2022年7月14日発売の週刊ヤングジャンプ2022年34号で、『カタギモドシ』3話が掲載されました。
カタギモドシ3話では、相沢がカタギモドシについて何か知っていると感じた魚目は門紋の力で無理矢理聞き出そうとします。
そうしたら温厚な山羊が大声を発して、こんな強硬な手段に出る気かと言い放ち、魚目は時にはそういう事も必要だと言い返したのです。
しかし、最終的には山羊の圧力に押されたので、引き下がりました。
山羊はカタギモドシに会って共同戦線を張りたいと伝えつつ、改めて彼について何か知らないかと相沢に聞きます。
果たして、相沢は何と答えるのでしょうか。
本記事では、カタギモドシ3話のあらすじと感想を紹介していきます。
※ここから先はネタバレ注意です。
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カタギモドシ3話のあらすじネタバレ
魚目は相沢がカタギモドシについて何か知っていると察し、門紋の力を発動させて無理矢理にでも情報を吐かせようとします。
そうしたら温厚な雰囲気を出していた山羊が大声で魚目の名前を叫ぶと、自分の指示に従わずに掟まで無視するのか、と問い詰めると、現在指示だの掟だのに縛られている場合じゃない、と反論する魚目。
獄導と同類に成り下がるつもりか、と憤怒の表情をしながら言う山羊を見た魚目は相沢を尋問するのを辞めました。
山羊は何時もの表情に戻って相沢に対し、部下の非礼を詫びると共に、カタギモドシの情報をちゃんと話してほしいのは事実、と言います。
その理由は獄導達が、カタギモドシに対抗するために同盟を組んでいて、多数の獄導を相手にすると言う事はカタギモドシにとっては危険だからでした。
話を聞いた相沢は、命を奪うとかじゃないのか、と聞くと山羊は、自分達は彼と接触して共同して立ち向かいたい、と言いつつも先程と同じような怖い目で、何か情報を持っていないか、と聞くと相沢は、何もない、と答えます。
翌日、草助は無害な生徒を装いながらせっせと清掃活動をしていたのです。
一通り綺麗になった通路を自分はよく頑張ったよなと言うような目で見ます。
そうしたら不良の一人が草助にちょっかいをかけようとしてきたのだが、相沢が現れて追い払いました。
そして草助と共に屋上へと行き、獄導犯罪対策本部の事を伝えると共に、妹を人間に戻せる獄導がいるかもしれないから、同盟を結んでくれ、と相沢は言い、そうすれば自分がこれまで集めた情報を渡す、と言います。
草助は、僅かな情報では意味ない、と言うが相沢は、源さんの元で動いていた時以外でもあちこちの獄導の情報を得ていたし、もし獄導が奇襲してきたら情報があれば対処できるのではないか、と言います。
そして草助の知る情報と自分が知る情報を使えば何とかなるんじゃないか、と言う相沢。
対する草助は、まさかここまで頭が悪かったとは、とカタギモドシの時の本性になり、相沢を吹っ飛ばしました。
吹っ飛ばされた相沢は、突然何をするんだ、と言うと、前にも言ったが相沢はただ自分のために操られる存在だから、手は組まないし、そちらが持っている情報を全てこちらに引き渡せ、と言う草助。
相沢は断るのだが、草助は彼の左手の小指の骨を折りました。
草助は、誰かと組んだらその人物が裏切ってこちらの知る情報を渡してしまうかもしれないし、それ以前に獄導の世界では一人でいた方が色々やりやすい、と言って、無意味な怪我をしたくないなら情報をこちらに渡せ、と言います。
そうしたら相沢は、自分が本当にぺらぺら情報を喋るような奴かどうか確認すればいいし、それで誰にも話さなかったら手を組め、と言い放ったのです。
そして学校の屋上で凄まじい音が鳴り響き、屋上はぐちゃぐちゃとなっていて、完全にボロボロになって気を失っている相沢と呆れた言動をしながら身だしなみを整える草助だけがいました。
カタギモドシ3話の感想と考察
まず、獄導犯罪対策本部がカタギモドシを捕まえるのではなく、保護するのが目的だったみたいですね。
前回の魚目の行動から、絶対に捕まえようとしているんだなと感じていたので驚きました。
どちらかと言えば、獄導の門紋を消せる存在であるカタギモドシと組んで、獄導を壊滅させようとしている感じです。
そして温厚な山羊も魚目に対して滅茶苦茶怖い顔をしながら注意していましたね。
こういう人物程怖いんだなと言う事を実感しました。
獄導犯罪対策本部の人間だからこそ、ああいう感じになるんかなと思いますね。
そして相沢は草助の事を改めて彼らに伝えなかったのは、助けてもらった恩があるからなのでしょう。
草助は仲間を作らずに一人でやってきて、裏切られる可能性があるから仲間を作ろうとしない事が分かりましたが、獄導が手を組んでいる事も知っているのだからそれでも仲間を作らないのは過去に何かあったのだと思います。
勿論、猫を被っている状態の彼なら誰もカタギモドシであるとは気づかないので、それで数が多くても誤魔化しつつ、奇襲できると踏んでいるのもあるし、実力的にいらないからなのもあるのでしょう。
しかし、それでも仲間を作らないのは実際に裏切りがあったのだと思います。
次回どうなるのか気になりますね。
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