2020年2月17日発売の週刊少年ジャンプ2020年12号で、『ハイキュー』383話が掲載されました。
ハイキュー383話は、4対4の同点で両チーム主導権を譲らない中、日向がジャンピングサーブを打ちますが、威力があったもののギリギリで外してしまったのです。
そして星海のサーブを木兎が拾うと、佐久早が強烈なスパイクを打つと平和島が辛うじて拾い、星海が繋げるとニコラスはネットを背にした状態でジャンプして振り返ってスパイクを打ちます。
再び打たれた星海のサーブをトマス、犬鳴が繋いで、日向はニコラスの前に落とすようにレシーブをしますが、彼はレシーブを影山に上げると機敏な動きでスパイクの体勢を取って打って点を決めたのです。
本記事では、ハイキュー383話『スーパースター』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ハイキュー383話のあらすじネタバレ
真ん中からトマスが決める事で、同点に追いつきました。
アドラーズとブラックジャッカル、両方とも主導権を譲らない中、遂に日向がサーブを打つ番になったのです。
長らくビートバレーをしていた影響か、無意識にボールについている砂を落とす動作をする日向。
そして日向はジャンピングサーブを打ちますが、ギリギリラインの外に入ってしまったのでアウトになりますが、そのスピードは星海が反応に遅れる程の速さでした。
試合を見ていた宇内はサーブも普通じゃなくなっていると冷や汗を掻きながら驚いており、赤葦はあの時はまだひょろひょろだったのにこんなに育ってと内心でこのように思っていました。
かつて烏野と戦った事がある和久谷南高校バレー部で旅行代理店に勤務している川渡、スポーツメーカーに勤務しつつキンイロスポーツジャンパーズのリベロをしている中島はヤバイ奴らと戦ったものだとしみじみと語っていたのです。
菅原はまだサーブが不慣れだった頃の日向を思い出し、後頭部サーブが懐かしいと呟くと、澤村は今食らったら不味いと言います。
木兎はドンマイと言って日向を励まし、侑も一本目やしなと言うが犬鳴にそれは成功した奴が言う台詞だと言われ、思わず言葉に詰まってしまうのです。
佐久早はサービスエース先越されなくて良かったなと言うと、侑はキレながらうっさい臣臣と佐久早をあだ名で呼ぶと、彼は内心ムッとしていました。
影山は日向を見て内心で甘いと呟くと、その心の声が聞こえたのか日向は内心うっるせえなと呟いたのです。
そして星海のサーブの番になり、彼はお手本を見せてやると言わんばかりにジャンピングサーブを打ちます。
強烈なサーブを木兎が拾うと、内心でさっきのお返しだと呟いたのです。
そして佐久早が強烈なスパイクを打つも、平和島が辛うじて拾います。
拾ったボールを星海が上げるも、ボールの軌道から察するにこのまま返す事になると実況者は言ったのです。
誰もがそう思っていましたが、ニコラスが背を向けた状態でジャンプして振り返ってスパイクを打って決めました。
これによってアドラーズが6対4と2点リードしたのです。
条善寺高校バレー部で美容師見習いの照島はipadで試合を見ていた観客に、昔烏野と試合をした事があると言いますが店員に睨まれてしまいました。
星海のサーブから試合は再開され、彼が打ったサーブはネットに当たって不規則な動きになったのです。
そのボールをトマス、犬鳴と繋いでいきました。
ボールは日向の元に来ますが、彼はニコラスを警戒してか敢えて彼の近くにボールを上げたのです。
試合を見ていた研磨と国見は嫌なとこだと心の中で思っていました。
しかし、ニコラスは落ちてくるボールを拾って影山に上げると、自分自身はすぐさまスパイクを打つための準備を始めたのです。
影山がトスを上げた時には既にスパイクを打つ体勢になっており、強烈なスパイクを叩き込みました。
この光景を見ていた宇内は目を点にして驚いており、研磨と国見はマジかと言う表情をしていたのです。
日向は改めて世界のエースと戦っているのだと実感しました。

ハイキュー383話の感想と考察
日向はサーブは余り得意とは言えませんでしたが、今回のサーブを見てサーブも大分成長したんだなと思いましたね。
もし決まっていたら、ブラックジャッカルが押す展開になっていただけにアウトになってしまったのは悔やまれますね。
そしてニコラスのプレーが凄いですね。
背を向けた状態でジャンプして振り返ってスパイクを打つとか、本当に凄いなと思いましたね。
私は少しバレーボールをやっていた経験がありますが、それを踏まえても凄いですし、動きも機敏なのにも驚きを隠せません。
彼の存在は成長著しい日向達にとって生きた教科書みたいな存在でしょうし、彼のプレーから何を学ぶのか楽しみですね。
次回384話は今回活躍したニコラスから日向達が戦いながら、少しずつ技術を盗んでいく事になるのではないでしょうか。
今回の話のコマにニコラスと彼の活躍をテレビで見ていた日向、牛島、影山、星海、木兎、侑、佐久早が描かれたものがありました。
彼らは将来の日本代表として活躍するであろう選手達でありますし、ブラジルでは代表選手のエースと君臨していたニコラスの技術を盗む機会でもあるのです。
それ故にこの試合の中で彼の技術を盗み、成長していく事になるのではないかと思います。
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