校の生徒たち、えりちゃんの姿もあります。
これからの戦いの大きさを暗示しているはずなのに、なぜか「イケる!」と思えるのがとても感動します。
そして具体的な日程、というものも出てきました。
4か月後には次の桜が散る、つまりは学年が変わっているということが確定していますね。
最近のヒロアカは学校から少しずつ離れつつありましたが、やっぱり基準は学校であることを改めて認識します。
2年生になったデク達の活躍への機体も高まります。
そして何より、10月12日からアニメ第四期も始まることから、これからもまだまだ僕のヒーローアカデミアから目が離せませんね!
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