2020年2月17日発売の週刊少年マガジン2020年12号で、『ぼくたちは勉強ができない』147話が掲載されました。
ぼくたちは勉強ができない147話は、うるかが大雨の影響で予定が前通しされ、卒業式に出られない事になってしまった事は成幸達の耳に入ったのです。
成幸はうるかの夢を邪魔しないためにもこれで良かったのだと自分に言い聞かせます。
しかし、文乃と理珠の言葉を受けて改めてうるかに会いたいという思いを強め、彼女達の後押しを受けて動き出したのです。
果たして、成幸は間に合う事が出来るのでしょうか。
本記事では、ぼくたちは勉強ができない147話『泡沫の人魚姫は約束の[X]に濡つ⑥』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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ぼくたちは勉強ができない147話のあらすじネタバレ
雨が降る中、卒業式前にうるかが大雨の影響により予定が変更された事で卒業式に出られない事が成幸達の耳に入ります。
水泳部の女子生徒達は水泳が大事なのは理解できるけど、卒業式をすっぽかすなんてと呟くとそれを聞いていた成幸は落ち込んでおり、元気なくそうかと呟いたのです。
その頃、うるかは空港へと来ていましたが、少し後ろめたい気持ちがあるのか不安げな表情をしていました。
母親はうるかに卒業式に出なくて本当に良かったのかと聞くと、うるかは予定が変更になったんじゃ仕方ないと言って割り切ったのです。
そして学校ではそろそろ卒業式が始まろうとしている中、成幸はトイレへと向かいます。
トイレに行って顔を洗っていると、成幸は仕方ないと、これで良かったのだと思っていたのです。
うるかは告白の返事はいらないと言っていたし、未春も恋はスポーツ選手には邪魔だって言っていたし、自分に出来るのはうるかの邪魔はしてはいけないと思う成幸。
トイレから出てくると理珠が現れ、成幸はどうしたんだと尋ねると彼女は成幸に近づいていき、自身の胸を当てながら抱きしめるとキスしていいかと尋ねます。
そうしたら成幸は顔を真っ赤にし、心臓をバクバクさせながらそういうのは軽々しく言っては駄目だと言ったのです。
そうしたら成幸は誰が好きなのかと、うるかは告白したのにどうして返事をしないのかと聞く理珠。
成幸が理由を言おうとすると、理珠は人の幸せを決めるのに他人の物差しは関係ないと言って何をします。
その何かをされた成幸は顔を真っ赤にすると、理珠は全て軽い冗談だと、うるかの幸せを言い訳にしてはいけないと言って去っていったのです。
続いて後ろから文乃が現れて、成幸を驚かせました。
そして成幸に本当に何かしたいのか見つかったのかと尋ねる文乃。
文乃が前に何かやりたい事を見つかったら応援すると言っていた事を思い出した成幸は、うるかに会いたいと今にも泣きそうな顔をしながら言ったのです。
その言葉を聞きながら文乃は成幸が風邪をひいた時にうるかと呟いた事から彼女に嫉妬してキスしようとした時の事を思い出します。
あのままだったら自分はもやもやした気持ちを抱えた嫌な子になっていたけど、うるかの心のままに動いてよと言う言葉に救われたと心の中で呟く文乃。
それ故に心のままに成幸が下した答えを応援しようと心の中で決意し、全力で応援すると言いました。
そのためにもうるかがいる空港に行かないといけませんので、文乃と理珠は成幸を行かせるために、こちらにやって来た先生達の足止めをしようとするのです。
理珠は藤田先生にナビエ・ストークス方程式に関する質問をし、文乃は国分先生に卒業式で読む答辞を書いたから読んでほしいと言って足止めします。
質問された藤田先生はパニック状態になり、答辞を読んだ国分先生は大号泣したのです。
成幸に幸せにさせてもらったから今度は自分達が成幸に幸せにしてもらう番だと言う2人に、成幸は感謝してうるかの元へと向かうのです。

ぼくたちは勉強ができない147話の感想と考察
今回、成幸のためにうるかの元へ行かせようとしていた文乃と理珠ですが、内心では成幸はうるかの事が好きであり、自分達に振り向く事はないんだろうなと察していたのではないでしょうか。
それ故に文乃は少し泣きそうになっていて内心で大好きな君の答えで笑顔で受け止めると言っていましたし、理珠も描写には描かれていませんでしたが成幸にキスをしたのだと思います。
だから成幸やうるかのために、2人は足止めをしようとしたのでしょう。
先生達に対する質問を聞いていたら改めて文乃は文系、理珠は理数系の天才だなと成幸同様に改めて思いましたね。
そして成幸はうるかの元へと向かおうとしていますが、無事に到着してほしいです。
次回148話はうるかの元に向かう成幸ですが、思わぬハプニングが続出する事になります。
以前、試験の際に成幸が犬を助けようとした時、負傷すると言うハプニングがありましたので今回もそんなハプニングが起こるのではないかなと思われるでしょう。
今は大雨が降っている状況ですので、恐らく強い風も吹いていると思われます。
それ故に深い水溜りを踏んでしまったり、飛んできた物にぶつかってしまったり、傘が壊れてしまったり、タクシーを呼んだら渋滞に引っかかって中々進めなかったりと言うハプニングがあるのではないでしょうか。
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