2020年3月9日発売の週刊少年ジャンプ2020年15号で、『ぼくたちは勉強ができない』150話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない150話は、成幸がうるかに告白の返事をしてから数年後が経過しました。
メイド喫茶ハイステージを貸し切りにして成幸を始め、文乃、理珠、あすみ、真冬、未春がやって来ていたのです。
真冬と未春以外の面々は大学生活を十二分に楽しんでおり、真冬は成幸達の母校でフィギュアスケート部を発足して大会で優勝へと導いたのです。
しかし、些細な事がきっかけで理珠達が成幸に寄り添ったり、その様子を面白がったりしていたところを遅れてやって来たうるかに見られてしまいました。
何とか誤解を解いた成幸はうるかにバイト先の金属加工の店で作った簡易的な指輪を渡し、プロポーズをしたのでした。
この事にうるかは泣いて喜び、成幸はかつて高校の文化祭で後夜祭の花火の瞬間にうるかと触れ合っていた時の事を思い出しました。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない150話『[x]=…』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない150話のあらすじネタバレ
高校卒業してから数年が経過し、成幸は水希に起こされて遅れても知らないよと言われてしまったのです。
そして起きた成幸は大急ぎでメイド喫茶ハイステージへと向かい、遅れた事を先に来ていた大森、小林、理珠、関城達に詫びました。
この日は帰国予定となっているうるかを祝う日であり、主役であるうるかは飛行機の到着で遅れており、先に始めていいとの許可も貰っていたのです。
成幸は大森の恰好が気になっており、本人は華々しい大学デビューを飾ったと言いますが川瀬からクソ程似合っていないと切り捨てられます。
続いて成幸は理珠と関城に大学生活のことを聞くと、関城は理珠が女神だなんだといつもの調子で語ったのです。
理珠は元々得意分野ではなかったから順風満帆とは言いづらいが、昨日知りたかった事が今日学ぶ事が楽しいと、成幸が約束してくれた通り幸せだと答えると成幸は良かったと安堵の表情をします。
そして成幸は寝た状態でご飯を食べている文乃の姿を見て驚いたのでした。
文乃は大学近くの天体観測所に出入りしていて、望遠鏡を覗いて寝るのが朝方になっていたのが日常となっていました。
その事を聞いた成幸は早くお袋さんの星を見つけないとなと言うと、文乃は当然と言わんばかりのサムズアップをします。
そして文乃から何のバイトをしているのかと聞かれた成幸は知り合いの貴金属加工で働いていると答えたのです。
そうしたら今度は酒を飲んで酔っているあすみが絡んできました。
あすみは医大生になってから毎日課題をやると言う忙しさだから受験期以上だと評したのですが、夢を失う怖さに比べれば問題ないと答えたのです。
そうしたら今度は何故かメイド服を着ている真冬がバランスを崩して、成幸にのしかかってしまいます。
続けてメイド服を着ている未春がやって来たのです。
未春は一度メイド服を着たかったらしく、真冬は押しに押されて着る羽目になっていました。
成幸は真冬が顧問をしているフィギュアスケート部が関東大会で優勝した事を祝うと、真冬は嬉しそうにしながら部員達が頑張ってくれたと答えたのです。
そうしたら酔っぱらっている理珠が近づき過ぎだと言って向かってきて、成幸に胸を押し付ける形で抱き着きます。
この様子に真冬と文乃は引き離そうとし、あすみは面白そうだから絡もうとしていたのです。
そんな状況下の中、うるかがやって来るも状況から4人が成幸を取り合っているようにしか見えなかったのです。
そんなこんなで祝いの会が終わり、成幸とうるかは帰り道を歩いていましたがうるかは不機嫌でした。
その理由は久しぶりに会う日だったのにあの光景を見て昨日楽しみにしていた自分が馬鹿みたいだったからであり、その事に怒っていました。
そうしたら成幸はそれは自分も一緒と言って指輪を渡して、結婚してほしいと言ったのです。
この指輪はバイト先に作ったからちゃんと就職したらちゃんとしたのを贈ると言うと、返事はどうなんだと聞きます。
そうしたらうるかは涙を流しながらはいと返事をして、抱き着いたのです。
その際に成幸は後夜祭で一発目の花火が上がった時に触れあった男女は結ばれるという伝説を思い出していたのでした。

ぼくたちは勉強ができない150話の感想と考察
皆、それぞれ充実した生活を楽しんでいるみたいですね。
特に念願の文系の大学に入った理珠、理系の大学に入った文乃、医学系の大学に入ったうるかはとても楽しいのではないかと思います。
そのために成幸と共に勉強をしていましたし、自分達にとって不得意の分野の大学が楽しいという事は何の問題もなく過ごせているわけであり、今となっては不得意だった分野も元々得意だった分野並みに得意になっているでしょう。
そうだとしたら成幸にとっては教えた甲斐があったと、心の中で喜んでいるのではないかと思います。
そして簡単なものだとはいえ、指輪をプレゼントされた事はうるかにとってはこれまで貰った事があるプレゼントより一番嬉しかったのではないかと思いましたね。
そして今は簡単な指輪を渡しましたが、しかし近い将来本物の指輪をプレゼントをするのではないかと思います。
そして今回の面子に加えて成幸、うるか、理珠、文乃の家族を交えて成幸とうるかの結婚式を行う可能性が高いでしょう。
次回は今回がうるかルートだったとして、もし理珠と付き合ったらと言う話になります。
後夜祭で成幸が花火を見た相手がうるかではなく、理珠だったという展開になっているのです。
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