2019年10月30日発売の週刊少年マガジン2019年48号で、『HERO’S』3話が掲載されました。
HERO’S 3話は、ナツとシキがオアシスことDB(ダークブリング)を探していると思った竜人(ドラゴンレイス)のジャヴァとジュリアは彼らと戦います。
想像主はDB(ダークブリング)の闇に染まってはいませんでしたが、自分達の力で生きていく事を決め、ハルに渡そうとします。
しかし、闇に染まっていたのは弟子のシンラで、DB(ダークブリング)を奪い取って欲望のままに利用します。
その魔の手は、ナツ達を探しているルーシィ達にも迫っていました。
果たして、彼の暴走を止められる者はいるのでしょうか。
本記事では、HERO’S 3話「Rebel(反逆者)」のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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HERO’S 3話のあらすじネタバレ
竜人(ドラゴンレイス)のジャヴァとジュリアと出会ったナツとシキ。
ナツは彼らからドラゴンの匂いを感じ取っていました。
対する彼らは戦う気満々で、ジャヴァはナツに蹴りを繰り出すもナツは俊敏な動きで回避します。
ナツはまだ状況が分からない状態ですが、喧嘩を売ってきたと思っていました。
それ故に、その喧嘩買ったと言わんばかりに炎を纏った膝蹴りをジャヴァに叩き込みます。
かなり吹っ飛ばされたジャヴァは受け身を取りつつかなり驚き、シキは凄いと言います。
そんなシキの背後を取ったジュリアはバックドロップを叩き込みます。
しかし、シキは重力で浮かせると動揺するジュリアを投げ飛ばしました。
ジュリアは受け身を取るとシキの事を褒めると、シキもまた彼女の技を褒めます。
一方、ナツとジャヴァはお互いに炎のブレスを放ちますが、威力が互角でしたので相殺に終わります。
ジャヴァはナツを竜人(ドラゴンレイス)かと、ナツはジャヴァの技を滅竜魔法かと言います。
戦いを見守っていたハッピーは今日は変な人といっぱい会うと呟きました。
その頃、神殿ではハルが想像主にDB(ダークブリング)の危険性について語っていました。
話を聞いた想像主はオアシスの力でかっこよく着地を決めると、想像の力は素晴らしいものだと言います。
弟子のシンラは渡しては駄目だと叫びます。
しかし、想像主は彼の言葉を無視してこの力を使って多くの人を救ってきたと述べ、ハルは壊しづらくなったと呟きます。
そしてこれからは自らの力で生きていくと言いつつ、DB(ダークブリング)を壊すと島に影響するかもしれないと言う想像主。
そうしたらシンラがナイフで想像主を刺して、DB(ダークブリング)を奪い取りました。
ハルは彼の元に向かいますが、シンラの放った光によって後退させられます。
そして想像主ことマシュマーの時代は終わり、自分が想像主になると言い放ったシンラ。
この事から彼がDB(ダークブリング)の闇に支配されたと感じたハル。
シンラはDB(ダークブリング)の力で宝を生み出し、ハルの周辺の地面を崩して彼を下層に落としました。
落ちた先で仲間と合流したハルは、一度撤退するように言うのでした。
崩壊の影響で捕まっているホムラ達も巻き添えを食いそうになっていました。
ホムラは素早く動いたので生き埋めにならずに済みましたが、ワンダフルと一夜は完全に生き埋めとなりました。
その頃、ナツとシキを探しに、ルーシィ、レベッカ、グレイ、エルザ、ウェンディ達が町へと来ていました。
その途中でピーノが未確認生物を見つけたと呟きますが、それはヒトデでした。
ヒトデくらい何処にでもいると冷たく言い放つシャルル。
2人に近づくウェンディの足に何者かの触手が絡みついてきたので、エルザは剣を出現させて触手を切り裂きました。
しかし、触手はうじゃうじゃと出始めてきたのでルーシィとレベッカは涙目で触手責めだと呟きます。
触手を生み出していたのはシンラで、これは男にとっての夢だと語ります。
そして今の自分はDB(ダークブリング)の力で何もかもが思うままだと豪語して、自らの姿を変えようとします。
やがて、シンラはエルザの想い人であるジェラールの姿になると自分の名をジェネシスにします。
そして、この世界を自分の思うままにしようと目論むのでした。
HERO’S 3話の感想と考察
予想通り、シンラがDB(ダークブリング)を奪っていきましたね。
1話と2話の時からの言動から怪しいと感じていましたが、遂に動いた感じがしましたね。
これまでは想像主ことマシュマーは皆のために想像の力を使っていました。
しかし、シンラは己の欲望のための力を使い始めましたのでこれはかなり厄介だなと感じましたね。
想像の力を使えるという事は、様々なものを無限大に生み出せる等力を使える者の思うがままです。
恐らく一部だとは言え、神殿が崩れたのでジャヴァ達と戦っているナツ達もこの異変に気付くはずです。
そしてナツ、シキ、ハルが合流する展開になるかもしれませんね。
次回はオアシスと言うタイトルですので、恐らくハル達に助けられたマシュマーからオアシスを手に入れた話が明らかになるのではないかと思われます。
DB(ダークブリング)を手に入れる前のトゥルーアイランドは、何らかの理由で活気が無かったのではないかと思われます。
それを憂いていたマシュマーがDB(ダークブリング)を取りに行き、想像の力で皆を幸せにしていたと思われます。
これを聞いたハル達がDB(ダークブリング)を持ちながらも、皆の事を考えていたから闇に染まらなかったのだと納得する展開があると思います。
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