2020年2月19日発売の週刊少年マガジン2020年12号で、『ヒットマン』81話が掲載されました。
ヒットマン81話は、島風の一件が解決し、若葉の方はまるで妹のように可愛がってくる小雪に困り果てながらも、順調に進んでいるようでした。
それに歌唱力を上げる練習をしている中で、ヘッジホッグスがバックバンドをしている事を知った龍之介は改めて一緒に組めないかと聞くも、事務所が違うという事で駄目になりました。
それでも諦めきれずに何とかしようとする龍之介でしたが、調べていくうちにある事を知ったのです。
果たして、彼は何を知ったのでしょうか。
本記事では、ヒットマン81話『バックバンド!』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ヒットマン81話のあらすじネタバレ
菊池が修正したキャラクターデザインを島風に見せるも、彼女は自分が修正したのと全然違うと呟きます。
龍之介と敷島は菊池は彼女なりの解釈で直してくれたのだと言うと、島風は頼んでほしい事があると言ってキャラクターデザインを置いたのです。
内心まだ何があるのかと思う龍之介。
翌日、龍之介は立石と話しながら若葉の元へと向かっていました。
話の内容は島風の事であったのです。
あの日、龍之介はまだ何か言うのかと思っていたところ、島風はこのキャラクターデザインを真似して描いていいか聞いて来てと言ったのです。
話を聞いた立石は一流のアニメーターは作家の注文以上のクオリティで返すとは呟き、龍之介は菊池は進行が遅れたと文句を言っていたが何処か嬉しそうだったと語ります。
そして若葉のところへとやって来ると、暫く合わないうちに雰囲気が変わった彼女の姿に龍之介は圧倒されていたのです。
そうしたら若葉は龍之介を見るや否や泣きながら助けを求めてきました。
原因は小雪にあると若葉は言ったので、龍之介はボイトレが厳しいのかと聞くとそれではないと彼女は言ったのです。
あとから小雪がやって来ますが、彼女は可愛らしい若葉に色々な帽子や服を着させようとしており、若葉はその事を嫌がっていたので龍之介に泣きつきました。
西辺がやって来ると、龍之介に小雪は若葉が気に入ったのだと言ったのです。
西辺が言うには小雪は一人っ子だから妹が出来たみたいで嬉しいらしく、他のメンバーも用がないのに顔を出したりしているとのことです。
そうしたら立石は西辺に楽曲の事にお礼を言うと、龍之介は何の事かと聞きます。
立石は西辺はヘッジホッグスのデビュー曲を作ったとの事だからOP曲の作曲とアレンジをお願いしたと言うのです。
しかし、西辺は自分は無名の身である事が分かっているから、他の子に頼んでほしいと立石に言ったが断わられたと言いました。
立石曰くこのアニメはそんじょそこらのアニメにしたくなく、どうせやるならオンリーワンを目指すとの事でした。
その話を聞いた龍之介はアニメ関係者が勝負師が目を覚ましたと言っていた事を思い出しました。
そして若葉に歌唱力の方は如何なのかと言うと、自分でも上達したかどうかがよく分からないと答えたので、龍之介は不安に思うのです。
しかし、ヘッジホッグスの面々は小雪のおかげで時間がないわりに上達したとお墨付きを与えました。
それに小雪が勝手にハモリを入れたり、ヘッジホッグスの面々がバックバンドをしたりしている事を知った龍之介は一緒にやることは出来ないのかと尋ねたのです。
そうしたら彼らは無言になってしまい、やがて小雪が口を開いて出来るなら一緒にやりたいが無理なのだと言います。
立石も製作委員会には麻由のレコード会社が入っていて、違う会社のヘッジホッグスを参加させるのは無理だと言ったのです。
それでも諦めきれない龍之介は色々調べていく中、小雪の情報から妥協案を見出しました。
それは小雪が引退した後に組んでいたバンドのラビッツを参加させる事でした。
参加できるのはラビッツと若葉が同じレコード会社に所属していたからでありました。
しかもヘッジホッグスの面々がラビッツの覆面を被って参加したのです。
ヒットマン81話の感想と考察
今回の話は島風と菊池の意見のぶつかり合いの話になると思いましたが、もののあっさり終わった感じだったのに拍子抜けでしたね。
島風は菊池が出来るだけご意向に沿ったキャラクターデザインを見て、まあある程度妥協したのだなと思って折れたのだと思います。
龍之介が島風の事で頭を悩ませている間にも、若葉の方はかなり進んでいたようですね。
ヘッジホッグスの面々が短時間とはいえ、ある程度上達したと言っていましたので初期の頃よりは上達したのだと思います。
それに毎度毎度の事ですが、龍之介には驚かされますね。
まさかヘッジホッグスの面々をラビッツとして参加させるとは、これから先誰もしようとしないでしょうね。
次回82話はレコーディングがメインの話ではないかと思われます。
若葉もヘッジホッグスの面々も準備万端の状態にありますので、やるのではないでしょうか。
若葉はヘッジホッグスの面々の指導によって初期の頃よりは上達したと思いますが、それはあくまで練習であります。
それ故に本番のレコーディングでは緊張して上手く歌えない可能性が高いでしょう。
しかし、小雪達から励ましを受けてこれまでの練習の日々を思い出して、何とか歌いきると言った感じになると思われます。
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