2022年8月4日発売の週刊ヤングジャンプ2022年36・37合併号で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』262話が掲載されました。
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜262話では、ある日、圭は外出中に御行から電話が来たので対応するのだが、色々とお節介を焼いてくる兄に苛立っていました。
しかも御行がいなくなったことで、食事も寂しいものとなっていて、その事に父親は嘆いているのを聞いてこれにも苛立つ圭。
そんな中、かつて一緒に暮らしていた母親から食事の誘いがありました。
果たして、圭は会うのでしょうか。
本記事では、かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜262話『白銀圭の最終回』のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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かぐや様は告らせたい262話のあらすじネタバレ
ある日の夏、圭は千花の妹の萌葉と共に出かけていた際、御行から電話が出たので対応するも、お節介を焼いてくる兄に対して苛立ちをぶつけまくる圭。
そして圭は食事の時も苛立っていたのです。
これまでは御行が担当していましたが、今は圭が彼の代わりに料理を作っていました。
しかし、彼女が手掛ける料理は惣菜ばっかりだったのです。
それ故に父親は御行の料理を懐かしく思っていて、その事に圭は、そんな不満があるなら自炊しろ、とキレました。
しかし、父親は料理はこの際どうでもよく、本音は御行を含めた家族と共に食事がしたかったのです。
その事に呆れている圭の元にかつて一緒に暮らしていた母親から食事の誘いのメッセージが届いたのです。
後日、圭は母親に会いに行き、一緒にレストランで食事します。
母親は圭をそのまま大人にしたような外見をしていたのです。
母親は圭から今の現状を聞くと、自分は2人がちゃんと暮らせているのなら文句はないし、自分も嬉しい、と言いました。
母親はかなり現実主義者であり、強欲な部分があり、彼女は愛を打算的なものと考えているので、圭や御行は彼女の考えを受け継いでしまい、純粋な愛を否定するようになってしまったのです。
そして本題に入るかの如く、母親は圭に対して、上海に繋がりを持つことが出来たし、共に渡航しないか、と誘いました。
これまで母親は父親の経営に口出ししていて、基本成功させていたのです。
父親の会社が潰れたのは、父親が母親の人員を削減すると言う命令を拒絶したからであり、その事から圭は、母親の言っている事に間違いはない、と思っていました。
母親も圭が一度自分の元を去っている事を踏まえて、圭が大人になるまでは夫を持たない、と約束します。
しかし、圭は母親の提案を拒否したのです。
その理由は、この話を自分じゃなくて、御行に対してするべきだった、と考えていたからです。
母親は、子供が多いと仕事の効率が良くないし、だから女である圭を引き取ったのだ、と答えると圭は、それは分かるけど、御行は見捨てられたと感じている、と言いました。
対する母親は、御行を父親の元に置いていった事で成績優秀になったし、そもそも彼を苦しい環境下に置かないと実力を伸ばせなかった、と語ります。
実際、間違っていないので圭はぐうの音も出なかったがそれでも絞り出したのが、自分達は勉強とか就職とかそういうのではなく、母親から与えられる純粋な愛を求めていた、と言ったのです。
しかし、そのような愛を母親は理解しようとしませんでした。
そんな彼女に圭は、自分が成人したらこのように食事しよう、その頃には自分は母親と対等な形で会話が行える筈だから、と言いました。
家の近くまでやって来た圭の元に御行から連絡があったのです。
御行は母親のインスタを確認して、それがとても悲しい内容だったので何かあったのかと踏んで圭に連絡してきました。
心配している御行に対し、圭は邪険に対応するのでした。
こうして彼女の物語は終了しました。
かぐや様は告らせたい262話の感想と考察
圭は母親との仲が悪くなって、父親の元へと来たと言う事になっていますが、このように食事をしていた事からそれ程嫌っては無かったのかなと思います。
母親の発言から、父親の元を去ってから別の男性と恋仲になっていた可能性があります。
その男性が圭と上手く行かず、やがて今のように反抗期を迎えて、母親とも険悪になっていったから圭は出ていったのでしょう。
そして母親からの提案を拒んだのも、彼女と一緒に行くのが最善と考えながらも、一緒に行ったら純粋な愛は得られないし、逃げる事も容易くなくなると思ったのからではないかなと思います。
母親も圭が言っている愛を理解しようとしませんでしたし、仮に提案に乗っても同じことの繰り返しだったんじゃないでしょうか。
次回から今回のように登場人物達の物語が終わるような話になって来るんじゃないでしょうか。
今回は圭がメインの話でしたが、彼女がメインである話は終了すると言う事なのだと思います。
脇役として出てくるとは思いますが、彼女が主役の話はもうないのでしょう。
それ故にこれからは千花、伊井野、石上と主要人物の最終回の話が続き、最後に御行やかぐやの最終回へと繋がっていくんじゃないかなと思います。
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